溝ノ口の山オヤジのブログ

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心癒される自然や山の風景・シンガーソングライターの情報など

圧巻ピアノ弾き語り女性集結!谷口深雪 presents " 歌風便~天の窓より~ " が、
神楽坂で開催されたので現地におじゃまして来ました。
滋賀からは佐合井マリ子さん、京都からは西村理恵さん、そして関東からは
木下直子さんを招かれ、深雪さんが " 絶対超絶必聴 " と推薦される方々が、
昨年復活した天窓で共演されましたよ。

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日曜日なので早めに並ばれていた方もおり、今回はグランドピアノと逆側の席を確保。
開演前には、深雪さんのお母さんに初めてお会い出来て、挨拶を交わせましたよ。

昼間のライブで後がタイトですから、定刻ピッタリに開幕。
気楽に皆さんを堪能したいとの事でトップは、主催の谷口深雪さん。
いつもの様に靴は脱いで、グランドピアノに向かいます。

 ♪ ソリスト
 ♪ 紡ぐ
 ♪ なぁ おとん
 ♪ あなたの森
 ♪ アゲハ
 ♪ うらうら

 

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自身の信念に孤高に生きる方々へのエールソング、「ソリスト」からステージは始まる。
無名の人々の生き様を場内に響かせつつも、優しく力強く寄り添うライフソングですね。
続いての「紡ぐ」は、ビートの効いたピアノの連打が印象的なアッパーな作品。
2003年に上京された深雪さんですが、その頃の天窓コンピレーションに収録された
思い出深い作品で、街中の交差点の様々な殺伐とした人生模様と自分なりの生き方が、
激しくせめぎ合う。
ここで、お招きした三人の紹介と、今回一緒に来られ柴又を回られたお母さんの話、
そして亡きお父さんの話もされ、自己紹介ソングでもある「なぁ おとん」へ。
「五人家族」と並ぶ家族を歌った名作ですが、親子の互いの目線からと自身の歩みを
見詰めての歌詞が、じんわりと沁み入って来ますね。
ガラリと雰囲気が変わり、5th アルバム " あかになる " から重みのある作品へ。
鍵盤の重い響きが聴く者にも伝わって来る、出口のない森の中での物語「あなたの森」。
軽くない人生模様が多い深雪さんの作品は、聴く者の感性で思い思いの解釈に至る。
MC無しで歌い継がれた3曲目は、昨年の作品から「アゲハ」でした。
故郷・枚方の里山でのアゲハの出現が降臨の様に感じ書き上げられた作品で、
現実と幻想を併せ持つような雰囲気で壮大さの中に優しさも感じさせてくれる。
最後の「うらうら」は、帰阪されて里山や公園の木陰に包まれながら書かれました。
穏やかな木漏れ日の様に客席を優しく包むように歌われる作品ですが、
皆さんに良き春になります様にと、ステージを締めてくれました。

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看板曲でもある「ソリスト」や、上京初期の「紡ぐ」から 2025 年の「アゲハ」まで、
6曲を多種多様な " 深雪節 " で表現してくれましたが、泣かせ聴かせる歌と
笑わせるMCのギャップは今回も好調。
しかし、深雪さんが個性派メンバーを揃えられたので、トッパーで歌われたのは
正解だったかも知れませんね。
皆さんに見詰められ、良きステージでしたよ。

続いての二番手は、滋賀県在住の佐合井マリ子さんです。
お聴きするのは、13年7月の北参道 Strobo Cafe ・是方貴美子さんとの共同企画
以来かと思います。

 ♪ 遠くへ行きたい
 ♪ 春夏秋冬
 ♪ 道標
 ♪ 幸せの想像
 ♪ 今夜、星に願いを
 

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関西圏をベースに活動中で、東京でのライブは7年ぶりという佐合井さん。
深雪さんからは " 嗚咽型 " と紹介されていましたが、
力強い低音が伸びやかでパワフルで、優しいのに圧倒される感じの歌唱には、
13年前に聴かせてもらった時より一層人生の艶味が乗った感じでした。
個人的に一番響いたのは、何でもない様な平和な風景をパワフルなピアノに乗せた
「幸せの想像」でしたが、穏やかめのバラードから claps number の「道標」まで、
多彩な曲風の素敵なステージ。
しかし、話し出したら止まらなくなるMCと笑いとのギャップは、深雪さん以上かも。
そういう面でも印象強い方ですよね、またこちらでお聴きできる機会が有ります様に。

