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市立病院と統合予定のはずが…

兵庫・伊丹の病院、診療休止を検討

市立病院と統合予定のはずが…兵庫・伊丹の病院、診療休止を検討 | 毎日新聞

 

 

毎日新聞が配信で、

市立伊丹病院と統合する

近畿中央病院が今年度で

診療休止を検討していると

市に伝えている、と報じた。

 

 

市立伊丹病院と公立学校共済組合近畿中央病院の統合に関する基本協定書(2020年4月)

 

 

遡ること4日前

中田新市長がXに投稿した文章。

(一部抜粋)

 

中田慎也ー伊丹市長ー
@s_nakata_net

 

伊丹市としては、近畿中央病院の閉院は誠に遺憾であり、これまでも統合新病院の開院まで診療を継続していただくよう、公立学校共済組合に対して繰り返し要請を行ってきました。しかしながら、その意向が受け入れられることはありませんでした。

1:19 PM · May 10, 2025

 

 

 

力強い姿を見せたいのだろうが、

信頼関係をぶち壊すような投稿に

ボクはとても危うさを感じた。

 

 

ひとりの議員ではない。

伊丹市トップの投稿だ。

 

 

 

 

統合新病院問題は、

本市の最重要課題。

 

 

当選後、中田市長は、

幹部職員からレクチャーも受け、

近中が閉院方針をだしたことや

それに至る経緯や両者の苦労を

理解している、はず。

 

 

この難題に対し

公立学校共済組合と連携し、

近隣病院や医師会と調整し、

市民や近中職員への影響を

最小限に抑えることを考える立場。

 

その先頭に立つべき立場。

 

 

その市長が。

強い不満や非難を含む表現

「誠に遺憾」を太字で使用した。

 

 

それも閉庁日に。

それも一方的にXで。

 

 

**********

 

そもそも。

 

独自建替えの意向であった

近畿中央病院を経営する

公立学校共済組合に対し

声をかけたのは「伊丹市」。

 

 

 

そもそも。

 

今年度開院で始まった事業。

計画通りなら、

統合新病院が開院しており

今年度で近中は閉院していた。

何も問題無かったこと。

 

 

 

 

それが。

 

2度にわたる入札不調で、

当初予定から約10か月の遅れ。

2026年8月の開院に変更。

 

統合新病院について2023年06月16日

 

 

 

 

 

その後。

 

土壌汚染対策工事が必要と判明。

2027年度後半に再変更。

 

想定以上の土壌汚染。工期にも影響。 2025年01月27日

 

 

 

様々な事情により、

当初より約3年遅れる、

現時点で。

 

今後も予断を許さない。

 

 

毎年数億円赤字の近中。

その影響は計り知れない。

 

近中医師や職員の

人生設計も狂い続けている。

 

 

**********

 

 

市トップが一方的な表現で

投稿をすることで生じる

影響や混乱を考えたのか。

 

 

今後の近中跡地への

回復期病院誘致への影響が

無いことを確認したのか。

 

 

 

疑問でならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

趣味はバイクツーリング

 

 

参議院選挙兵庫選挙区から

社民党公認で「きし文男」さんが

立候補表明をしたことで、

報道各社からメールで調査票がくる。

 

 

生年月日や住所、出身地、

所属政党や学歴・職歴、

尊敬する人、座右の銘、

選挙歴、主要施策・・・・。

 

 

社によって特徴があるが、

中には、こんな情報いる?

という質問もある。

 

 

 

 

 

その代表的なモノが

家族欄だ。

 

家族の名前・生年月日・職業

 

ちょっとまって。。

 

挑戦するのは、

きし文男さん。

 

家族の名前や
誕生日・職業を聞いて
どうするのだろうか?

 

 

 

 

 

ある社は、両親の名前と

何番目の子どもかを聞くって。

 

占いでもするつもり?

 

 

 

 

また、ある社は「宗教」欄が。

ここまでくると笑ってしまった。

 

ホント、聞いてどうするの??

 

 

 

 

そして気になったこと。

 

 

 

昭和時代ならわかるけど。
 

性的少数者の権利が保障され、

性的マイノリティ議員も

活躍している現代。

 

 

性別欄で

男か女を選択させるって。

せめて空欄記入式にしては?

