アラサーで2回海外転職をした私が、なぜアラサーで海外転職すべきかお話します。

 

 

 
  • 海外で働いてみたいけど決心できない
  • 今の仕事を辞めるのはリスクがある気がする
  • このままずっと日本で働いてもいいのかな
  • 何かを変えたい
  • 周りが結婚&出産ラッシュで焦りを感じている

 

 

このような悩みを持つ方の背中を押せたらと思います。

 

 

Introduction

 

私はアラサーで2回海外転職をしました。(ここでいうアラサーは20代半ば〜30代半ばとします。)

どちらも現地の組織との直接雇用である現地採用です。

そもそも転職するというだけでハードルが高く感じてしまう日本在住の方は多くいると思いますが、そこに「海外」での転職という要素が増えると、さらにハードルが高くて一歩踏み出せないという方もいるのではないでしょうか。日本の転職率が海外のそれと比べると圧倒的に低く、一つの職場で就業経験を積むということに重きを置いているのは、よく知られています。私はそれとは正反対の考えから海外転職を決断しました。

 

結果的に私は後悔は全くしておらず、満足しかしていません。

 

では、、、、、

 

①どうしてアラサーで海外転職をすべき?

アラサー独身の身軽さ

アラサー独身の方に限って言うと、とても身軽に海外にとびだせます。

 

例えば結婚して配偶者がいる、さらには子供もいるアラサーの方だとどうでしょうか。自分が海外転職をしたくても、配偶者や子供をどうする?という問題が出てきます。もちろん共通の考え方を持っている場合、一緒に行くという選択もあります。しかし、自分だけがその考え方を持っているという場合は、まず家族を説得し、その上で一緒に海外移住するのか、それとも自分だけ海外移住し、単身赴任をするのかというように段階を追って解決しなければならない問題が出てきます。

 

あるいはそこに至らずに、説得できずに海外転職できなかった、という場合もありえます。

 

一方で独身の場合だと、両親や友人などが止めることを除いて、特に海外行きを阻むものがありません。

さらには結婚、出産、育児以外には親の介護なども日本で暮らす理由の一つに挙がりますが、ほとんどの場合、アラサーの年齢の親世代はまだ介護も必要がないということが多いです。

 

つまり、アラサー独身だとフットワーク軽く海外転職への一歩が踏み出せます。

 

変わらない日常より変わる未来

アラサーの年齢になると、社会に出て少なくとも3,4年は経ち、就業経験を重ねて、やっと仕事に慣れてきた、そして部下もできて上司からも評価され始め、安定感が出てきたと思える年代です。

 

その状態をどのようにとらえるか、ですが、私は「慣れ」をマンネリ化、成長が止まってしまった、と感じます。

 

もちろんその職場でさらなるスキルアップ、キャリアアップを図ることも可能だと思いますが、私は常にこのようなことを考えるようにしています。

 

この先数年後も数十年後もこの職場は安定した経営を続けることができるだろうか」

 

人生の大半をここで過ごせるくらい良好な労働環境だろうか」

 

ここにもう数年勤務することで得られる成長はどのくらいで具体的にはどのようなものだろうか」

 

自分の目標に近づくことはできるだろうか」

 

私はこれらの点で完璧な職場にはまだ出会ったことがありません。いくつもある職場から自分の求める職場を探し出すのは至難の業です。)妥協して働く方も大勢いますが、私は妥協して働き、変わらない日々をその職場で過ごし、ただただ時間が過ぎていく、結果として自分の求めるものが得られなかった、ということになるなら、それは非常に時間がもったいないと思います。

 

よって、常に自分に質問を問いかけ、変わらない日常を過ごして時間がもったいないかもしれないと感じたのであれば、それは転職するのにしかるべきタイミングです。

 

海外転職は通常の国内での転職と違い、生活も使用言語も含めてガラッと変化します。

そこには変わっていく新たな未来が待っているはず。

 

アラサー友人の話

私のアラサーの友人で長年(7,8年ほど)語学講師として語学学校で務めていた方がいます。

 