三番手は、深雪さんから " 神奈川のドン " と紹介された木下直子さん。
2月にも神楽坂で歌われていますが、今回はお馴染みのギタリスト・笠間洋平さんとの
デュオスタイルでの出演です。

 ♪ 硝子細工
 ♪ 狼少女
 ♪ ゆびきりげんまん
 ♪ Rainbow
 ♪ Hello , hero
 ♪ 挽歌

 

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木下さんが深雪さんに出会った当時の、2004 年 1st album にも収録されている
原点と言える楽曲「硝子細工」からスタート。
戦争の当事者目線ではない第三者の傍観者の様な思いを歌うプロテストソングですが、
1番はギターだけをバックにアカペラ歌唱・2番は弾き語りと、デュオならではの演出。
久しぶりにこのスタイルで聴きますと、歌詞が一層沁み入って来ますね。
アッパーなピアノとギターが互いに唸り合う「狼少女」は、ロックからワルツ
再びロックへと転調を繰り返し、" どっちが正義を語るのか? " と激しく問いかける。
雰囲気が一転して、14歳からのステージを理解し支援してくれたお母さんへの想いが、
溢れる感情と共に綴られている「ゆびきりげんまん」が歌われました。
お母さんの病室で届けられた曲ですが、歌詞に聴き入るとそのシーンが浮かんで来ますよ。
後半は、コロナ禍の最中に生まれ未来に希望を託した「 Rainbow 」からです。
高田馬場&恵比寿天窓閉店の際は call & responce も叶いませんでしたが、
神楽坂での復活から順調に1年を迎え、お客さんの " over the rainbow " chorus も響く。
この曲は、神楽坂でのステージでは欠かせませんね。
MCを挟まずに、アッパーでワイルドな「 Hello, hero 」へと歌い継ぐ。
この曲では 木下さんの step とお客さんの claps 、そして歌声もピアノもギターも
疾走して一気に駆け抜けて行く。
最後は、もう会えなくなった大切な人への思いを込めて歌い上げる、「挽歌」へ。
 " 僕はこの時代を生きるよ " と、力強く誓う命の歌で、ステージを締めてくれました。

 

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今回は深雪さんセレクトの楽曲が半数を占めましたが (実は5曲もリクエストしたらしい) 
それだけ琴線に触れる作品が多く、木下さんセレクトも含めて各時代を辿るような味わい。
特に今回の様に、初期からの笠間さんと一緒のステージですと、「硝子細工」の様に
ピアノを控えて歌唱を前面に出したり、「狼少女」や「 Hello , hero 」の様に競う様な
演奏で疾走感を増したり、或いは優しく寄り添う情景で聴かせたりと、歌唱の魅力に加えて
表現の幅が一層大きく拡がりますね。
素敵なステージでしたよ。
次回ステージでお会いできるのは5月の祐天寺の予定、楽しみにしています。

 

とりは、京都在住で関西をベースに活動されている西村理恵さんです。
初めてお聴きしますが、天窓系列で歌われたのは15年以上前の switch 以来との事でした。

 ♪ (曲名不詳)
 ♪ Happy day
 ♪ 烏丸丸太町
 ♪ Home Town
 ♪ 美しき日々

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深雪さんからは " 嗚咽型 " 佐合井さんからは " 京都のドン " と紹介された西村さんですが、
全曲通して聴いた感想は " 歌がお洒落な雰囲気のシンガーソングライター " でした。
メロディーラインが Moody & Jazzy でありながら、ラブソングとライフソングが
溶け合ったような詞と曲風が多彩でしたね。
個人的に強く響いたのは、ムーディーに惹き入られたスタートの曲、歌い始めた原点の町への
思いを綴られた「烏丸丸太町」、中山美穂さんトリビュートの「美しき日々」などですが、
他の作品もどれも素敵な味わい。
そして歌とは鮮やかなコントラストで、MC はとても饒舌で面白かったですよ。
また関東方面で、お聴きできる機会が有ります様に。
 

そしてアンコールは、皆さんによる初夏の歌のセッションです。

 ♪ 青い車 (スピッツ カバー) ・・ Pf. 深雪さん

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このメンバーのリードですから、歌唱やハーモニーはもちろん素敵なのですが、後半部は
佐合井さんと西村さんによる弾けっぷりが深雪さんを凌ぐ勢いで、歌詞が頭に入らず 💦
でもとても楽しかったです (^^)
深雪さん企画 " 歌風便~天の窓より~ " は、これで終演となりました。

