【概要】
子どもを連れ去ってしまう心理について纏める。
【本文】
1.自分にとって不都合な点がある
「有責事項(不倫がバレた等)がある」、「配偶者に気持ちがわかってくれない」「自分がDVをしてしまったという弱みがある」といった気持ちから、当時は迷いもありながら離婚相談を始める。あるいは周りから勧められたから話を聞いてみようと弁護士に相談することもある。
※有責配偶者とは、「肉体的な不貞行為が1度でもあった」「夫婦の同意なく風俗関係の仕事をしている」「生活費を全くシェアしない」「専業主婦(主夫)であるが、育児や家事をしない」「精神的や身体的暴力を起こす」といった人のことを指す。証明が難しい部分もある。しかし一方で、はっきりと証明できているケースもある。
2.リスクに気づく
「子どもと切り離されてしまうのではないか」という過度の心配になる。もともと夫婦で話し合うべきところを、先に法律の悪用気づいてしまうと、相手がそれをするのではないかという極度の不安になることもある。
3.子どもの気持ちを正当化する
連れ去ったほうが幸せになると別居親のことを悪く言って、正当化する。本来であれば、夫婦問題と親子問題は分けて考えなければならないが、そこを結び付けて子どもの幸せの結論を勝手に行ってしまうことがある。
4.心理カウンセラーなどは利用しない
追い込まれた心情であれば、相談窓口に駆け込むのが良いが、考え方が合わないと決めつけてしまい、数年単位で気持ちの整理をするところを自分の気持ち(あるいは周りの親族の気持ち)の勢いだけで決めてしまうことがある。
5.将来が不安である(別居したい配偶者に疑義がある)
(a)性格上の不一致がある。そして現状について改善ができるかどうか分からない。でも実家や親戚の手助けがあるほうに行けば、サポートが得られるかもしれないと考えることもある。
(b)子どもが心理的にメンタル不調があって、教育上好ましくないかもしれない。大きくなると子どもの社会が気付けるので家庭の関わる時間は小さくなるが、幼いほど生活環境を変えたほうがいいのではないかと考えることもある。
(c)そもそも別居したい配偶者が、不倫や浮気をしている気配がある。将来が心配であるという気持ちを考えることもある。
(d)子の育児に関心がない。一人で子育ての悩みを抱えてしまう。将来が心配であるという気持ちを考えることもある。
6.違う生活を望んでいる
別の人と生活を共にしたいという気持ちがある。家族修復のための思いというより、相手のほうに気持ちは無く、制度を活用する。前例があるから、それに悪いと思いつつ利用する。
▼姉妹であることが多い
↑引用元
●不倫でDVシェルターを活用してしまったエピソード(外部サイト)