その方はある日突然、小売業界の販売の仕事へ転職をしていました。転職の理由は簡単に言えば、語学講師を長年勤めるには飽きてしまった、それが理由だそうです。

 

この友人はとても優秀で、校舎でも指名1位を誇っていた講師です。地位もキャリアもおそらく金銭面も一般的に言えば不満はなかったはず。

 

つまり、この方こそ毎日の仕事にマンネリしてしまい、自分の成長に限界を感じたからこそ転職し、変化と新しい生活を手に入れたアラサーなのです。(この友人は海外ではなく国内での転職ですが、考え方としては同様です。)

 

アラサーだからこそつかみやすい海外でのチャンス

海外転職=外国人として海外で生活する、

ということでもあるので、現地国籍保持者は別として、海外で暮らしていくための各国の就労ビザが必要になります。

 

就労ビザには通常、就業先の国が指定する年数の実務経験が条件としてあります。その条件が必要ない国もあります。)

2〜5年の実務経験という国が多いようです。

 

台湾だと就職先の関連の仕事の実務経験が2年以上必要です。

 

ということは、言い換えると、新卒で就労ビザをとって海外就職をするというのが大半の国では難しいということになります。なので、社会人経験が数年あるアラサーは海外転職にはもってこいなのです

 

ちなみに私は新卒で海外就職をしたいと思っていましたが、その理由で泣く泣く諦めました。

 

②海外転職で得られる価値ある能力

 

言語

当たり前ですが働く国が違うため、その国の言語も学ばなければばりません。

私は台湾での海外転職だったので中国語。

 

といっても、私は仕事では高度な中国語力が求められていなかったので、生活に必要な日常会話レベルの中国語力、あるいは英語力さえあれば問題なく生活ができました。

ただ、来たばかりのころは中国語を使うことに慣れず、あまりに言っていることが聞き取れないため半分ノイローゼになり当たり前ですがどこに言っても中国語しか聞こえないことに辛くなったことは覚えています。

 

ですがこれは海外に行くと誰しもが陥りやすいカルチャーショックやホームシックであり、最初の大きな山を通り越せばあとは「高度な会話は分からなくても仕方ないよね」という精神に落ち着くので、心配はないです。

 

当時は辛かったのですが、今考えると、それを乗り越えたことで精神的に強くなれた気がします。

価値観と順応力

言語同様にもうひとつ全く異なるのが価値観。

現地人の同僚と接する時なんかによく違いを感じます。

 

これは日本で働いていても外国籍の同僚がいると感じるのではないでしょうか。

私は数年前にどんな仕事に就きたいか模索していた頃、さまざまなアルバイトを経験しましたが、その中の一つで、従業員の4,5割がフィリピン人であるアルバイト先がありました。

 

数ヶ月働いたのですが、そこでフィリピン人と仲良くなると、いつしか、暇な時間帯にコーヒーを奢ってくれるようになりました。最初はとても親切な方で世話好きなのかなと思っていました。が、それが何度か続き、またある日、仕事が暇だから座ってパンでも食べようと言われ、さすがに仕事中なので断ったところ、

どうしてそんなに真面目に仕事をするの?フィリピンでは遊びと仕事はいつも一緒に考えているくらいだよ」

と言われ、その価値観が理解できなくて真剣に悩んでしまったことがありました。

 

台湾もフィリピンのように仕事に関してやや楽観的な価値観を持っている方が多いため、期限を守らない、約束を忘れてしまうなどのことが起こった時も、笑って謝って揉み消されてしまった経験があります。

 

理解に苦しみますが、

海外で働くとはこういうもの、「何が正しいか」ではなく、こういう考え方の人もいるのだ、

と思えるようになりました。

 

海外で多国籍、異文化の中で働いていると、自然とこのような思考が身につき、

結果的に順応力や適応力を強化することができます。

海外での就業もキャリアアップの一環

上記で説明したように海外に出ると言語も価値観も違い、さらに言うと食べ物も通貨も気候も全てが違います。

そんな180度まるっきり新しい場所に身を置けることって、今までの人生でありましたか?

