●武井咲 出演映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

武井咲 出演映画 ベスト10

 

映画の出演は多くなく、

無理やり10作集めました。


1 櫻の園-さくらのその-

同じ監督、同じタイトル、同じ漫画の原作で「櫻の園」と、どうしても前作と今作を比べてしまいたくなるのですが、映画そのものは基本的に別物なのですよね。もちろん、同じタイトルを使う以上、2つの作品をリンクさせている要素も当然出てきますし、前作を観ている者にとっては思わずニヤッとしてしまいそうなシーンも少なからずあります。そのあたりは、前作へのセルフオマージュ的な意味合いと同時に、遊び心はかじられました。しかしながら、やはり映画として目指したものは別のところにあろうと思われるわけで、どうしても評価の高い前作への思い入れが強いと、今作は劣るのではないかと自分自身そういう観方をしてしまいそうになるのです。それでも当時の時代(2008年)に作られた1本の青春映画としては、言われるほど悪い映画ではないというのが、私の思ったところです。福田沙紀、大島優子、寺島咲、杏とともに出演している武井咲。10数年経った今の立ち位置、人生もそれぞれで面白いです。

櫻の園

 

2 るろうに剣心

ストーリー展開を含めた全体の構成はテンポも悪くなく、無難に組み立てられていたと思います。飽きることなく観ることはできましたので、原作を知る・知らないに買関わらず、広い対象に向けた映画として成立していたのではないでしょうか。ただ、特に主役二人に関する演出の部分では違和感を持ったのも事実で、本格的な映画を期待すると、裏切られる感もあるかも。特に佐藤健のセリフ回しですとか、髪形・色とか、作り出された雰囲気がどこかヌボーッとしていて、なんかピンときません。しかも現代的な要素と、江戸時代の影を引きずっている部分がうまく交わらず、周りと比べても中途半端。武井咲もどこか“とろい”感じのキャラクターで終始したので、ピリッとしたところがどこかに欲しかった気はしました。

 

3 愛と誠

三池監督ということを考えれば、ほとんどが想定の範囲内ではありましたが、それでもやはりここまでやってしまうのは三池さんじゃないとできないかな。一番、これもありか!と思ったのは伊原剛志の学ラン高校生でした。メインキャストにはそれぞれ1曲ずつ見せ場を持たせ、うまい下手に関係なく、それぞれのファンには楽しめる演出には、サービス精神も満載。ただ演出は派手でも、基本的なストーリー展開は実はオーソドックスで、オリジナルを知らなくても予測のできる顛末。荒廃した学園の風景も、別の映画で観たとの同じ。観たことのないような映画を期待していただけに、もうひとつ何か欲しかったと思うのは、要求しすぎでしょうか。タイトルロールの「愛」が武井咲です。

 

4 るろうに剣心 伝説の最期編

ボリューム感はありますし、シリーズ最後ということで、対決シーンは時間もたっぷりとって見せます。ただ複数回あるライバルたちとの戦いのシーンそれぞれにあまり変化がないため、どの対決も同じに見えてしまうのはもう少し工夫が欲しいところでしょう。またあまりに志々雄が強くて、4人がかりでようやくやっつけたという感じ。剣心の圧倒的凄さと言うものがあまり表現できていないのも、ちょっと拍子抜け。

 

5 テラフォーマーズ

いかにも三池監督らしい思い切った遊び心いっぱいのSF映画で、ある意味くだらないしばかばかしいのですが、その馬鹿馬鹿しさを徹底していたように思います。それでいてかなりえぐく、小池栄子の首が刈り取られるシーンなどは、これぞ三池の真骨頂といったところでしょう。ただ豪華なキャストが揃っているにもかかわらず、その多くが死んでしまうため、それぞれに見所を用意できたかというとそうでもなく、顔見せだけで終わってしまったようなところもあります。キャラクター描写が思ったほど生きていないのが惜しいところ。それでもこの馬鹿馬鹿しさグロさは嫌いではありませんでした。火星ヘ送り込まれた隊員の一人が武井咲。

 

6 るろうに剣心 京都大火編

続きがあることを前提にしたその前編という扱いになるので、なかなか評価しづらいですし、このぐらいにまとめてあればまずまずでしょうか。前作なしに、原作も知らず初めて観ていたとしたら、彼らの所作や言葉遣い、髪形などには大いに違和感を持ったところでしょうが、それも覚悟の上。それも含めた「るろうに剣心」の世界観ですから、それも今回は問わないこととしましょう。ただ1作ではまとまらない、かといって2本にするにはやや足りないという印象で、特に中盤は間延び感を覚えたのも事実。また剣心もいまひとつ凄さを見せつけるというまでにもいかず、消化不良でもあります。この後に期待ですね、という感じでした。

 

7 クローバー

武井咲主演のラブ・コメディ。けっしてつまらなくはないのですが、漫画を映像化すると、どうしても現実離れしてしまいます。漫画だから許される世界であって、リアルな映像でこれをやってしまうと実に陳腐になってしまいます。それも中高生による学園ものだったら、夢見る頃の夢のような話として受け入れることはできるのですが、これがいい年下大人がオフィスでしているとなると、やっぱり馬鹿馬鹿しく見えてしまうのです。武井の役も大倉の役も子供っぽさが抜けず、大人の鑑賞にはちょっと耐えづらい作品でした。

 

8 今日、恋をはじめます

こちらも武井咲主演のラブ・コメディ。 観ていてくすぐったいというか、恥ずかしくなるような「ド」「ド」「ド」「ド」「ド」アイドル映画。こういう映画も年に1本、2本あってもいいとは思いますし、ある層の需要を満たしながら、映画の世界に引き込むきっかけにもなること思えば、むしろ必要だとも思います。ですが、このモラルの低さはどうなのでしょう。中学生や高校1年生のクラスの中は乱れまくりですね。そんな中で、本当の愛とかなんとか言ったってまったく説得力なし。単なる恋愛ごっことしか思えません。特に高梨臨演じるクラスメートの行動は訳が分かりません。アイドル映画を作るにしても、もう少しまともなストーリーを選んでほしいです。

 

9 るろうに剣心 最終章 The Final

確かにアクションは派手で、次から次へと組み合わせを変えながら展開していくのでスケール感はありますが、いかんせんストーリーがない。派手な映像を楽しみにしている人にとってはいいのかもしれませんが、物語を楽しみたい人にとっては、物足りないラス前になってしまいました。

 

10 映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!

声の出演は従来は含めないのですが、これを入れないと足りないことに気づいたので、無理に入れました。