02/11 神田 SHOJIMARU やもとなおこ変態カルテットワンマンライブ | 溝ノ口の山オヤジのブログ

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昨年10月以来の、やもとなおこ変態カルテットワンマンライブ・
やもとなおこ15th Anniv. ~ステージの上で雲一つなく笑いたかったんだ~
が神田で開催されましたので、現地におじゃまして来ました。
各方面で活躍されている4人が揃うのは、ほぼ年1回のペースでしたが、
今回は早めに実現され聴く機会に恵まれましたよ。

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Live act.

◇ やもとなおこさん / Vo. & Gt. Blues Harp 
◇ 吉野ユウヤさん / Key. Syn. & Cho.    
◇ 大西英雄さん / Dr.          
◇ 渡邉裕美さん / 6弦 Ba.  & Cho.  

こちらは丸椅子で私は長時間は腰が辛いので、
人陰にはなりますが少し下がって、壁際のもたれられる場所に陣取る。

 

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予定時刻には満員になり、ほぼ定刻にワンマンはスタートしました。
昼間のワンマンライブなので途中の休憩は無く、

以下やもとさんは、スタンドマイク表記以外の作品は J-45 弾き語りです。

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 ♪ 僕らの3万ピース
 ♪ Go! the long way
 ♪ 歩いてけるよ ・・ スタンドマイク歌唱
 ♪ 過去ノート
 ♪ destination

 ♪ 雨宿り
 ♪ 好う候
 ♪ 空々漠々
 ♪ 水色の雨 (八神純子さんカバー/ Rock arrange ver. ) 

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 ♪ カタガキ
 ♪ 真っ白なノートにメロディ―を ・・ スタンドマイク歌唱
 ♪ どこに向かってんだろ
 ♪ CHOVID なしとげ〜る!

アンコール

 ♪ 泣きたいよブルーズ

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まだトリオだった 2018 年の赤坂で、インパクト抜群の演奏で魅せた
「僕らの3万ピース」から、お客さんの claps と共にスタート。
2曲目は、15周年の原点・1st album から「 Go! the long way 」を
セレクトされましたが、カルテットでは厚いサウンドで初披露でしたね。
来場御礼の挨拶をされた後も、レアナンバーが続きます。
歌い始めた時期の重要な位置を占めるバラード「歩いてけるよ」は、
記憶では 2018 年の赤坂でトリオで演奏されて以来かな。
今回は、ピアノだけをバックにスタンドマイクで歌い始め、
ドラムが加わり続いてベースが重なり、壮大に展開して行きましたよ。
ギターに戻り、昨年の高円寺でも歌われた「過去ノート」や、
厚いサウンドや個々のパフォーマンスがとても似合う「 destination 」へと
駆け抜け、ここで激しいピアノだったユウヤさんが一息つけるMCの時間へ。
リハーサルエピソードやDIY談義が聴けましたが、
今回の渡邉裕美さんの6弦ベースは、自作手作りの3号機なんだそうですよ。
夏には4号機を作る計画もされている様ですが、パンも焼かれるし凄い方ですね。
 
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中盤も、珍しい選曲が有りましたよ。
「雨宿り」は、私はリアルでは初聴きの最新曲ですから、カルテットとしても初演奏。
配信で、もう一度じっくり歌詞は聴き直してみましょう。
そのままお客さんの claps に乗り、前回のワンマンでも披露された「好う候」から
変則 claps の「空々漠々」へと紡ぎ、今回のサプライズ曲へ。
伊勢原では歌謡曲ライブの日を設けられているやもとさんですが、

なんと八神純子さんの「水色の雨」を歌ってくれましたよ。
しかし変態カルテットですから、バラード調のままで行くわけが有りません。
歌い出しから間もなく変調、バリバリのロックアレンジに変身して、
客席からはヤンヤの大喝采でしたね。

 

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15周年ワンマンは、いよいよ終盤へと突入して行きます。
10周年の時にこれまでを振り返って書かれた「カタガキ」は、
過去何度か演奏されている聴かせるバラード曲で、パイプオルガンの様でも有る
シンセサイザーと厚みの有るリズム隊が、やや荘厳な雰囲気さえ醸し出す。
イベントタイトルの ~ステージの上で雲一つなく笑いたかったんだ~ は、
この曲の信念ともいえる一節ですね。
続いても力強いバラード曲の「真っ白なノートにメロディを」。
この曲は、吉野さんとデュオの時はハンドマイク姿が印象的なのですが、
今回も演奏は三人にに委ね、スタンドマイクで歌唱表現に専念されましたよ。
そしていよいよ、締めのアップナンバーへ。
ギターに戻っての「どこに向かってんだろう」では、自分自身を見失わずに進む姿に
お客さんも claps を添え、" Be Myself Be Me " と一緒に声を合わせ共に歌う。
最後の「 CHOVID なしとげ~る! 」は、コロナ禍が産んだ様々な事象を

吹き飛ばすかのようなアップナンバーで、お客さんの弾けるような

 CHOVID ジェスチャーと共に、本編ライブは終了。
昼間のライブですから早めにアンコールに移りますが、Blues Harp と共に
歌われたのは、やもとなおこをこの曲でしっかり印象付けられた方も多い、
代表作の中でも重要な位置を占める「泣きたいよブルーズ」でした。
しっかり4人で届けて、変態カルテットワンマンライブ・やもとなおこ15周年
~ステージの上で雲一つなく笑いたかったんだ~は、終演となりました。

 

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2時間ほど14曲に及んだ今回のワンマンは、4ケ月ぶりと言う変態カルテットとしては
比較的短いインターバルで開催してくれたのですが、看板曲とも言える「透明人間」や
「いつも心にダンシング」等をあえて除き、実験劇場 " 矢会 " の様なチャレンジも
織り交ぜ魅せ聴かせてくれましたよ。
やもとソロとして初期の「 Go! the long way 」や、

新曲の「雨宿り」をバンドアレンジで聴かせてくれましたし、

八神純子さんの「水色の雨」は斬新な変態カルテット色に染まったりと、

アップナンバーもバラードも十分に楽しませてくれましたね。
ユウヤさんも英雄さんも渡邉さんも、一層進化した演奏も個性も皆さん素晴らしいですし、
やもとさんとのコンビネーションも4人が揃った化学変化も相変わらず秀逸!
多彩な色合いの楽曲と音色が織りなす、本当に贅沢な時間でした。
変態カルテットとしての音源レコーディングについても、

あらためて話題にしてくれましたので、期待してお待ちしたいと思います。
おそらく秋には、バースデーも兼ねたワンマンは実施してくれると思いますが、
あまり待たせないで年に数回聴かせてくれると、我々としてはとても嬉しいです。

15周年あらためておめでとう。
お疲れさまでした、楽しい時間をありがとう。

 

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