東新宿開催「瑠璃色の夜 Vol.2 」に、
furani さんが出演されましたので現地におじゃまして来ました。
今回は STRAYnote・RURI さんが、各アーティストさんと2曲ずつ、
バイオリンでコラボ演奏もされる企画です。
Live act.
◇ STRAYnote さん (エレキバイオリン Inst. 演奏)
昨年11月に、こちらでお聴きして以来です。
♪ 夢見蛍 ♪ 水面の月 ♪ RASEN ♪ セピア など6曲。
歌曲もお持ちですが、今回は Inst. 曲に絞られてエフェクターやオケも併用し、
和の雰囲気から壮大な宇宙まで多彩な曲風で楽しませてくれましたよ。
◇ 竹内亜紗子さん (ピアノ弾き語り)
昨年11月に、こちらでお聴きして以来です。
♪ 水中都市 (コラボ) ♪ おばあちゃんのおうち (コラボ)
♪ Mr.ジェームスの孤独で素敵な人生 など6曲。
柔らかで伸びやかな揺らぎ声が心地好く、穏やかな沁みるようなライフソング
も有ればジャジーなピアノも聴かせる、幅広い曲風の方ですね。
◇ uou-saou ( uou=あんぬさん/ Vo. Cho. & saou=かなえさん/ Vo. & Pf. )
21年11月に uou-saou ・22年1月にソウチとして、こちらでお聴きしたお二人。
♪ 遠雷 ♪ 名前の無い夏 ♪ 春の空を駆ける (コラボ) など6曲。
どちらもリードを執るお二人ですが、ゆったりほのぼのとしたバラードから
サスペンス風の作品まで多彩であり、オリジナルの音源が待たれます。
◇ 森となるさん ( sakurako araki さん ソロプロジェクト・ビアノ弾き語り)
昨年1月の小田急読売ランド前、カフェドシュロ以来です。
今回は、ライブペイントの夏生悠希さんと共に、
♪ Mana Ohana ♪ 僕らのあいうえお ♪ Hymn (コラボ) など6曲。
醸し出す音楽と言葉には、ハワイの言葉からもうかがえるように
自然と共に生きる感覚に根差した、とても心地好いものでしたよ。
furani さんは、とりを務めます。
STRAYnote・RURIさんとは初コラボでしたが、過去の共演経験もあり
演奏の壮大さやエレキの音色や特性も生かされた選曲で、2曲をコラボ
されましたよ。
♪ 雨
♪ くじらの夢
♪ 月下美人 ・・ with Vn. STRAY note さん
♪ 同じ窓の下で ・・ with Vn. STRAY note さん
雨が降ったり止んだりの一日でしたので、ダイナミックさと繊細さを
併せ持つピアノに、しっとりした歌声を乗せた「雨」からスタート。
雨の光景描写がに聴く者を潤した後は、リズミカルな「くじらの夢」へ。
沁み入る歌も聴かせるし、ファンタジーで多彩なピアノが跳ねる作品も
聴かせたりの幅広さが、furani さんの持ち味ですね。
さてここからは、エレキバイオリンの STRAY note さんとのコラボです。
STRAY note さんはオリジナルの曲風が個性的で幅広く、エフェクターやループ等も
効果的に使われるダイナミックさも有りますので、furani さんは選曲を吟味。
コラボ1曲目は、2台鍵盤イベントを除きソロでは聴いた記憶が乏しい、
" 昼ドラに採用されたい " と語られた「月下美人」でした。
昼ドラのオープニング風に作ったという、躍動感と切なさを併せ持つ曲風を、
バイオリンが見事に増幅する。
2曲目の「同じ窓の下で」も、ツーマン等の企画ライブでしか聴けない作品で、
facebook をやられていない理由を、実に素敵なムーディーバラードのメロディーと、
切なくもコミカルに同窓会でのエピソードが綴られる歌詞に乗せて歌う。
私がうかがえなかった回の オーケストラララ♪ライブの再現を、ぜひ二人でとの事でしたが、
一つのバイオリンで多彩な音色や厚み・雰囲気を醸し出されたのは圧巻でしたね。
笑っちゃう歌詞と見事な演奏歌唱で、お客さんからは大喝采でしたよ。
STRAY note さんとのコラボは2曲で終わり、本編最後は再びソロに戻り、
自叙伝でも有り生き難い大人たちへの応援歌でもある「鳥かごと教室」へ。
少し重いテーマながら前を向く姿が力強く、見事に感情表現が乗って行きます。
そしてアンコールは、家族のあたたかな姿を歌った「 My Home 」でした。
おばあちゃんの思い出も込めて、しっとりと力強くステージを締めてくれましたよ。
アンコールも含め、ソロで4曲・コラボで2曲を届けられましたが、
今回も表現されるテーマが多彩で、聴いていて実に楽しい時間でしたね。
STRAY note さんとコラボされた2曲は、ソロではなかなか聴けない曲ながら
ファンの間では隠れた人気曲でも有りましたし、曲数こそ少なかったですが
バイオリンの妙技とも相まって、堪能させてもらえましたよ。
お馴染みの emyu: さんとは、また違った色合いのバイオリンが素敵でした。
今年は、色んな方とのコラボや編成に積極的にチャレンジされている furani さん。
次の機会も楽しみにしています。
ライブの最後には、furani さんが一人一人の出演者をもう一度紹介され、
「瑠璃色の夜 Vol.2 」は終演となりました。
個性派5組のソロステージとコラボ共演は、それぞれ思いのほか贅沢な時間でしたね。
お疲れさまでした、またお会いしましょう。