 

私は学生時代の留学以外でここまで別世界の環境に身を置き、就業するという経験がありませんでした。

これは正直言うと大変ですし、慣れるまで体力も使います。

 

これをアラサーで経験することは

 

・語学力も身につけつつ

・新たな価値観も体得して

・視野が広がる

つまりこれもキャリアアップの一環と評価してもらえます。

 

海外転職経験後にやっぱり帰国して日本で働きたい

とか

第三国に行き、さらなる飛躍を目指したい

という場合にも必ず生きます。

 

つまり、アラサーで海外転職しておくことは今後のキャリア形成のことを考えた時もプラスしかないということになります。

③アラサーでの海外転職にデメリットもあるのでは?

 

帰国後に転職先が決まりにくい?

よく言われることとして、アラサーで海外転職した後にやっぱり日本に帰国して就職したいと思った場合、

年齢的に転職先が決まりにくいのでは?

というものがあります。

 

あくまで私の考えでは、それは自分次第ではないかと思います。

アラサーの転職活動となると、20代前半の転職とは違い、年齢に伴った経験値が求められます。

 

例えば

・主任やリーダー、マネージャーの経験があるかどうか

・部下を束ねてきた経験があるかどうか

・数字目標などの何かしらの結果を残してきたか

といった観点です。

 

これらの成果と上記でも話したような、海外で働くことを通して身に付く語学力や順応力などを合わせると

アラサーでの転職活動の際にとても強いアピールポイントとなるはずです。

 

婚期を逃すのでは?周りからの目も気になる

アラサーで海外転職をすると婚期を逃すかもしれない、と根拠なく不安になってしまうこともあると思います。

私もその一人です。

 

もし不安になってしまうのなら今の自分の中での優先順位を整理したうえで、今の自分が最もしたいことに忠実になれば後悔しないのではないでしょうか。

私も婚活をして結婚をしたいと思ったことがありましたが、なぜか婚活が長続きせず、結局集中できずに途中で考え直しました。

私が今優先したいことはアラサーだからこそできる海外でのキャリアアップです。

逆に今このチャンスを逃して結婚して日本で働き続けたら一生後悔するだろう、と。

 

未来に起こることは誰にも予測できませんよね。

よって、海外で結婚するかもしれないし、婚期を逃すのかどうかは誰にもわからない。

どうなるか分からないことを想像して不安になるのは時間がもったいないと思いませんか。

 

海外転職したくてもできない人もいるのだから、

それが実現できている自分は自分にしか味わえない経験ができていて幸せだ、と私は思います。

 

④最後に:海外で働こうかどうしようか悩んでいる方へ

悩んでたくさん考えて、行動が遅れてしまうのは時間がもったいないです!

 

やらないで後悔するより、まずはやってみて後悔すべきだと思います。

 

そして海外転職はもちろん大変なこともありますが、その分メリットも非常に多いです!

 

私はこれをアラサーの方が選択して人生に一度は経験すべき尊いことだと感じています。

自分の人生は自分でしかコントロールできません。皆さんが一歩を踏み出せるよう、応援しています!

 

 

前回「急性低音障害型感音難聴」という病気になったことについて書いたのですが、やっと完治して服薬もそろそろ終わりそうなので、続編を書きたいと思います。

 

 

【前回までの流れ】

①耳の違和感の気づき(1日目)

②受診と検査(2日目)

③服薬開始(2日目)

④服薬中(3日目)

 

 

前回まではこのような流れでした。服薬中の3日目は耳鳴りはなくなったものの、右耳の聞こえにくさがまだ残っていて、聴力が戻るのかとても不安に思っていました。

 

⑤服薬中(4日目)

朝起きると、右耳にあった詰まった感じの聞こえにくさがなく、左耳と同じくらいの聴力に戻っている感じがありました。ただ、聴力はきちんと聞こえるようになっているのか分かりづらい部分があると思います。そんな時私の場合はお手洗いなどの狭い個室に入ると自分の聴力に集中できる気がして、聞こえているのか、また、耳鳴りがないかなどが鮮明に分かりやすくなるような気がします。