 

 

そんなことを

エクセルフォームにツッコミながら

キーボードをたたく日々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第27回参議院議員選挙が

7月におこなわれる。

 

社民党は兵庫県選挙区から

県連合 国政対策委員長

来住文男(きしふみお)さんを

公認で擁立することを決めた。

 

 

**********

 

 

野党第一党であった日本社会党が

1996年1月に改称した社会民主党。

 

それから約30年弱。

 

土井たか子さんをはじめ、

国会議員3名いた時もあったが、

参議院選挙兵庫県選挙区に

候補者を擁立したことが無かった。

 

ということで、

社民党としては初めての擁立。

 

調べてみて驚いた。

 

 

**********

 

 

 

5月7日に兵庫県庁で記者会見。

想像を超える注目度で、

用意した資料が足りない状況。

 

そんな中で来住さんは、

冷静に、それでいて熱く

自らの想いを語った。

 

 

来住さんは1960年姫路市生まれ。

1978年、日本国有鉄道入職。

同時に国鉄労働組合に加入。

 

国鉄分割民営化に直面する。

 

1987年、国鉄分割民営化に伴い、

JR東海に入社。今年まで勤務した。

 

 

**********

 

 

『希望を運ぶ政治』

 

私は47年間、国鉄・JRで働き、

新幹線線路の保守管理を

担当してきました。

 

その途中、

国鉄分割民営化を経験しました。

 

反対した多くの組合員は、

新会社に採用されませんでした。

 

また採用されても

輸送業務仕事から外されました。

 

分割民営化を進めた自民党は、

「ローカル線は無くさない」

「ローカル優先のサービスに徹する」

と謳っていましたが、

全国各地で赤字ローカル路線が

廃線にされています。

 

地域の人々の生活を支える

ローカル線が無くなれば、

地域社会が潰れてしまいます。

 

少子高齢化、

過疎化が深刻化した今こそ、

政治の責任で

地域の交通を守らねばならない。

その思いで、

国政への挑戦を決めました。

 

今年はJR福知山線脱線事故から20年。

利益重視の経営と、

社内ハラスメント体質が、

運転手にプレッシャーをかけ、

事故の原因となりました。

 

兵庫はパワハラ問題で揺れています。

人々が安心して暮らし、

働ける社会を作るためにも、

政治の場からハラスメントを

無くしていかねばなりません。

 

私、きし文男は

『希望を運ぶ政治』を創っていきます。

 

きし文男

 

 

 

**********

 

 

報道によると

7月2日公示、

20日投開票が有力

と言われている。

 

護憲平和、脱原発、反差別、

がんこに平和

ミサイルよりコメを!

 

ぶれずに、こびずに

しなやかに、粘り強く。

 

 

今回も暑いんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月6日告示、13日投開票の

伊丹市長選挙に全力投球。

 

そんな中でも、

議員や地域の仕事はある。

 

4月の出来事アレコレ。

 

 

 

 

5日 香害の勉強会

「悪いのは患者ではなく

化学物質のほうだよね」

って、ほんとその通り。

 

 

 

 

6日 市長選告示

宝塚市長選と同じ日程で。

両方とも3候補者の闘い。

 

 

 

 

8日 小学校入学式

地元の南小学校に参加。

新入生の自由さがたまらない。

 

 

 

 

9日 中学校入学式

先月、小学校で卒業式した子が、

数週間で立派な中学生に。

 

 

 

 

11日 「有志の会」と担当課懇談会

大手前大跡地の大型マンションの件で

「稲野町の住環境を守る有志の会」と

担当課との話合い。

 

 

 

 

12日 稲野自治会総会

議長を務める。

予算について意見が出て、

執行部が対応を協議。

修正案がだされ全会一致で採択。

 

 

 

 

13日 阪神土建労組定期大会

投票を終えて西宮へ

阪神土建労働組合定期大会出席。

来賓の一人が大臣だったため、

たくさんのSPも会場に。

 

 

 

 

13日 高橋候補 次点

僕たちの力不足。

結果は真摯に受け止め、

議会対応を考えなければ。

 

〔市長選雑感〕

真の勝者はダレか。

 

ジェンダーバイアスという壁

 

「斎藤知事を支持しますか」って、いる?