早くから案内が来て日程確保し楽しみにしていたイベントでしたが、
こちらで馴染みのお二人はもちろん、随分久しぶりにお聴きできた佐合井さんも、
初めてリアルでお聴きできた西村さんも、実に素晴らしかったですね。
四者四様のカラーの方々なのですが、楽屋やリハの段階から刺激しあい化学変化を起こして、
歌もMCも十分に楽しめたアッという間の3時間でしたよ。
" またやりた~い " という声が演者の皆さんからも上がっていましたが、是非お願いします。
その日を楽しみに待っています、素敵な時間をありがとう。
皆さん、またお会いしましょう。

 

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furani さんのオーケストラララ♪ライブ応援企画「前奏曲Ⅱ」が、
代官山で開催されましたので、現地におじゃまして来ました。
furani さんゆかりのアーティストを3組お呼びする" 前奏曲 " 企画の
2回目で、今回は皆さん月刊 NOMAD2025 のメンバーです。

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初めに、furani さんと転換中MC&インタビューを担当される木下直子さんから、
来場御礼と主旨説明などが有りライブはスタートしました。
furani さんは、各アーティストのステージでも1曲ずつ Pf. & Cho. コラボされましたよ。

Live act.

◇ エナミハナ。さん (ギター弾き語り)

昨年12月の月刊 NOMAD ファイナル以来、東新宿では照明を担当されています。
♪ Not Afraid ♪ 影おくり ♪ Don't stop music. など6曲。
ソウルフル&パワフルで、ビートの効いたギターと歌声が印象的なのですが、
アルペジオの Pop な作品も素敵な方ですね。
furani さんとは、重厚な迫力のある「まぶた」をコラボされましたよ。

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◇ 田中ミズホさん (ギター弾き語り)

昨年12月の月刊 NOMAD ファイナル以来、子供さんも聴きにこられていましたね。
♪ 私の1番 ♪ ジニア ♪ 黎明 など6曲。
明るさとパワー溢れる印象の方なのですが、しっとりしたライフソングバラードも
素敵に歌われる方です。
月刊 NOMAD で書かれたアッパーな「キラキラ」を、furani さんとコラボされましたよ。

 

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◇ 森本真ゐ子さん (ピアノ弾き語り)

昨年12月の月刊 NOMAD ファイナル以来で、いつもの様に裸足てピアノに向かう。
♪ 第三者 ♪ 鬱でも ♪ 風のとおる家 など5曲。
個性的で多彩な歌詞使い、そして力強くかつ繊細な歌唱が森本さんの持ち味ですね。
furani さんとは、看板曲の「湯を沸かす程の熱い愛を」を、初のハンドマイク姿で
コラボされましたが圧巻でしたよ。

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furani さんは皆さんが歌われた後に、とりでステージへ。
初期の作品からスタート。

 

 ♪ 紙ヒコーキ
 ♪ 恋メガネ
 ♪ おばあちゃんの味噌汁
 ♪ パセリ
 ♪ くじらの夢

アンコール

 ♪ 渋谷☆スターダスト

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20年以上前に書かれた作品「紙ヒコーキ」は、初々しい青少年目線の歌詞の名曲。
間奏部のアップに転調するピアノに乗って、力強く前を上を向いて飛んで行きますが、
切なさと力強さが同居しながらもピアノの躍動感は素晴らしい。
ここからは、昨年の月刊 NOMAD の作品が2曲続きます。
年齢と戦う 「恋メガネ」は Pop で軽快で可愛らしい作品ですが、かすむ五線紙や
税金年金書類など苦笑いする現実もフューチャーされ、私はよく理解できますよ。
続いての「おばあちゃんの味噌汁」は、平凡ながら幸せな日常・おばあちゃんの教え・
反抗期・後悔などを綴った、おばあちゃんとの思い出の素敵な作品。
入魂の弾き語りには、涙される方も多いのです。
ここで、この日レコ発となった " 蔵出し furani 春 " から、懐かしい「パセリ」が
歌われましたが、私も耳に覚えはあるものの何年前に聴いたのかは不詳なくらい久しぶり。
枯れぬ様に花を摘み取るパセリの姿に、自身を重ねたような切ないラブソングです。
furani さんには、あまり歌われていなかったり歌われているのに未音源化の秀作が
数多くあり、 " 蔵出し furani 夏 " も楽しみにお待ちしていますよ。
本編最後は、人気の furani ファンタジー「くじらの夢」へ。
軽快で明るくピアノは妙技満載、歌はもちろん間奏パートも楽しい作品で、
この曲のオーケケストラの長尺楽譜は、いつも注目の的です。