この日は念の為1日お休みし、家でなるべく安静に過ごしていました。

 

⑥服薬中(5-8日目)

聴力が戻り、耳鳴りもありませんでしたが、もらっている1週間分の薬は最後まで飲み切るように医師から指示があったため、もう少しで終わると自分を励ましながら、飲みにくい液体を含めて全ての薬を飲みました。

 

⑦再受診(9日目)

薬を飲み切ってから再度受診するようにと医師から言われていたので、朝一で再受診しました。再度聴力検査をした結果、右耳が左耳と同じ聴力まで戻っていました。

何となく実感としてわかっていましたが、数値として見ると本当に安心しました。

が、油断は禁物で、再発する可能性がやや高い病気でもあるため、薬はあと1週間ほど継続するようにと言われました。突然薬をやめてしまうと、リバウンドしてしまいやすい病気だそうで、徐々に減らしていくことを提案していただきました。

喜んだのも束の間、とりあえずまたあの飲みにくい薬と格闘することに・・・えーん

 

⑧再服薬(9-16日目)

服薬は大変ではありますが、以前は1日3回の頻度で飲んでいたのが、1日1,2回の頻度に減らしての服薬なので、だいぶ気持ち的に楽になりました。

再発も今のところはなさそうです。

 

 

 

ここまでくるのに、長く感じられて、常に治らないのではないかという不安もつきまとっていました。

ですが、前回も書いたように、このような病気は心身のストレスなどからくるものだと言われていて、自覚があるのなら、物事をあまり深く考えすぎないようにするのも必要だと思います。

これを機に、「何とかなるだろう」を合言葉に毎日を生きていこうと思い始めました。

この病気も、毎日笑って過ごしていれば何とか治るだろう、くらいに思っていればいいかもしれません。

 

読んでくださり、ありがとうございます。

同じ症状の方のお役に立てば幸いですし、そうでない方にもこの病気を知るきっかけにしていただけるとうれしいです。

 

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今日はブログの内容と関係がないのですが、「急性低音障害型感音難聴」という病気について書きます。

 

実は私は「急性低音障害型感音難聴」という耳の病気になってしまいました。

初めてこの病気になり、案外この病気になる方が少なくないと知ったので、皆さんにも知っていただければと思い書くことにしました。

 

まずこの病気が発症してからのことを時系列で書いていきます。

 

①耳の違和感の気づき(1日目)

【聞こえにくさと耳鳴り】

朝起きると片耳が聞こえづらく、耳に異物が入っているかのような閉塞感を感じました。さらに、右耳から「ボーーー」という低くて、くぐもったような耳鳴りがありました。通常耳鳴りは高い「きーーーん」とした音を思い浮かべると思いますが、低い耳鳴りがあるのがこの病気の特徴のようです。例えて言えば、新幹線に乗っていてトンネルの中に入った時に聞こえる音のような感じでした。

この時、耳鳴りがする方の耳は右耳だとわかったのですが、聞こえにくい方の耳がどちらなのかこの時点ではわからず、自分でも戸惑ったのを覚えています。

 

【音の響きと低音の聞こえにくさ】

この日は耳に異常を感じながらも特に緊急事態だとは思わなかったため、仕事に行ったのですが、家にいるより職場にいるほうが耳の不快感が増したように感じました。

まず、同僚の話す声が脳に響いて不快な感じがあり、耳栓をしておきたいと思うほどでした。続いて、男性の同僚の声に聞き取れない部分があり、この時、低めで小さい音が聞こえないのではないかと気づきました。

また、この時点でやっと聞こえにくい方の耳が右耳だと気づいたのですが、耳鳴りや立ちくらみがしたりする関係で、どちらが症状の出ている耳なのかわからなくなる方も多いと、後にインターネットで調べてから知りました。

 

②受診と検査(2日目)

耳鼻科で受診し、①の症状を全て伝え、めまいの検査と聴力検査をしました。

めまいの検査は初めてしたのですが、体重計のような大きさの台に立ち、1分間体のゆれを計測するというものでした。目を開けた状態と閉じた状態の2回分の計測をしました。

聴力検査は皆さんもよくご存知なのではないでしょうか?(私は幼い頃に中耳炎にかかっていたため、よく聴力検査をしていました。)

