03/31 蕨 FANTASIA 瑠愛バースデーワンマンライブ | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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 " 瑠愛 41 Birthday Solo Live ~酔41よい~ " が、瑠愛さんの地元の
蕨で開催されましたので、現地におじゃまして来ました。
JR 西口近くの音楽マンションで、1Fのグランドピアノのあるサロンが
今回の会場になっています。

 

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前夜の発熱で心配されましたが、開演前には前物販で元気に挨拶を交わされ、
回復されて本当に良かったです。

定刻になり、瑠愛さんはグランドピアノへ。

お客さんに一礼され、ワンマンライブはスタートしました。

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 ♪ ワンピース
 ♪ 春を呼ぶ声
 ♪ 花
 ♪ 貝殻つなぎ
 ♪ わらう
 ♪ touch me

 

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2023年度の区切り・新しい2024年度へは、新たな門出の航海の歌「ワンピース」から、
お客さんの claps と共に開幕!
来場御礼と、蕨やこちらの音楽マンションとの縁も話され、
ようやく咲き始めた桜にもちなんだ春の曲たちへ。
先日も歌われた aro さんとの共作の「春を呼ぶ声」は、少し淋し気なメロディーに
情感が豊かに乗り綴られて行く。
続いての「花」は、過去にライブでは " 真昼の月夜の太陽 " で一度のみ歌われた作品。
少し切なく長めで壮大さが有り、" 水 " より古い高校生時代に書かれたのだそうです。
初期の頃は、壮大な雰囲気のオケをバックに歌われていたそうで、
ピアノ一本での表現は結構大変だそうですが、また聴ける機会が有れは嬉しいですね。
フリーライブでは歌わない作品は、さらに「貝殻つなぎ」へと続いて行きます。
絆を紡ぐ深みのある作品で、ピアノのローリングする音色に徐々に惹き込まれて行く。
マイペースなお父さんのライブでもエピソードも話されて、そんなお父さんの様に
心は自由に生きたいと「わらう」へ。
コロナ禍縛りも明けましたので、お客さんも chorus を一緒に添えられましたよ。
1st stage の最後は " アップナンバーなので " と、撮影も許可された「 touch me 」です。
明るく弾み、お客さんの claps もシンクロして鳴り響く。

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" 2nd も楽しんでね " とハッピーで明るい雰囲気で一旦締められ、
10分ほどの休憩を挟んで、2nd stage へとワンマンライブは進行して行きました。

 ♪ 落日
 ♪ Your Words
 ♪ 予祝の桜
 ♪ IVY
 ♪ to be a gifted child
 ♪ 生きていていいかな
 ♪ あいにいきたい

アンコール

 ♪ 縁

 

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老夫婦の別れの歌「落日」は、2023年度の終焉と重ねる様に、しっとりと流れる様に。
雰囲気を一変させて、" あなたの声を聴かせて " と歌う「 your words 」では、
お客さんの claps & chorus と共に、声を上げ掛け合いながら実に楽しそうです。
地元・蕨でも、なかなか本格開花しないソメイヨシノですが、「予祝の桜」は
地元の神社の桜をモチーフに書かれたそうですね。
新らしい年度・新たな門出の皆さんに向けての前祝い歌は、優しく力強かった。
御友人の祝事に際して書かれた「IVY」は、サビではお客さんの claps が添えられて、
明るく届けられましたよ。

 

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そして今回のキー曲は、「花」と共に次の「 to be a gifted child 」でしょう。
瑠愛さんにとって歌う事は自己探求でもあり、どういう心情や情念で歌い続けて来たかを、
探る旅路でもあったのでしょう。
瑠愛さん曰く「 to be a gifted child 」は、まさにそんな曲。
弾き語り初期の2003年に書かれた、才能を渇望する表現が多彩な原点の一曲ですね。
比較的新しい作品の中では、" 見えたのは焼け野原の景色 "  と

ヒリヒリと吐き出したい感情が、パワフルにストレートな重みのある言葉と共に溢れ出す

「生きていていいかな」に、相通じるものが見いだせるかも知れません。
先日公告された箱ライブ休止に関して、もう少し詳しい話も聴かせてもらって、
それでもライブが好きだからと、本編最後の「あいにいきたい」には

心情を乗せられたようです。
もちろんアンコールの拍手は鳴り止まず、早めに答えてくれました。
お客さんや周りの方々との巡り合わせの思いも乗せ、川口リリアホールで一曲入魂された

「縁」を歌い上げて、ワンマンライブは終演となりました。

 

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瑠愛さんのソロワンマン特有の、アットホームで様々な気持ちも話されながら
都合14曲を届けられましたが、ライブでは初聴きの方も多かったであろう

「花」を歌われたり、歌い続ける事のルーツを感じさせるものや、

お客さんと共に楽しみ歌う作品も比較的多めだったように感じました。
今回はサロンライブでしたから、照明は至ってシンプル・音響も加えても軽いエコー程度で、
作品そのものが持つパワーを一層純粋に引き出された様にも思います。
また今回の衣装は、川口フェスの節目のリリアホールで一曲入魂された時の衣装でしたが、
箱ライブをしばらく休止しつつも、新しい一年を継続して活動して行く

一つの大切な節目の姿を、しっかりと見せてくれたのかも知れません。
お疲れさまでした、素敵な時間でしたよ。
箱ライブは11月のボジョレーヌーボー解禁日までお預けとなりますが、
川崎や川口のフリーライブなどで、またお会い出来たらなと思います。
お元気で、笑顔で再会しましょう。

 

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