 

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アンコールの「渋谷☆スターダスト」では、再開発真っ最中の変わり行く渋谷の
過去と現在を描いた月刊 NOMAD の作品で、furani さんの学生時代の風景も
散りばめられていますね。
30年前の渋谷の原風景・消えた家電・再開発で無くなった懐かしい店が浮かび、
軽快なピアノと歌声に、お客さんの claps も一緒に街を巡る。
最後に出演者の皆さんをもう一度紹介して、
オーケストラララ♪ライブ応援企画「前奏曲Ⅱ」は、終演となりました。

 

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furani さんのステージは、初期の作品と月刊 NOMAD の作品を主体に歌ってくれましたが、
音源化されていない古い名曲「パセリ」を聴かせてくれたのは、特に嬉しかったですね。
そんな音源未収録曲集の " 蔵出し furani 春 " がレコ発となりましたが、夏・秋・冬と
続編を計画してくれているようで、こちらも楽しみになって来ましたよ。

3時間近くに及んだ応援企画「前奏曲 Ⅱ 」は、実力派4組のソロ弾き語りはもちろん、
三者三様の曲風セレクトによる furani さんとのコラボでは各々の個性を一層引き出し、
実に贅沢な圧巻のステージになりましたね。
また、前回と少し手法を変えた木下さん主導の転換中MCでは、多彩な紹介のほかに
アーティストからの色んな話も聴けて、ライブもMCも楽しい時間でした。
「前奏曲 」は5月も楽しみなアーティストが出演されます。
皆様お疲れさまでした、またお会いしましょうね。
次回 furani さんとは " シーラカンスの休日 " ワンマンライブでお会いしましょう。

※ コラボシーンのみ撮影許可有り、全景のみ撮影させてもらいました。

 

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ツアー遠征中の高井麻奈由さんによる、ワンマンライブが急遽決定。
陽気なママさんがいらっしゃる老舗のこじんまりとしたライブバー、
池尻大橋のCHAD で開催されましたので、浦安帰りにおじゃまして来ました。
こちらでのワンマンは、昨年7月のワンマン (山口こうじさんと1曲コラボ有り) 以来に

なりますが、今回は完全ソロの弾き語りでアットホームなワンマンになりましたよ。

 

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花見に寄っていたので開場には少し遅れ、まずは急ぎドリンク&フードをオーダー。
直ぐに売り切れてしまうので、今回も私はCHAD名物のお好み焼きにしました。
生地は小麦粉ではなく、はんぺんを加工している逸品で、これが美味しいのですよ。

定刻には予約の方がほぼ揃われて、オンタイムでライブはスタートしました。
全曲が麻奈由さんのソロ、キーボード弾き語りです。

 ♪ もしもあなたが
 ♪ Free world
 ♪ KESHIN
 ♪ Flight mode

 ♪ 春の足おと
 ♪ I'm in love
 ♪ 幻想 trip
 ♪ ナイトゲーム

 

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個人的には少し久しぶりかも、聴き入らせるバラード「もしもあなたが」から開幕。
支えてくれる周りの方々やお客さんに向けて、しっとりと感情を込め力強く歌う。
アッパーに転換した「 Free world 」は、お客さんの claps と共にピアノも跳ねる。
この緩から急への急激な変化は、麻奈由さんのライブでの持ち味ですが、
より一層アッパーにピアノが弾む「 KESHIN 」へと駆け抜けて行く。
今回は名古屋からの移動でしたが、続いての「 Flight mode 」はツアーの機上での気持ちを、
お客さんや周りの方々への感謝の気持ちと共に綴り、ピアノがリズミカルに跳ねて踊る。
ところで、歌詞の中の " green blue yellow " は、夜の滑走路の誘導灯の光との事。
飛行機は各社各国でカラフルなので、私はその色かと思っていましたが、
次回は夜の滑走路の光景に重ねて聴いてみましょう。

力強いアカペラ歌唱から弾き語りへと紡いだ「春の足おと」では、ご両親への感謝を
しっとりとパワフルなバラードに乗せて紡がれました。
「 I'm in love 」もしっとりした素敵なバラードで、メッセージラブソング。
" Rin " プロデューサーの和田春さんの作曲で、CDでは麻奈由さんの吐息が聴き取れますよ。
ここからは、エレピの音色をより強く生かして行きます。
和田春さん作曲のブルージーでムーディな「幻想 trip 」は、音色や余韻の面で

