小川徹さんの、昼夜ワンマンライブにおじゃまして来ました。
~小川徹 40th Birthday Solo Special Live~『 Espressivo Piano Night Vol.10 』
記念すべき10回目のワンマンを、40歳で迎えられた徹さん。
昨年同様に、昼はピアノ弾き語りのアコースティックスタイル、
夜はバンドスタイルで届けられますが、まずは昼公演の模様からです。
Live act.
◇ 小川徹さん (ピアノ弾き語り)
スペシャルゲストは、これまでの徹さんの音楽人生に欠かせない皆さん。
◇ 河野圭佑さん (ピアノ弾き語り)
昨年6月の南青山以来です。
◇ 登坂亮太さん (ボーカリスト)
私は初めてになります。
◇ furani さん (ピアノ弾き語り)
先日の祖師ヶ谷大蔵以来、月末28日にはオーケストラワンマンを主催されます。
定刻になり、第6回ワンマンの時の衣装(ハーフパンツ)で、徹さんはグランドピアノへ。
ピアノと歌声だけの時間が、始まりました。
ソロコーナー
♪ As it is ..
♪ 憂愁インピーダンス
♪ Cantabile ( Inst. )
♪ 彗星
♪ 月が泣く夜
♪ ハローマイライフ
ゲストコーナー
♪ Midnight Flow ・・ with 河野圭佑さん
♪ 幸せでありますように ・・ with 河野圭佑さん
♪ 三日月 ・・ with 登坂亮太さん/ Pf. 河野圭佑さん
♪ 五月雨雲 ・・ with 登坂亮太さん
♪ No Carbo No Life ・・ with furani さん
♪ Espressivo ( Inst. ) ・・ with furani さん
アンコール
♪ 幸せなんです
まじり気の無いピアノと歌声だけのアコースティックの良さが際立つ昼の部は、
ソロの弾き語りで、しっとりとしたこの曲「 As it is .. 」から始まりました。
一転して跳ねるピアノの「憂愁インピーダンス」が続き、
徹さんからは来場御礼と、記念すべき節目のワンマンの撮影許可も告げられました。
この後はピアノのみの「 Cantabile 」から、土佐拓也さんと共作された「彗星」、
深みのある「月が泣く夜」、そして再び共作の「ハローマイライフ」へと、
力強いバラードを続けて紡いで行く。
後半は、ゲストとのコラボコーナーへと移って行きますが、
徹さんらしく趣向を凝らし、ダブル鍵盤やハンドマイク姿も見せてくれましたよ。
まずは河野圭佑さんとの、ダブル鍵盤ツインボーカルスタイルで2曲。
徹さんのナンバーである「 Midnight Flow 」と、
" とーるとこーの " としての作品である「幸せでありますように」が届けられました。
二人の力強い歌声と鍵盤の共鳴は、聴き応えがありましたね。
続いては、ボーカリストの登坂亮太さん。
まずは、" とーるとこーの " ナンバーから「三日月」を歌われますが、
グランドピアノは河野さんが弾き、なんと徹さんが初めてのハンドマイク!
TOSAKAZMA ナンバーの「五月雨雲」では、徹さんのジャジーなピアノに、
登坂さんの伸びやかなボーカルが乗って踊って行く。
初めて聴かせてもらいましたが、実に素敵なボーカリストでしたね。
ゲストの最後は、紅一点の furani さんです。
この曲から来たか~と思わせましたが、お二人の鍵盤共演が最も映える、納得の2曲でしたね。
お客さんも全員参加する「 No Carbo No Life 」と、本編最終を飾るにふさわしい
ピアノのみで勝負する「 Espressivo 」が、見事な呼吸と跳ね合いで客席を唸らせましたよ。
このお二人の共演は何度となく聴いているのですが、今回も感動的でした。
アンコールでは、河野さん&登坂さん& furani さんによるバースデーサプライズが有り、
徹さんからもサプライズな、めでたいお知らせが有りました。
近いうちに、本人の SNS で詳しく語っていただけると思います。
そんな喜びを歌った「幸せなんです」を歌い上げ、昼の部は終演となりました。
2時間に渡った昼の部は、前半は比較的MCを押さえてピアノの音色と歌声に集中できましたし、
後半はゲストとのたっぷりトークと、ガッツリ絡み合うパフォーマンスで形成され、
JZ Brat の幅と奥行きと高さは、それを響きの良い空間で包んでくれました。
昨年は昼公演には来られておりませんので、個人的にはゲストとのコラボが良かったですね。
お互いの妙技と歌声を、最大限に引き出し増幅させていて、圧巻で感動的でしたよ。
濃く魅せ濃く聴かせてくれた、素敵な時間でしたね。
・・ 夜の部へ続く ・・