06/21 稲城iプラザホール 花枝聖アコースティックコンサート | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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花枝聖さんのアコースティックコンサート「『心に響く音楽』意外と良い歌うたいます」が、

お店の地元・稲城市若葉台のiプラザホールで開催されましたので、おじゃまして来ました。
メインは聖さんのワンマンではありますが、今回は稲城や green world cafe に縁のある
オープニングゲストが計9組出演し、聖さんも所属の「YOSAKOIソーランいなぎ藍の風」や
盟友の龍井一磨さんも出演され、聖さんのステージではコラボもされましたので、フェスの

様な雰囲気も有りましたね。

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iプラザホールは、聖さんと一磨さんも出演された14年11月の「いなぎ音楽祭」

以来でした。

定刻に開演し、まずは9組のオープニングアクトの方々のステージからスタート。
稲城でお馴染みの龍井一磨さんと、箱フェスやライブサポートで機会が有る由利祐行さん

以外は初めてお聴きする方々で、2~4曲に入魂し歌い繋いで行かれます。

◇  空花伶さん (ギター弾き語り with Per. 由利祐行さん) 

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◇  結羽さん (ウクレレ弾き語り with Per. 由利祐行さん) 

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◇  三浦祐司さん (ギター弾き語り) 

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◇  くまたろうさん (ピアノ弾き語り) 

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◇  coloeye さん (ご夫婦ユニット・ツインギター弾き語り) 

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◇  イッチーさん (ギター弾き語り) 

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◇  miku さん (ピアノ弾き語り & Inst. ) 

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◇  YOSAKOIソーランいなぎ藍の風 (団体演舞 with 龍井一磨さん) 

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◇ 龍井一磨さん (ギター弾き語り) 

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出演組数が多いので今回は各個詳細は省略させてもらいますが、

皆さんそれぞれ色彩が違い、個性的で味わい深かったですね。
「YOSAKOIソーランいなぎ藍の風」は初めてリアルで拝見出来ましたが、演舞は圧巻です。
2時間に及んだオープニングアクトのとりは、龍井一磨さんが2曲入魂。
「流星戦隊リュウセギャザー」で盛り上げ、メインアクトの花枝聖さんへとバトンを渡す。

10分ほどの転換休憩を挟んで、聖さんのソロ弾き語りコンサートへと進んで行きます。
事前にアナウンスの有った、新曲2曲からステージは始まりました。

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 ♪ 名もない花 (新曲)
 ♪ 花の一生 (新曲)
 ♪ たぬき
 ♪ ニューホームラック
 ♪ 小さな歌
 ♪ あの時の自分


 ♪ 生きるっていいね
 ♪ いのちの歌

 

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 ♪ 生きる意味 ・・ 後半はアーティストコーラス隊とコラボ
 ♪ カントリーロード (原曲 John Denver / 耳をすませば ver. cover )
   ・・ アーティストコーラス隊・Pf.・Per. &客席とコラボ
 ♪ Heven ・・ アーティストコーラス隊・Pf.・Per. とコラボ

アンコール

 ♪ いいな稲城 ・・ 出演者全員&客席とコラボ

 

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聖さんには「花」という名曲が有りますが、今回の新曲は2曲とも花から閃いた作品。
" 無名な花でも一生懸命に生きている " 「名もない花」は、自然と客席から
 claps が巻き起こりましたよ。
続いての「花の一生」は、たんぽぽの変化に例えて " 誰かの笑顔の種になれ " と歌われる。
素敵な新曲を2曲届けられ、お客さんと御礼の挨拶を交わし、ようやくホッと一息。
ここからは、懐かしい作品から新しい作品まで、" 聴かせる " 曲たちが、
色んな思いも語りながら紡ぎ歌われて行きます。
「たぬき」は初期から歌われており、聖さんを代表する作品ですね。
板橋の街中での思いがけないたぬきの出現で、都会の空気が変わった一瞬を歌う。
初めてTV出演された時に歌われた「ニューホームラック」は、
引っ越しの風景のドタバタをブルース調のメロディーラインに乗せて叫ぶ。
" 鍵がない! " " 鍵が違う! " " 部屋が違う! " 一人暮らしのワクワクが冷や汗の連続へ。
久しぶりに、笑いをこらえながら聴かせてもらいました。
次の2曲は以前から歌われていましたが、最新アルバム " もっと自由に " に収録。
「小さな歌」は、人生は蟻の一歩と捉え " 僕はここにいる大丈夫だよ " と、
自分自身も周りの人々も鼓舞して歌う。
" 昔の自分に似てる子がいたら何て声をかける?" 、こちらも似通ったテーマの作品で、
身体が小さくひ弱だった「あの時の自分」には、" 負けるな負けるな! " と支えつつ
優しく寄り添ってあげましょう。