グランドピアノにはないイメージ表現が出来るので、箱によっては時々弾き語りで

聴かせてくれるようになりました。
リズミカルでブルージーな「ナイトゲーム」は、少しキラキラしたカラフルな音色が響く。
古い作品も、コードを変えてみたり色々チャレンジされているのですね。

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ライブは、途中休憩を挟まずに後半へと進んで行きます。

 

 ♪ 永遠のおと
 ♪ 笑って
 ♪ グンナイマイベッド
 ♪ まなちゃんにまかせとけ

 ♪ 雪の光 (福原美穂さんカバー)
 ♪ = music
 ♪ rebirth

アンコール

 ♪ アルデバラン

 

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後半は、客席を聴き入らせる作品から。
しっとりバラードの「永遠のおと」は、札幌をベースに活動されている Tomomi さんとの

共作で、色々思いはありながらそれぞれの道を行く二人の物語。( 2019 年 CD 化)
2009 年頃おそらく5曲目くらいの作品という「笑って」は、しっとり切ないラブソング。
麻奈由さんには珍しいタッチのラブソングで、遠距離恋愛の心の機微を歌う。
ここからは再び、お客さんの claps と共に一気にアップナンバーへ。
「グンナイマイベッド」は、睡眠時間を大切にする麻奈由さんらしい、お布団へのラブソング。
エレピの音色を変えて歌われましたが、実はギター向きに書かれた作品なのだそうですよ。
甥っ子姪っ子さんに向けて書かれた軽快でほのぼのとした「まなちゃんにまかせとけ」では、
お客さんも少しハイピッチで claps を明るく添える。
この2曲はバンドになると重厚感が大きく変わるのですが、歌詞は楽しいです。

ここで1曲カバーを歌われたのが、福原美穂さんの「雪の光」です。
麻奈由さんが札幌で衝撃を受け歌うきっかけとなった方で、故郷・北海道に住む " 君 " に向けて
離れて初めて気付いた事を歌った切ないナンバーですが、パワフルなさびが圧巻でした。
この歌の余韻を引き継ぐかのように、音楽の持つ力を信じる「 =music 」へと続いて行きます。
 " 権力や武力より音楽を " 平和でありたいとの願いが込められた、優しくも力強い作品。
揺れるライトと共に、お客さんの " I love music You love music We love music " の chorus も

添えられ、一体感に包まれたライブは、いよいよ本編最終曲へと進んで行く。
次回関東予定や未発表音源のリリース計画などを話された後は、コロナ禍真っ最中の札幌の街
36号線の風景に思いを重ねた作品「 rebirth 」を、お客さんの claps と共に軽快に歌う。
再生の思いを込めて、明るく弾むピアノが良いですね。
そしてアンコールは、お客さんからの " これしかないでしょ " の一言助言で、
無名で活躍する方々への力強いエールソングでもある「アルデバラン」へ。
穏やかに始まり壮大な星空へと展開して行く、歌唱とピアノの躍動感は

実に素晴らしかったです。
最後は、お客さんからのプレゼントを手に撮影タイムとなり、

ワンマンライブは終演となりました。

 

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アットホームな距離感のワンマンならではの、様々な思いやエピソードも語りながら、
久しぶりに聴けた作品や福原美穂さんの「雪の光」も含めた、レア曲も多めの16曲を熱唱。
なかでも今回は、意識的にエレピ音色を作品によって使い分け、

多彩な表現で聴かせてくれましたよ。
過去のワンマンでは、バンド表現やデュオ編成でしか歌われていなかった作品が、
こうやってソロライブでも聴けるようになるのは、聴き手としては嬉しい限りです。
アットホームなのに、濃密な時間を楽しませてもらいました。
来月以降の関東予定や新曲準備中の話もされましたし、また未音源化で比較的良く歌われたり
人気の作品を何曲か、音源化する計画も進んでいるとの事なので、こちらも楽しみに

待ちたいと思います。
お疲れさまでした、素敵な時間をありがとう。

 

瑠愛。さんの 43rd Birthday Party が、武蔵浦和で開催されましたので、
お祝いライブに行ってきました。
お会い出来たのは、昨年11月のボジョレー・ヌーボ解禁日ライブ以来でした。
武蔵野線・埼京線沿線の、初めておじゃまする場所でしたが、
久々に武蔵野線を使ったら昔よりスピーディーに到着、本数も増えていて意外に便利。

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受け付けとPAは、シンガーソングライターのロロチャンさんが担当され、
今回の席はくじ引き抽選で決定。
着席後一服して、開演まではランチタイムを楽しみました。
スパイシーなのにヘルシーなプレートでしたよ。

