歴史を知り、未来につなげていく大切さ。 | おおつる 求 ブログ

おおつる 求 ブログ

みんなちがって、みんないい。
大津留が見た・聞いた・感じた・考えた事を、徒然なるままに。。

人権フェスティバル2日目に行われる「人権と平和のウォークラリー」。

 

今回は映画「焼肉ドラゴン」の舞台になった中村地区。

 

映画『焼肉ドラゴン』 たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとええ日になる。(2018年07月04日)

 

中村地区整備事業(伊丹市ホームページ)

 

「中村地区整備事業完成記念碑」

裏面に刻まれている文章

 

本事業(中村地区移転)の経緯

中村地区は、大阪国際空港の北西に位置し、1940年から始まった大阪第2飛行場の空港拡張工事に従事した労働者(主に韓国・朝鮮人)の飯場が建てられ、

 

 

戦後も、国有地に引き続き居住するという不正常な状況から、生活環境等の整備が遅れ、適切な市街地形成がなされていなかった。

 

 

この問題を解決すべく、関係行政機関と地元自治体が一体となり住環境整備を図るべく協議・努力を行い、本移転事業が完成したことを記念して、この碑を建立する。

 

市営桑津住宅

事業概要

 事業地区

 移転対象面積(旧中村地区)  約3万4千㎡

 移転先面積(桑津4丁目地先) 約3万㎡

 

 事業期間 2001年度~2008年度

 移転対象世帯 156世帯

 移転対象者361人

 移転対象物件 208棟

 市営桑津住宅建設戸数 95戸

 事業所移転区画数 36区画

 

現在の旧中村地区。雑草で覆われていた。

 

本事業の関係者

中村地区整備協議会

(国土交通省大阪航空局 国土交通省近畿地方整備局 兵庫県阪神北県民局 伊丹市 独立行政法人空港周辺整備機構)

中村地区移転対策委員会

(中村自治会 中村地区事業者部会)

 

2009年3月吉日

財団法人空港環境整備協会 助成

 

正しい歴史を知ることが、

未来へつながっていく。

 

映画「焼肉ドラゴン」を観た当事者の方々は、ストーリーに違和感があったとお話しされていた。

ただ、この映画によって、私も含めこの問題を詳しく知ったり、関心をもった人々がたくさんいる。

この功績は大きい。

 

これを機会に、

しっかりと学んでいこうと思う。