うどんこ病もバラの病気としてはメジャーですね。
うちではメアリーがショップから届いてしばらくしてからほんの少し罹患しただけで他は経験ないです。
ただ、バンカープランツとして植えているアカツメグサがよくなります。あと雑草のホトケノザも。
うどんこ病の原因はウドンコカビという菌ですが、これらは色々種類があって餌食にする植物が各々違うので
アカツメグサのうどんこ病がバラに移ることはありません。
しかし、ウドンコカビの天敵やライバル菌は同じなのでアカツメグサでウドンコカビが爆増すると遅れてそれらが増えていきます。
バラがうどんこ病に完全に感染する前にバラ専門のウドンコカビは退治されてしまうのでしょう。
その事を知り合いに話したところ、
「今年、雑草むしりをサボって草ボーボーになってるんだけど、ほとんどうどんこ病が出ないのはそういうことかも。」と言ってました。
テントウムシの一種、ダニ、寄生菌がウドンコカビの天敵です。
それらが居る環境こそが1番の防壁なのですね。
黒星病についても同じ様な事が言えます。
コンクリートやタイルの上にバラの鉢だけ並べている方が色々植物が混在している場所よりもよく罹患しますし、症状も深刻になりがちです。
またホトケノザは花が終わって勢いが衰える頃からうどんこ病がひどくなります。
枯れてゆくので骸を提供しているのかも知れないなんて思ったりしますが、少なくとも植物の健康状態によって病気への耐性は大きく違ってくるという証ではありますね。