2番花が終わると真夏に向かっていくので
花が咲かない様に色々工夫してます。
秋バラのために良い芽が出そうなところを確保したいんですがこれがなかなか難しい😓
バラには植物としての使命があります。
それは美しい花を咲かせることではありません。
結実し、子孫を残す事。
だからそれが出来そうな環境であれば何度でも花を咲かせ実をつけようとするのです。
ここがロザリアンとバラの目的の違うところ。
そんなふうに客観視すると花ばかり追い求めるのも多少申し訳ない気もしますが、こちら側はそういうバラの意思も考えながら夏を乗り切ってもらって秋に良い花を咲かせるように持っていきたいところです。
どうしても気温の高い間はバラが開花サイクルに入るのは仕方がないので開花サイクルのスタートをなるべく遅らせるために花首だけ切ってしばらく時間稼ぎした後切り戻ししています。
そのまま放置しておくと我慢できずに枝のあちこちから芽を出していくので結局花を止めた意味がなくなります。
なかなかこちらの都合よくは行かず、毎年この開花サイクルとの格闘になります。
そんなのも面白いんですけどね。
バラが元気だからこそできる駆け引きだと思いますし。