『異端者の快楽』、『無趣味のすすめ』と続いたあと、
どうしても龍さんのフィクションが読みたくなって
車のトランクに入れっぱなしにしておいた『空港にて』。
コンビニや居酒屋や公園やカラオケボックスや空港で、
それぞれの語り手がとてもゆっくりと切り取ってゆく
状況や心理。
著者があとがきで書いていたように、この連作短篇に
共通しているキーワードは「希望」だと思いました。
私は「カラオケにて」と「空港にて」が好きです。
超個人的な感想ですが、「空港にて」を読み終えたとき、
「ユミヨシさん、朝だ」という科白が、久しぶりに
井戸の底からぽっかりと浮かんできました。
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先々週から始まったテレビドラマ の原作ですね。
昨年は「ゴンゾウ」にハマったのですが、
今回の主人公も内野聖陽です。
原作の倉石義男と内野とは、年齢設定も
容姿も異なります。まだ第2話しか観て
いないのですが、テレビドラマはテレビドラマなりの
面白さがあって、このさき楽しみです。
倉石は検視官です。
現場に駆けつけ、その死体が自殺なのか
他殺なのかを、死体や状況から推察します。
いわゆる警察モノですが、殺し方や
死に方の推理とは別に、生き残った者、
死んでいった者それぞれの人間の描かれ方が
素晴らしい。
私の体質かもしれませんが、直接的なビジネス本や
ハウツーものを読むよりも、フィクションからのほうが
仕事に応用できる考え方や行動様式が素直に「入ってくる」
ように感じます。
一般的なことなのかな。。?
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ちなみに私の着メロは、いまでも↓これです。
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