 

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この後の作品は、まだ音源化されていない曲たちですね。
自分の人生を振り返って、色んな出会いや思いを紡ぐ「生きるっていいね」は、
コードを押さえるだけで、ギターをパーカッシブに叩く奏法が印象的です。
一人一人の生き方を讃える「いのちの歌」では、" 役に立たない人なんていないよ " と
優しく寄り添いつつもパワフルに歌い上げて行く。
そしてここからは、オープニングアクトで出演された方々との、コラボが始まります。

波の音のSEから始まる「生きる意味」は、もう一回ありがとうを届けたいとの思いを、
前半はソロの弾き語りでしっとり歌い、後半はアーティストコーラス隊と共に
壮大に展開して感動的に表現して魅せる。
 John Denver の故郷を歌った名曲「カントリーロード」は、アニメ「耳をすませば」の
曲と説明した方が、今の世代には馴染みが有るでしょう。
この曲は全員参加型で、アーティストコーラス隊にピアノのくまたろうさんと
パーカッションの由利祐行さんも加わり、グリカフェスタッフの花乃さんがダンサーで
小保方さんがハンディカホンでステージへ。
他にもドラムやギターも参加し、お客さんは一緒に歌声を合わせて和やかな時間が流れる。

 

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本編の締めは、アーティストコーラス隊と共に紡ぐ「 heaven 」です。
人と人との巡り合わせが紡いだこの場所・稲城は、聖さんにとって heaven に違いないですね。
 

そして、幕は降りませんがアンコールへ。
皆で盛り上がれる「いいな稲城 ~私の宝物~」が残っていましたよ。
ステージにも客席にも green world cafe の緑のタオルが揺れ、"い~な稲城! " の

歌声が重なり、「YOSAKOIソーランいなぎ藍の風」がステージ後方を彩って行く。
最大の盛り上がりを見せて、「『心に響く音楽』意外と良い歌うたいます」は

終演となりました。
時間の限られたホールコンサートなので、全員揃ったカーテンコールは有りません。

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オープニングアクト9組が2時間、聖さんのワンマンとコラボが全12曲2時間、
都合4時間に及んだ長丁場のコンサートでしたが、ゆったりと音楽も撮影も楽しめましたよ。
それぞれが個性溢れるオープニングアクトの皆さん、ワンマンには珍しい選曲で、
バラードやパワーのある聴き入らせる作品を核に構成された聖さん。
比較的古めの作品も聴け、お店が出来て間もない頃や森フェスでの記憶などが甦り、
雷雨中止イベントも何度かあったなと、懐かしく思い返させてもらいましたね。
終盤の出演された皆さんとのコラボも、目にも耳にも楽しかったり感動させられたり、
たっぷりと堪能させてもらえました。
" 最新の心情を伝えられたらと思います " との事前アナウンスも有り、
MC では様々な経緯や思いも語られましたが、歌で心情は十分伝わったと感じますよ。
そして今まで色々有ったかと思いますが、聖さんは本当に周りの方々に恵まれているなと、
今回の出演者やステージスタッフの方々を見ていても、あらためて感じる事が出来ました。
それは聖さんの歌・行動力・人柄ゆえでも、あるのだと思います。
まずは、ホールコンサートの成功おめでとうございます!
またお店に、遊びに行きますね。

 

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