 

 

 

 

18日 連合さんと懇談会

 

 

19日 久しぶりのランニング

暑くなりましたね。

熱中症気味に。。。

 

 

24日 中田新市長就任

 

 

 

 

25日 尼崎JR脱線事故20年

カリヨン前で追悼行事。

行き過ぎた効率化・利益至上主義、

「国鉄分割民営化」を考える。

 

 

 

 

27日 第96回伊丹地区メーデー

晴天の下、昆陽池公園に

働く仲間が集う。

 

 

 

 

29日 社民党兵庫県連合定期大会

「今だけ、カネだけ、自分だけ」

そんな社会傾向が強まってますが、

違う選択肢をキチンと示せるか。

社民党の存在意義が問われている。

 

 

 

 

衆議院選挙から兵庫知事選で

今年は伊丹市長選からの

尼崎市議会議員選挙の後は

真夏の参議院選挙。

 

定期大会議案書をみながら、

選挙続きだなぁ、と改めて。

 

 

 

暑くなってきているだけに

体調管理をしっかりしたい、

と考える今日この頃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「斎藤知事を支持しますか?」

 

今回、街頭で良く聞かれた。

本人も私たちスタッフも。

 

高橋さんがどちらであろうと

市長選挙には関係ないのにね。

 

 

**********

 

公益通報者保護法や

全会一致の不信任決議、

斎藤知事再選、

百条委員会や第三者委員会、

一部議員の許されない行動、

今も続く誹謗中傷・・・

 

一年以上続く兵庫県問題。

 

 

個人的には思う所はあるけど。

(ホント、たくさんある)

 

巻き込まれるのは避けたかった。

 

 

**********

 

どんな伊丹を目指すのか、

そのために誰を選ぶのか、

そのための選挙。

 

市長として仕事をするには、

兵庫県の協力は不可欠。

好き嫌いで仕事は出来ない。

 

もちろん斎藤知事も、

そうでなくては困るわけで。

 

 

そこまで話したら、

大概の方は「そうだね」と

納得しておられた。

 

 

 

神戸新聞NEXT より

 

 

**********

 

 

 

 

おまけ

 

N国が立候補するのでは、

というネットニュースがあった。

 

斎藤知事が〇〇候補を応援、

という話もあった。

 

「後継指名はしない」とした

現職市長が〇〇を応援している

という情報も。

 

 

ただ私たちは

「高橋選挙をやり切る」だけ。

 

ステキな候補者

高橋さんを多くの方に

知ってもらいたい、だけ。

 

 

ワイドショーネタや噂などに

興じる時間は無かった、

正直。

 

 

**********

 

選挙が終わって一週間。

彼女が決意して2ヶ月ちょっと。

 

振り返ると

本当に様々な体験をした。

 

社会に生きる人々が

色んな意味で「見える化」された。

 

 

**********

 

高橋さんには

まずはゆっくり休んでもらい、

心身ともに回復してもらい、

今後について

じっくりと考えて欲しい。

 

なんかワクワクすることが

始まるような気がする。

 

 

**********

 

暑くなってきた日々。

 

ボクは市議会議員として、

次の準備を始めなければ。

 

高橋さんがいなくなった

大きな穴を埋めるためにも。

 

仲間と協力しながら。

 

 

 

この間、たくさんの方々に

ご協力いただき、

助けていただいたこと、

心から感謝しています。

ありがとうございました。

 

そして今後も

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんなは主権者なんだよ」
子どもとの会話も多かった選挙

 

 

「子ども4人もいて出来るの?」

 

「市議2期5年の経験で大丈夫?」

 

「市長になった後が心配だけど」

 

 

高橋さんが立候補を決意した後、

そして選挙期間中も含めて、

何度も聞かれたことだ。

 

それも悪意無く言っているだけに

余計にタチが悪い。

 

 

知らない方からは想定内だったが、

高橋さんの実績を知っていて、

応援してくれている年配の方から、

こんな言葉を聞くことになるとは。

想定外だった。

 

 

その度にボクは感情を押さえながら、

笑顔で返答し続けた。

 

「男性でも同じことを聞かれますか?」

 

 

当選した中田さんは

「43歳で子育て中なのに大丈夫?」

と聞かれただろうか。

 

 

**********

 

その前兆はあった。

 

まだ記者会見する前、

社会運動を熱心にしていて

高橋さんの実績をよく知る

年配女性から久しぶりに

電話がかかってきた。

 

 

「高橋さんに勝算はあるの?」

その方は執拗にまくしたてた。

 

「勝てるように協力してください」

と答えると、次がコレだった。

 