小さな個室に入り、ヘッドフォンをつけて音が聞こえたら持たされているボタンを押す、というものです。

 

検査結果は右耳の低音の聴力が左耳より低下していて、高音に関しては両耳ともに聞こえ方に差がないということで、「急性低音障害型感音難聴」だと診断されました。

私の場合は生活に支障をきたすほど聴力が低下しているわけではないとのことで、とりあえずは一週間服薬して様子を見てみる、おそらくはそれで治るでしょうと説明されました。

先生に原因を聞いてみたのですが、明確な原因は判明していないけれど、20-40代の女性に多い病気であることから、ストレスや疲れと関係があるのではないかと言われているそうです

実は私もそれを聞いて身に覚えがあったため、病気になってしまいショックだなと思った反面、これをきっかけに自分の生活を見直してもう少し休息をとらないといけないなと思ういい機会になりました。

 

③服薬開始(2日目)

病院から帰って軽い昼食をとったところで、服薬を開始しました。

今回はこのような4つの薬を処方されました。

 

▶︎イソソルビド内用液70%

▶︎アデホスコーワ顆粒10%

▶︎カリジノゲナーゼ錠

▶︎メコバラミン錠

 

 

 

「イソソルビド内用液70%」が液体の薬で特に飲みにくく、苦戦しています。これを1日3回一週間分飲まなければならないと思うと、それこそストレスに感じそうですが、、、ガーン

ただ、液体の薬が出されると知った時に先生や受付の方に、どうしても苦手だから錠剤にしてもらえないかと聞いてみたところ、この薬が一番よく効くそうで、飲みにくいのさえ我慢すれば2,3日で症状が楽になるとアドバイスがあり、それを信じて心を無にして飲んでいるところです。

 

④服薬中(3日目)

朝起きてみると、右耳の聞こえにくさはまだあるものの、前日まであった低い耳鳴りがほとんど聞こえなくなっていました。

頑張って飲み始めた薬が効いているようで、ちょっとだけ安心しました。

 

とはいっても、まだまだ様子観察は必要で、ストレス性や心因性の病気であることには変わりがありません。ストレスを溜めすぎないように、そして小さいことを考えすぎないように。この病気のことも「ゆっくり休んで薬をしっかり飲めば治るかな」と前向きに考えればいいと思います。

 

再発の可能性も高いようで、場合によってはメニエール病になることもあるようですが、起こるかわからない不確かな未来を気にするより、目の前のことを頑張りながら気楽な気持ちで生きていく方が人生得しているのではないかな、とそんなことを考えました。

 

 

<まとめ>

・急性低音障害型感音難聴はストレス性の病気

・主な症状:聴力の低下、耳鳴り

・薬を飲んで休めばすぐに治る

・20-40代女性に多いが、ストレスを抱える人なら誰でもなりうる

・なるべく早期発見!遅れると後遺症が残ることもあるそう

 

誰でもなりうる病気ですし、必ず治ります。大切なのは早期発見です。

このブログを読んでくださった方のお役に少しでも立てますようにニコニコ

 

では、またその後の様子を書きますね。

 

 

こんにちは。

 

今日は日本語教師になるための資格について

取り方と各資格の特徴についてお話ししていきます。

 

まず日本語教師としてデビューする際に資格が必須なのかという点なのですが、基本的には必須です。

海外の日本語学校で働くとしたら必須条件にしていない学校もあるようなのですが、最近では必須条件にしている学校が大半になってきているように感じます。

(統計を取ったわけではないのですが、求人をみていてそのように感じています。)

 

ちなみに少し前までは国内の日本語学校でも資格を必須条件にしていないところがみられましたが、それは一時期日本に急激に留学生が増え、日本語教師の需要に現場が追いつかなくなってしまったあまり、「無資格でも日本語教師ができますよ」という学校がでてきてしまったためです。

 

そのような学校は教育機関として逆に信用ができないと思います。

ですので、求人で資格保有を必須条件としていない学校があった場合、要注意です。

 

というわけで、現在の日本語学校では国内外問わず、日本語教師資格を必須としている教育機関がほとんどです。

 

 

ではどのような資格が必要なのでしょうか?

