ピーキャットさんに教えてもらった「肥料は与え過ぎない様にして効率よく効かす」
が、今でも私の施肥のベースになっています。
しかし、いくら推奨の資材を使っていても品種によって必要な栄養の量は違います。
うちの場合は花芽がついてから開花までの肥料の量が若干少ないんじゃないかと感じています。
これは病気ではなく薬害によるシミです。
メアリーローズはツボミにもかなりの薬害が出ました。
葉っぱもおそらく本来よりも小さ目だと思います。
でもバラ自体はとても元気でシュートもサイドシュートも上がってきてて鉢増ししないといけないくらいです。
という事は、根の問題ではなくて肥料が足りてない可能性が高い。
肥料が少ない事で起きる問題よりも多過ぎて起きる問題の方がはるかに深刻なので、アプローチはまだ楽なんですけどね。
アンブリッジローズもツボミに少し薬害が出ます。
肥料が多いかな?と思った時は薬害が出ません。
ただ、多すぎると花弁が開花の最中にごそっと落ちてしまったりします。花びらが多い品種の場合はおそらくガクが花びらの重みに耐えられないんでしょう。
グラハムやパットオースチンなど若干花びらの数が少ないバラは薬害が出にくいです。
花芽が付いてからは窒素系は減らしてリン酸を散布して花芽に栄養を送りやすくするのですが品種によっては花芽がついてからも液肥などで肥料を追加させてもいいかも知れないと考えてます。
施肥であれこれ悩めるのはある意味贅沢です。
病害虫対策に追われたり、調子を崩したバラの立て直しで悩むよりもずっとポジティブです。だって良い花に向けてのみのチャレンジなのですから。