「子育て中なのに大丈夫なの?」

「市長としてやっていけるの?」

 

「大丈夫です」

何度言っても引かない。

 

隣に高橋さんがいたので、

電話を代わっておさめてもらった。

 

 

その時に思った。

 

今回の選挙戦は相手の前に、

ジェンダーバイアスとの闘いか、と。

 

2か月間の超短期決戦なのに

想定外の手ごわい「相手」だった。

 

 

**********

 

 

一方で選挙期間中、

たくさんの笑顔にあった。

女性の方々が多かった。

 

自転車で通り過ぎたのに、

戻ってきてチラシを受取る若い方。

 

住宅街では

満面の笑みで街宣車を待ち

力強い応援をくれる方々。

 

高橋あこさんは、

「希望」だったのかもしれない。

 

 

**********

 

今回の市長選挙は

本市で根強く残る

「性的役割分担意識」

とも闘いを強いられた。

 

 

一方で彼女は本市における

「ファーストペンギン」(*)

だった、とも言える

 

(*)

集団行動する群れの中から、

天敵がいるかもしれない海へ、

最初に飛びこむ1羽のペンギン。

 

 

この挑戦を今後に活かすことが

ボク達にも託された大きな課題、

だと思う。

 

あの時、

高橋さんが頑張ったお陰、

と言える社会を創るために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月13日執行の伊丹市長選挙。

31,386票獲得した中田さんが、

新市長に当選されました。

まずはお祝い申し上げます。

 

 

私は高橋あこさんを応援しました。

18,400票頂きながらも次点と

残念な結果でした。

 

 

**********

 

市長選挙に関わりながら、

様々なことを感じました。

 

その幾つかを

ツラツラと書いてみます。

 

 

 

神戸新聞より

 

今回の市長選挙は

5期20年の藤原市長が退任し、

新人3名の闘いでした。

 

明確な争点が無かったといえ、

次のリーダーに誰を選ぶのか、

注目される選挙のはずでした。

 

 

 

神戸新聞より

 

ただ投票率は36.84%。

投票した有権者は1/3強。

 

期日前投票が14,409名。

投票日に投票したのは

45,481名に留まりました。

 

 

棄権された方にも、

それぞれ理由があることは

十分に承知の上で、

あえて書いてみます。

 

 

**********

 

今回の選挙結果を

別の角度から見てみます。

 

有権者数162,568名のうち

中田さんへ投票したのは

「19.3%」だけでした。

 

一方で

「誰でもいいよ、関係無いし」

という「候補者」が、

102,678票で「圧勝」した

と考えることも出来ます。

 

 

政治に関わる者として、

この事象をどう理解するか、

考え続けています。

 

 

**********

 

現在、18歳以上の

日本国籍がある人が有権者です。

 

外国籍の方や18歳未満の方は

社会の構成員でありながら、

その権利さえありません。

 

 

 

 

また歴史的にみると

1945年(80年前)以前は

25歳以上の男性しか

選挙権がありませんでした。

 

先人たちの運動などにより、

20歳上の日本国籍者まで広がり

2016年に18歳となります。

 

 

選挙権は闘いの中で、

私たちが獲得してきた権利です。

 

 

**********

 

「投票へ行きましょう」

今回、私も訴え続けました。

 

投票へ行ってください、と

お願いしている自分に、

モヤモヤを抱えながら。

 

 

選管も期日前投票所を

一か所増やしました。

 

 

それでも有権者は、

63.16%が「投票しない」

と判断しました。

 

 

**********

 

権力によって

権利は簡単に剥奪されます。

 

だからキチンと

権利を行使し続けることが大切。

 

真の当選者は、

「誰でもいいよ、関係無いし」さん

だったのかもしれない。

 

 

 

この現実を心に刻みつつ

民主主義をまもるため

今後も地道に活動していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、やっとボクに慣れてきた。

#保護猫と暮らす

 

 

寒かったり、暑かったり、

雨続きから晴天だったり

三寒四温かと思いながら、

気温をみると夏日に近く。

 

 

 

 

3日 一般質問

 

統合新病院整備状況と近畿中央病院跡地活用

 

市玄関口、JR伊丹駅前のにぎわい創出とは

 

 

 

 

9日 久しぶりにランニング

大阪マラソン以来、
久しぶりのランニング。

頭が整理される貴重な時間。

 

 

 

10日~17日 予算委員会

 