一般的には下記の3種類があります。

 

・日本語教師養成講座420時間修了

・日本語教育能力検定試験合格

・大学、あるいは大学院で日本語教育を主専攻、もしくは副専攻し、修了

 

3つを全て取らなければならないわけではなく、どれか一つを満たしていればOKという学校がほとんどです。

 

今別の仕事をしていて近く日本語教師に転職したいという方だと「日本語教師養成講座」を選んで勉強をする方が圧倒的に多いように思われます。

 

私がまさにそのようなタイプで、養成講座に通って資格を取得し、幸運にも同年に受けた日本語教育能力検定試験にも合格したので、2つの資格を同時に得ることができました。

 

 

ただ、資格の分類を知っても、「日本語教師養成講座」と「日本語教育能力検定試験」はどう違うの?どちらの方がおすすめ?という質問が出てきますよね。

私の実体験と周りの日本語教師仲間の経験談を交えながら、それについて見解をお話ししていきます。

 

まず「日本語教師養成講座420時間受講」についてです。

 

日本語学校を併設している学校が養成講座も運営しているというところが多いです。

最近はオンラインで受講できる学校もありますが、通学型が主流となっています。

 

価格は50-60万円ほど、受講期間は半年〜1年、通い方によっては1年以上かかる方もいます。

自分のライフスタイルによって通う頻度などを選べる学校がほとんどです。お仕事をしながら通いたい方はたいてい土曜日コースか夜間コースを選びます。私は土曜日コースで1年間で修了しました。お時間に余裕のある方は平日2,3回ほどのペースで通い、半年で修了することも可能です。

全課程の中で半分は座学、もう半分は実習というようなカリキュラムになっています。

実習ではクラスメートを学生役にして模擬授業を行なったり、実際の学生のクラスに入り教育実習を行ったりしますので、かなり実践的な力を身に付けられます。私はここで鍛えられましたし、指導教授から鋭いご意見をいただくこともできるので、度胸がつきました!

これが苦手な方も実際のところ多くいるのですが、これがあったからこそ、実際の日本語教師の仕事を目の当たりにし、イメージすることができるようになりました。

 

次に「日本語教育能力検定試験」についてです。

これは1年に一回10月に行われる試験です。

試験内容はマーク式の筆記試験と記述試験、聴解試験で構成されており、出題範囲は日本語教育にまつわる言語学や教育心理学、社会学、文化論など多岐にわたっています。

ただしこの内容は上記でお話しした養成講座の座学で学ぶ内容とかぶっているため、養成講座を受講しながら試験対策も同時に行うことができていると感じました。そのため、養成講座を受講しながら試験を受けることも視野に入れておくと一石二鳥です。

 

学習期間は人によって違いますが、半年から1年は必要ではないでしょうか。

学習に際して揃えなければならない教材もありますが、これも人によって異なります。ですが通学型の養成講座よりもだいぶお安く抑えられます。そこが一番の利点かもしれません。

 

ただ、養成講座を受講せずに、この検定試験のみを合格して日本語教師を目指すという方法ももちろんありです。

その場合は、内容が多岐にわたっている分、自分で計画的に学習を進める必要があり、さらに養成講座とは異なり同じ目標をもつ仲間にも出会えるわけではないので常に自分との戦いです。自制心と継続力のある方、そしてまとまった時間をとりづらく自分のペースで学びたい方向けであると言えると思います。

 

私の日本語教師仲間にも検定合格のみ、という方はいるのですが、やはり自分で勉強を進めるのが得意な方が多いです。

また、そのような方は決まって、「模擬授業など実践の場がないので働き始めてから戸惑った」と言います。

それを聞いて私は初めて養成講座で得た人脈に感謝でき、実践の場が現場を体験するのに有効であることを知りました。

 

ここまで「日本語教師養成講座」と「日本語教育能力検定試験」への率直な意見を述べてみました。

個人の価値観による部分が大きいため、どちらがいいのかは一概には言えませんが、「日本語教師として必ず1年後にデビューしたい!」という強い意気込みをお持ちの方で、現場を体験しながら学びたい、プロからの教育を受けたい、という方は迷わず「日本語教師養成講座」でいいのではないでしょうか。

一生の仲間にも出会えるチャンスだとも思います!