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定刻になり、瑠愛。さんからの来場御礼の後、ライブタイムが始まります。
こちらにはアップライトピアノが有り、程好いエコー感でしたね。

1st stage

 ♪ ワンピース
 ♪ わらう
 ♪ Break Free

 ♪ 青空
 ♪ これを愛と呼ぼう
 ♪ 砂時計
 ♪ ウォルドルフ
 ♪ Individual

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春がもうすぐ、明るい船出の歌「ワンピース」からスタート。
もちろんお客さんは、claps で呼応しながら耳も傾ける。
続いては、心身ともに疲れた時にピッタリの「わらう」へ。
笑えない時も有るけれど、心だけは自由に生きたいとのメッセージです。
個人的には数年ぶりに聴けた「 Break Free 」は、
殻を破って飛び出せ・迷ったら前へ進めと、聴く者の背中を押すアップナンバーで、
川口でのワンマンが初披露だったと記憶しています。
ワルツ調のピアノが弾む「青空」は、亡くなったご友人への思いから書き上げられた
作品で、少し切ない雰囲気でブルージーな香りにも溢れます。
切ない心象描写の「これを愛と呼ぼう」も、久しぶりに聴けた作品で、
ラブソングながらライフソングの色合いも強い。
少し悲鳴にも感じ、負の連鎖を断ち切る良縁への祈りが、込められている様でした。
瑠愛。さんのラブソングの愛情表現は多様ですが、
「砂時計」の一筋の砂は細く儚くも有り、何度でも繰り返せそうな絆も感じさせる。
雰囲気ががらりと変わる「ウォルドルフ」は、泣きたい心の叫びをパワフルに吐露。
感情に蓋をし過ぎないで、押し込められた心の声を上げよと歌う。
ギターで聴ける機会も多く、一味違いますよ。
前半の最後は、個の生き方を尊重しつつ、同時に個としての在り方も問いかけるバラード。
「 Individual 」は、一人一人がこの世界の大切な存在なんだと、メッセージに力を込める。

ゆるりとMCも交えながら8曲歌われた前半は、" 瑠愛さん企画 touch xxx " も思い起こさせて
くれる雰囲気で、昼間のカフェの明るさも有り楽しく聴かせてもらいました。
10分程のドリンク等の休憩を挟み、後半もアットホームに進んで行きます。

2nd stage

 ♪ your words
 ♪ 生きていていいかな
 ♪ 貝殻つなぎ
 ♪ 春を呼ぶ声
 ♪ 予祝の桜

 ♪ 縁
 ♪ あいにいきたい
 ♪ 夜明けまえ

アンコール

 ♪ IVY

 

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後半は " あなたの声を聴かせて " と歌う、ややアッパーな「 your words 」から。
お客さんの claps & chorus と共に、歌声を掛け合いながら互いの存在を確かめ合う。
続いては、昨秋レコ発になった海がテーマの2曲が届けられます。
まずは、モヤモヤした吐き出したい感情がストレートに重みのある言葉と共に溢れ出す
「生きていていいかな」から。
夜のネットサーフィンから辿り着いた作品で、

" 欲しいのは答えじゃなくて聴いて欲しいだけ " 。
男はその繊細な部分が解らなくて、いつも逆鱗に触れてしまうのです・・。
" 80億の魂と60兆の細胞 " が、互いの手を向かい合わせて絆を確認しあう

「貝殻つなぎ」は、こちらも深みのある作品でローリングするピアノの音色が幻想的に響く。
ここからは、満開直前の桜にもちなんだ春の曲たちへ。
全国を駆け回る aro さんとの共作バラード「春を呼ぶ声」は、少し淋し気なメロディーながら
情景や情感が豊かに乗って綴られて行く。
「予祝の桜」は、瑠愛。さんの地元の調宮(つきのみや)神社の桜を

モチーフに書かれたそうです。
新らしい年度・新たな門出の皆さんに向けた、稔りや成功の前祝い歌は、優しくも力強かった。
お客さんや周りの方々との、様々な出逢いや巡り合わせの思いも乗せた「縁」は、
川口リリアホールで1曲入魂されたステージが印象的だった名曲ですよ。
愛と出逢いの双方の心情を乗せられた作品「あいにいきたい」は、" 。
コロナ以降は配信に聴く主体を移した方も多いですが、リアルなライブ会場での出会いが
アーティストにとっては一番ですし、聴く側も五感で聴く機会も大切にしたいですね。
本編最後は " また1年よろしく " と、

