私の病害虫対策は少しずつ変化しています。
それは当然のことで、
色々考えたり情報集めたりして
実際に試して
そこからまた試行錯誤して
取捨選択していくからです。
資材はほぼピーキャットさんの物を使っていて、栽培方法もこちらで学び、自分が良いと思う方法に変えていきました。
病気対策はピキャットクリアという植物用に開発された次亜塩素酸水を推奨の半分の濃度で使っています。
ピーキャットさんが小さな害虫対策として次亜塩素酸水に混ぜている展着剤を使うと、ごくごく小さな益虫を殺してしまうので使いません。多くの益虫は生き残りますけど、サイズによっては窒息死してしまうので申し訳ないと思うんですよ。
自分の楽しみだから気が引ける事はやめます。
雨の後は
なるべく早く次亜塩素水を散布して増えたであろう病原菌を減らします。梅雨や秋の長雨の時は1日2回散布することもあります。
お天気続きの時でも1週間に1回は散布しておきます。
これだけで病気にはほぼなりません。
菌を無くすのではなくバラが自力で対抗できるレベルまで減らしてあげる感じです。
当然バラの地力も上げていくサポートは常にやります。
また、この次亜塩素酸水に液体のカルシウムを混ぜて週に一度散布して葉や茎を丈夫にする事で病害虫に強くなります。
バラの生育の邪魔にならない様にバンカープランツも配置。これにより有益な菌や昆虫などが居やすい環境を作り、害虫だけでなく病原菌を抑える効果も期待できます。
微生物資材も気候やバラの疲労を考えて足したり引いたりして使います。バランス次第でコガネムシの幼虫対策にもなるのです。
余談ですけど…この事をだいぶ前にピーキャットさんに進言した時は一笑に伏されたんですけど…今この事研究されてるんですよ(ボソッ…)。
バラを楽しむためのベストミックスは栽培者各々が模索して確立していくものだと思います。周囲や環境への配慮も含めて。