(私は一緒に受講していたクラスメートという仲間がいたからこそ乗り越えられましたし、今でも仕事の同志だと思っています!)

 

 

それでは、今回はここまで。

 

何か質問やご意見がありましたら、ぜひメッセージをいただければと思います。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

 

ペタしてね

はじめまして。

現在都内で日本語教育関係の仕事をしている女性です。

今回の記事では私が日本語教育に携わることを選んだきっかけと今までの経歴などをお話ししていきたいと思います。

 

まずは日本語教育への道を選んだきっかけからお話しします。

 

私は大学で国際関係の学部を卒業してから、教育関係、あるいは語学関係の職に就きたいと考え、学習塾で非常勤講師をしていました。

その時は英語だけでなく他の教科も教えたり、年齢層も比較的広く、小学生から大学受験生に教えたりしていました。

初めはやりがいを感じて子供たちに教えることができていましたし、成長を目の当たりにした時の嬉しさは何にも変えられない物であったのですが、時を重ねるごとに、英語を教える上で自分には答えられない質問があるということに気付くようになりました。それが続くと次第に自信がなくなり始めたり、やりがいが半減しているように感じたりするようになりました。

 

そんな中、ふと

「母語ではない英語を自分が教えるのは何か違う気がする」

という気持ちから

「他にも自分にできることがある気がする」

という気持ちを持ち始め、さらに

「今まで語学を学んできた自分だからこそ語学だけを教えたい」

「外国語を教えることで人の人生を豊かなものにしたい」

「母語である日本語なら自信を持って教えられるのではないか」

 

と思うようになったことから、外国人向けの日本語教師を目指し始めました。

「母語である日本語なら自信を持って教えられるのではないか」という気持ちは、のちに全く反対の気持ちを持つことになるのですが・・・それはまたの機会にお話しします。

 

日本語教師を志すようになってからは、日本語教師として教壇に立つために必須の

 

・日本語教師養成講座420時間 修了

・日本語教育能力試験 合格

 

という2つの資格を取りました。

(あっさりと書いていますが私の場合は1年かかりました。)

 

 

それでは、これらの資格を無事取得後、どのように日本語教師としての道に進んだのかお話しします。

 

私は海外で働いてみたいという気持ちがあったので、まず初めに台湾で日本語教師デビューを果たしました。

台湾は日本語学習者数が世界の中でもかなり上位に入っており、日本語教師の需要もとても高い国の一つです。また、親日国として知られる国でもあり、日本人が外国人として住みやすい国でもあります。

 

その後、日本に帰国し、都内の日本語学校で勤務しており、国内の日本語教育機関は現在2校目です。

 

この記事の上記では、「日本語教育関係の仕事をしている」という書き方をしましたが、現在は日本語教師としてだけではなく、日本語を学びたい学生たちのサポートをする業務も行っているためそのような書き方をしました。

日本に帰国してからは来日した学生を生活面や学習面などで多面的に手助けできる仕事を経験してみたいと感じたことから、現在はそういった仕事にも携わっています。

 

ここまでまとめると、私の日本語教育への道を志したきっかけと経歴を簡単にお話ししてきましたが、細かい部分をだいぶ省略しています。

細部についてはまた今後折に触れてお話しできたらと思います。

 

このブログはこれから日本語教師を目指したい方や現在日本語教師をしていて悩みがある方、また、教師だけではなく日本語教育の業界のなかでどのような働きかたがあるのか知りたい方、外国語の学び方、あるいは学ばせ方を知りたい方などに少しでも実体験を含む情報を共有できたらと思い始めました。

 

お気軽にメッセージなどいただけたらと思います。

 

どうぞよろしくお願いします^^