 

 

15日 社民党全国代表者会議@連合会館

夏の参議院選挙に向けて、

全国の代表が東京に。

 

 

 

 

19日 南小学校卒業式

マンモス校の南小学校。

200名弱の6年生が卒業。

みんなに幸あれ。

 

 

 

 

21日 あこミーティング@アイホール

200名を超える参加者。

高橋あこ市議の訴えが響いた。

 

 

 

 

23日 報告会with 高橋あこ

稲野センター集会室には

たくさんの方にご参加いただきました。

 

 

26日 3月議会最終日





29日 大椿ゆうこ集会

社民党副党首であり、

参議院議員の大椿ゆうこさん。

この人が国会に必要だ、と
再認識する。

 

 

 

 

30日 マンション管理組合総会

 

 

 

 

ボクの好きなつけ麺(東京・大崎)

 

 

 

 

伊丹市長選挙は

4月6日告示、13日投開票。

 

 

やさしい街を、

私たちはつくりたい。

 

全力を尽くします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本市は文化会館、音楽ホール、

演劇ホールの「文化3館」の

あり方検討の最終報告で、

文化会館に演劇機能を移転し、

演劇ホール跡はエリア一帯の

活性化に向けて有効活用を図る、

とまとめた。

 

文化3館再配置事業 実施方針の策定

 

 

 

演劇ホール活用については

玄関口であるJR伊丹駅周辺の

都市の魅力創出や活性化に資する

事業運営を民間活力で行うことが

最善と説明している。

 

アイホールがコーヒーショップになる!?

 

 

なぜ「民間が最善」なのか。

 

昨年11月の常任委員協議会で
やりとりしたが、その時も、
そして議事録を読んでも
理解できないことが多いので、
改めてお尋ねする。

 

 

青:質問要旨

黒:回答

緑:意見・その他

 

*以下は抜粋・要約。

*議事録ではありません。

 

*************

 

 

ぎわい創出とは、

具体的になにを指すのか。

 

「点」として存在する施設の

持つ空間の魅力や立地などの

ポテンシャルを活かし、

新たな価値や魅力を生み出すことで、

「面」として日常的な人の往来を

促進し、地域の活気が生み出されて

いくものであると考える。

 

 

 

演劇ホールの立地

 

伊丹の玄関口をどうするか、
自治体にとって大切なテーマ。

それを民間事業者に任せるのは
かなり違和感がある。

 

なぜ民間に任せるのが
「最善」なのか。

 

施設を設置目的を達成する
単なる道具的なもの、

市民活動の場としての提供と

いう視点だけでなく、

市民共有の「資産」として

有効活用しつつ管理していく

視点が必要。

 

民間事業者による新たな用途、

事業運営による活用の可能性が

十分にあるものと、判断。

 

 

「可能性が十分にある」と

「最善」が同義語のフシギ。

 

 

 

 

常任委員協議会において、
民間事業者の公募について、
「社会貢献も盛り込んだ仕様書」

「地域貢献できるような事業者」
という趣旨の答弁があった。


仕様書に何を盛り込み、
どんな事業者を想定しているのか。

 

地域に根付いた活動を行う事業者や、

市内外や年齢を問わず、
多様な目的で日常的に利用して
いただくような事業展開が、
ふさわしいと考えている。

 

しかし具体的に提示した場合、
事業者の提案内容が制限される
可能性があることから、
幅広い事業提案が可能となるよう、
仕様書の条件等は引き続き検討。

 

 

 

 

残念ながら今回の答弁も、
私には難しいものだった。

 

議会に「演劇ホール廃止条例」が
上程されている。

 

伊丹市立演劇ホール条例を廃止する等の条例の制定について

 

 

演劇ホール廃止条例の上程は、
社会貢献も盛り込んだ仕様書で、
地域貢献できる事業者が選定後で
問題無いのではないか。

 

 

伊丹の玄関口にある公共施設を

民間事業者に貸し出すけれど、

仕様書さえ明確にされないまま、
議案に賛同することは、
議員として責任ある行動なのか。

 

疑問は残ったままだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

統合新病院整備事業において

想定を上回る汚染土量が発覚し、

大規模な対策工事が必要となった。

 

そのため開院時期が大幅に伸びて、

現時点では2027年度後半となる。

健康管理施設は2028年度前半オープン、

工事関係費が約20億円増額になる。

 