明るく希望に向かう「夜明けまえ」を弾む様に歌い上げる。
そしてアンコールは、御友人の祝事に際して書かれた「IVY」です。
今回は冒頭からお客さんの claps が添えられて、明るく届けステージを締めてくれました。

 

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" デザートが有りますので食べて帰ってね " との事でしたが、お店のオーナーのサプライズで、
大きなプレートに花火も輝くバースデーケーキ仕様での登場に、瑠愛。さんは満面の笑み。
お客さんも、あらためて祝福、おめでとうございます!
最後は、瑠愛。さんとスタッフのロロチャンさんも入り、来場のお客さんと全員で

記念写真を撮り、" 43rd Birthday Party " は終演となりました。 

 

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バースデーワンマンライブとしては2年ぶりの開催でしたが、久しぶりに約2時間ゆったり
たっぷり17曲の歌声に浸れ、心地好い午後を過ごせました。
ここ2年ほどは、私の身体の事情でフリーライブに出かける機会が激減していましたので、
お会いできる機会が減っていましたが、やはり配信ではないライブ空間での感覚は

良かったです。
 touch xxx 企画やコロナ禍の頃の箱ライブも思い返しながら、

数年ぶりにリアルで聴けた作品も楽しめて何よりでしたよ。
少し告知も有りましたが、まだ闘病中ながら今年は少しずつ活動を戻していくとの事。
今年も川口フェスの定期開催は有り、昨年同様に種々のフリーライブにも出演予定。
また箱では、6月に南浦和で nari さん企画に出演されますので、これは楽しみにしています。
お互いに体調にはケアしながら、次も笑顔でお会いしましょうね。

※ カフェライブとの事で許可が有りましたので、少数枚ライブ風景も撮影しました。

 

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空蝉さん企画 「 Relax Afternoon vol.28 」 に、谷口深雪さんと山本さくらさんが
出演されましたので、二夜連続で神楽坂へおじゃまして来ました。
 vol.28 も5組出演で、初めての方が多かったです。

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Live act.

◇ アヤメさん (ピアノ弾き語り)

長崎出身、初めての方でした。
♪ 夢の続き ♪ 高い壁 ♪ 寒い朝におもうこと など8曲。
優しい歌声と曲風で、Relax の表現が終始ピッタリな方で、
日常を表現した短めの作品をテンポ良く紡がれました。

◇ 山本果歩さん (ギター弾き語り)

神奈川出身、横浜をベースに活動されている初めての方でした。
♪ 自販機 ♪ 夜と散歩 ♪ 魔法のワードローブ など8曲。
軽快で Pop なアルペジオの音色に満ち、 Relax させてくれましたね。
Flipper's Guitar の「Summer Beauty 1990」もカバーされました。

◇ fuu さん (ギター&ピアノ弾き語り)

初めての方で、ピアノでも2曲届けられました。
♪ 月と獏 ♪ 焼き芋 ♪ アンダンテ ( Pf.) など6曲。
ギター曲は軽快なアルペジオで Relax させてくれますし、
ピアノ曲では躍動感も有り、心地好さと力強さを兼ねた方でしたよ。

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山本さくらさんは、四番手でグランドピアノへ。
お会いするのは、1月にこちらで開催された " チェリーシュガーフラペチーノ " 

以来でした。

 ♪ 桜色
 ♪ ココロノカゼ
 ♪ さよならワンルーム
 ♪ Faraway
 ♪ Dear Old Days ~いつかボクが帰る場所~
 ♪ ごめんね,そしてありがとう
 ♪ 永遠のラブレター

 

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この季節ならではの「桜色」からスタート。
音源化されていない初期のバラードですが、" 桜色の空の下で一年経ったらまた " と、
風景が見えるように力強く歌う。
" 休みを取ることをためらわないで " と歌う 1st album 収録の「ココロノカゼ」や、
2nd album 収録の「さよならワンルーム」は、失って気づく大切なものを歌う
切ないラブソング。
さくらさん持ち味の、しっとりさとパワフル感を併せ持つバラードですね。
続いての「 Faraway 」は、主催の空蝉さんからのリクエスト曲で、2006 年頃の作品。
夢を追いかけて行ってしまった人を歌う別れ歌。
ピアノは激しめに跳ねるし、歌唱もややハードで印象的な作品でした。
一転して、軽快で爽やかな「 Dear Old Days ~いつかボクが帰る場所~」は、
2nd album に収録された " それぞれの道選んでもきっとまた " と願う
ピュアなラブソングで、中盤のこの2曲のコントラストは鮮やかでした。
「ごめんね、そしてありがとう」は、両親への感謝の歌。
北海道からの上京シーンや、夢・希望・置き去りにしたままのもの、などが綴られる。
最後は、内気な少年の物語「永遠のラブレター」へ。
ジャジーで明るくピアノを弾ませて、ステージをしっかり締めてくれました。

