「3年B組金八先生」という学園ドラマがあった。
中学校教員の坂本金八(武田鉄矢)が3年B組内に起こる様々な問題を昼も夜も無く体当たりで解決していく。
だた、これはドラマ。こんなに働けるわけない、っていう感覚もあった。
数十年後。
学校はそんな環境になっているのか。
教職員の長時間労働が
問題になって久しい。
そうなのだろうという感覚だったが、
実際に数字を見ると実感する。
今年から市内学校では
勤務時間管理をしている。
4月・5月の調査結果。
一カ月の平均時間外勤務(時間)。
【幼稚園】
園長55、教頭65、教諭40
【小学校】
校長60、教頭116、教諭49
【中学校】
校長86、教頭147、教諭94
労働行政の過労死ラインは
月80時間。
(月20日出勤で1日4時間以上の残業)
これは表向きの数字。
実際はもっとあると思う。
事務作業に忙殺され、
教職員が子どもと向き合う時間が十分とれない、と言われている。
・・ということは。
見方を変えたら、
教職員の長時間労働は、
子どもにとっても不幸なことなのかもしれない。