想定以上の土壌汚染。工期にも影響。

 

 

 

 

青:質問要旨

黒:回答

緑:意見・その他

 

*以下は抜粋・要約。

*議事録ではありません。

 

*************

 

 

【土壌汚染対策】

西棟エリア土壌汚染調査の結果、

汚染土量が当初設計時の約7,6倍だ。

 

 

想定量から大きく乖離した主な原因は。

 

当初設計時、旧医局棟・

旧外来検査棟の土壌を

調査ができない状況だった。

 

調査可能な既存建築物周囲を、

土壌汚染調査の結果に基づき、

西棟工事範囲の汚染土量を

約2,100㎥と想定した。

 

昨年7月、解体工事及び

土壌汚染調査を実施した結果、

土壌汚染対策法の準値を超える、

ふっ素や砒素・鉛が検出された。

 

基準不適合区画としては、

10m四方36区画、

最大汚染深度8.5m。

設計時の想定より範囲が広く、

想定量の約7.6倍だった。

 

 

 

健康被害が生ずる恐れが無いが、

土壌汚染対策をする根拠と範囲は。

 

県に土壌汚染対策法の届出を行った。

汚染経路が無く、健康被害を生ずる

恐れがないことが確認され、

形質変更時要届出区域の指定を受けた。

 

汚染除去等が不要な区域だが、

汚染土壌を掘削・搬出する場合は、

事前届出、拡散防止基準を遵守して

汚染土壌処理施設に運搬する。

 

免震層や地下部分などを構築するために

最大深度11mまで汚染土を処理する、

 

 

 

延長される工期、増額工事費は、

どのくらいを見込んでいるのか。

 

延長工期は約14~19か月。

それによる工事費増額は

今年度は9億8,879万円。

 

汚染対策工事に約6億円、

工期延長事費が約4億円。

 

 

 

 

 

【近中跡地への民間病院誘致】

昨年、阪神医療圏域内70医療機関に、

近中跡地への関心度を調査した結果、

11医療機関から前向きな回答があった。

 

「近中建物の使用を検討」が4機関。

外来診療機能を設置予定が6機関。

 

 

その後に工期延長が判明したが

11医療機関の反応は。

 

11機関へ資料をメールで送付した。

資料送付後、1ヶ所の医療機関から

直接説明を聞きたいとの連絡があった。

その他の医療機関から問合せは無い。

 

 

 

 

 

【近隣住民説明会】

先月24日、ラスタホールで、

第2回近畿中央病院の跡地活用に

関する近隣住民説明会が開催された。

 

 

当日の様子、参加者の質問や意見は。

 

主に伊丹・尼崎から136名参加があった。

熱心に聞かれており関心の高さが伺えた。

 

開院時期延期の理由、

近中跡地への病院誘致の進捗状況、

近中職員の雇用や医療機能の提供、

統合新病院へのアクセス向上など

質問や意見があった。

 

 

 

住民が心配していると認識することは。

 

意見やアンケート内容から、

跡地に誘致する病院内容・開設時期、

統合新病院へのアクセス、

近中受診者の新病院への円滑な移行など

ご心配されているものと認識している。

 

住民説明会でのご意見やアンケートは、

後日、ホームページで公表する予定。

 

 

 

 

 

【病院誘致想定スケジュール】

近中跡地への回復期病院誘致は

2025年度末までに

「売却要望条件等検討内容の整理」、

と予定されている。

 

 

土壌汚染対策工事により、

スケジュールは変わるのか。

 

統合新病院開院時期が

2027年度後半に延期されるから

近中跡地の入札や引き渡し時期等に

影響を及ぼすものと考えている。

 

しかし医療機関へのアンケートや

ヒアリング等の実施により、

売却要望条件等の整理は進めており、

測量、境界確定、物件・土壌汚染調査は、

策定した跡地誘致に係るスケジュールを

できる限り変更することなく進める予定。

 

医療機能の空白期間の縮減が期待できる、

建築物活用を前提とした売却の可否も、

公立学校共済組合と連携して進めている。

 

 

 

 

統合新病院整備事業は

建設工事だけでなく

文化の違う拠点病院の統合、

医師・看護師などの確保に加え、

近中跡地への回復期病院誘致など

同時進行で複雑な作業。

 

 

大変かとは思うが、

常に情報を議員や住民等共有し、

安定運営に向けて頑張りましょう。