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7曲たっぷり聴かせてもらえましたが、素敵な曲たちを眺めてみますと、
まだ音源にされていない名曲が多いですね。
いつか手に取れる形になる日を、楽しみにお待ちしています。
ちなみに、希少在庫だった「この空の下のどこかに」は確保できました!
期が変わったら、しばらく仕事や子供さんの入学で忙しくなりそうとの事でしたが、

なるべく近いうちにまたお聴き出来ますように。

そしていよいよ、とりの谷口深雪さんへ。
いつものように裸足でグランドピアノに向かい、お客さんと元気に挨拶を交わしてスタート。

 

 ♪ ソリスト
 ♪ ライフイズ ビューティフォー
 ♪ 紡ぐ
 ♪ 五人家族
 ♪ メロディ
 ♪ うらうら

アンコール

 ♪ 足跡

 

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始まりは、自身の信念に孤高に生きる方々へのエールソング「ソリスト」から。
生き様を場内に響かせつつも、人々に優しく力強く寄り添うライフソングですね。
続いての「ライフイズビューティフォー」は、深雪さんには珍しいムーディータッチの
ライフソングで、ライブハウスでの、お客さんと歌い手の人生模様が描かれる。
2003年に上京された深雪さんですが、その頃の天窓コンピレーションに収録された
思い出深い作品が、ピアノの連打か印象的でアッパーな「紡ぐ」です。
" 僕は僕のスピードで " 殺伐とした街中の交差点の様々な人生模様と、
自分なりの生き方が激しく軋んでせめぎ合う。
一転して、穏やかなタッチの「五人家族」は、お父さんが生きておられた頃の枚方の
懐かしき谷口家の情景を歌う。
大阪へ戻られる前に書かれた作品で、人生を重ねて、じんわりさせてくれますよ。
秘めた心の奥を感じさせる、重めのテーマの「メロディ」は、空蝉さんからのリクエスト曲。
2007年20代の頃の作品で、" 綺麗じゃなくても上手じゃなくても " と、
バラードなのに力強く響き、色々な解釈が出来る作品ですね。
久しぶりに聴くことが出来て良かったです。
本編最後の「うらうら」は、客席を優しく包むように歌われる作品で、東京を離れ帰阪されて
里山や公園の木陰に包まれながら書かれました。
穏やかな木漏れ日の様な作品であり、自然から得る様な動と静のパワーを感じさせる。
そして早めにアンコールなのですが、まずはここで演者の皆さんから空蝉さんへ、
感謝の色紙のサプライズ贈呈があり、場内全体からの祝福に包まれましたよ。
続いてアンコール曲の「足跡」へ。
深雪さん20代・2003 年の懐かしい作品で、1st album の締め曲として収録。
" 地に足を置いて立っていて・・ほんの少しずつでも前へ " 人それぞれその時その時の状況に
寄り添うかの様な歌で、大阪路上に飛び出しだ時代もよく歌われたそうです。
その時に声をかけてくれたお姉さんの励ましも有って、地道に「足跡」を残して来た。
大切な起点となる1曲で、ステージを締めてくれました。
 

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深雪さんからも7曲たっぷり聴かせてもらえましたが、 Relax と Blues が絡み合う
多彩な " 深雪節 " が楽しめましたよ。
意外なことに、天窓が神楽坂で復活してから1年・初めての出演だった事も有り、
少し力みも感じられましたが MC で腹を抱え歌で泣かせるステージは、
.comfort 時代に続いて今後も楽しめそうですね。
4月にはこちらで自主企画ライブが予定されており、お母さんも来られる予定だそうで、
共演者も凄いのでとても楽しみにしています。

 

空蝉さん企画 「 Relax Afternoon 」は一旦最終回となるそうですが、 
今回の出演の皆さんは、前半からさくらさんにかけては、まさに Relax を感じる方々。
そして、Relax と Blues が絡み合う " 深雪節 " も聴けて、実に心地好い時間でしたよ。
演者の皆さん、空蝉さん、お疲れさまでした。
またライブハウスで、お会いしましょう。

 

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