アイホール問題その⑤ 文化施設存廃をアンケートで決める? | おおつる 求 ブログ

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みんなちがって、みんないい。
大津留が見た・聞いた・感じた・考えた事を、徒然なるままに。。


議員に配布された資料

 

 

さすがに驚いた。

 

先月30日、演劇関係者や市民が

アイホール用途転用問題について、

存続と対話を求める署名を提出した際、

「市民の声を踏まえた対応が必要」と

今後の方向性を問うアンケートを

実施する考えを市長が示したことは、

報道で知っていた。

 

毎日新聞より

 

ちなみに市民意識調査は、

無作為抽出3000名のうち、

回答率は高くて半分くらいだ。

 

 

市が計画や指針を作成する際、

市民意識調査の結果をもとに

傾向を把握することはよくある。

 

例えば

公共施設のあり方に関する市民アンケート調査

 

 

ただアイホールについては、

市の文化振興に関する指針がある。

それをもとに議論しなければ。

市の文化振興施策指針(2018年作成)

 

 

特定の文化施設の存廃を、

アンケート調査することは

馴染まない。

 

そんな予算を可決した覚えはない。

 

 

そして議員の仕事7年目だが、

こんな市民意識調査は

見たことが無い。

 

だから市は

そんな事はしないと思っていた。

 

 

ボクの認識が甘かった。

 

「市民の意見を聞いて!」

とのことなので、

市民の意見を聞きます、

という理屈、らしい。

 

 

 

 

 

 

 

【市民意識調査概要】

*18歳以上の市民3千人

*ハガキ通知

      →Webアンケート

*Webアンケートには、

  ハガキにあるID入力が必要

*9月10日 はがき送付

  9月27日締め切り

*11月に結果公表

 

 

アンケート回答フォーム

 

 

アンケートするなら、

統合新病院とか、

コロナ禍での困りごととか

ふさわしいものがあった。

 

でも、しなかった。

 

 

今回の市の進め方には

違和感を抱かざるを得ない。

 

 

少し立ち止まって、

慎重に考えるべき課題だと思う。

 

 

 

《参考》

伊丹市立演劇ホール(アイホール)問題

 その①

 

アイホール問題その②

 議会質問から見えたモノ

 

アイホール問題その③

 サウンディングと今後の流れ

 

アイホール問題その④

 平田オリザさんのお話を聞いて