●魔女映画 ベスト10 | 映画いろいろベスト10 + 似顔絵

映画いろいろベスト10 + 似顔絵

まったくの独断で選んだ映画10作品。
ペイントでの似顔絵もやっています。

魔女映画 ベスト10

 

映画の中には怖い魔女、可愛らしい魔女、頼もしい魔女など

いろいろな魔女が登場します。

そんな映画の特集です。

 

1 魔女の宅急便 (アニメ)

素朴で純粋、心地よい映画で、素直にいいなと思えるアニメ映画でした。ジブリでは一番好きな作品でもあります。魔女として自立を目指す中、温かい人々との交流の中で、少しずつ成長していく様子に、ついついエールを送りたくなります。すねたり、落ち込んだり、魔女とはいえ、人間らしい素直な感情の表現がまた魅力でもあるのでしょう。

魔女の宅急便 

 

2 ペネロピ

素敵なラブ・ファンタジー映画です。魔女の呪いをかけられて豚鼻になってしまったヒロインのペネロピをクリステイーナ・リッチが好演しています。どうしたら呪いを解くことができるか、特にペネロピの母親が躍起になっているエキセントリックな様子と対照的な様子が面白く、自分の惨めな姿を恥ずかしがって、自信もない、何もできない、そんな自分から抜け出そうと行動に移す姿はいじらしいくらいです。物語は後半、豚鼻の自分を隠そうと隠そうと生きてきたことから、転じてさらけ出すようになったときから大きく動いてきます。周りの人々の気持ちを惹きつけ、人生がきり惹かれていくわけなのですが、このことは、観ている我々にも何かを訴えているような感じさえしてきます。欠点も含めて、ありのままの自分を素直に見せていくことこそが、その人の人間的な魅力にもつながっていくのだよと。彼女の生き方から学ぶこともあるようにも思いました。

 

 

3 魔法にかけられて

所詮子供向けのおとぎ話に過ぎないだろうと思いながら観に行ったのですが、確かにそのとおり、子供が楽しめる、思いっ切りファンタジーの世界に浸りきったおとぎ話には違いありません。演技もこれまた昔の映画の雰囲気さながらのオーバーアクションでわざとらしい表情。ストーリーもこうなるだろうという展開をまったく外さない王道の展開。それなのに、とても楽しいし、面白いのです。それはきっと、徹底的にディズニーのおとぎ話ということにこだわり、わざとらしくても、真っ直ぐの王道であっても、とにかくあらゆるおとぎ話の要素を詰め込み、そして時にはそれを茶化しながらも、エンターテイメントに徹した結果なのでしょう。

魔法にかけられて 

 

4 スターダスト

子供から大人まで観て楽しめる見ごたえ充分の魔女3人のアドベンチャー・ファンタジー映画は壮大なるおとぎ話です。それぞれが色んな思惑を持ちながら、クレア・デインズ演じる娘を追いつ追われつの展開は、スピード感もあり、緩むことなく最後まで惹きつけてきれました。とにかく、この物語には様々な要素が詰め込まれています。未知の世界への冒険に始まるロマン、地位をめぐる兄弟間の駆け引きによるスリル、魔法を駆使したファンタジー、緊張感ある追走劇のサスペンス、お茶目な海賊のキャプテンのコミカルさ、主人公とヒロインとのロマンス、決闘場面でのアクション、そして親子の絆と、映画を盛り上げるに必要なあらゆるものが、全編に散りばめられているので、面白くないはずがありません。

 

 

5 ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

なんといっても4人の子供たちを支える脇役たちが良いです。半神半獣のタムナスやCGのビーバーも良いのですが、なんといってもティルダ・スウィントンが邪悪で冷酷な魔女にピッタリ。この女優さん、「ザ・ビーチ」で初めて知って以来、出る映画ではわりとこうしたやや冷酷な感じの強い女性を演じることが多いのですが、今作はまさにその集大成といった印象。はまり役といって良いでしょう。第1章ということで、当然第2章へと続いていくことになるのでしょうが、これはこれで完結。

 

 

6 魔女の宅急便 (実写)

評価の高い人気のアニメ映画をそのまま実写にしても勝てるわけはないし、それ以上に作る価値もないわけで、実写なら実写の良さを生かした別の作品として制作するのが通常の手段。そんなことからすると、この実写版も決して悪くはないと思います。キキの印象もかなり逞しい感じにはなっていますが、主役に抜擢した小柴風花の堂々とした演技によるところも大きいかもしれません。新人らしからぬ安定感あふれる演技で、また今後の楽しみな逸材が現れたという印象です。アニメのときほどのあふれ出る心地よさはないものの、それでも清々しさの残るさわやかなファンタジー映画として楽しめる物ものにはなっていました。

 

 

7 千と千尋の神隠し

完成度の高い、飽きさせない作品。あたかも観ているほうもテーマパークの中に紛れ込んでしまったような気持ちになってしまいます。魔女の湯婆婆が強い印象を残しますが、子供だったら、結構怖がるのでは?

 

 

8 オズ はじまりの戦い

大人子供関係なく家族で楽しめるおとぎ話です。モノクロとカラーの使い分けなど、オリジナルに敬意を払いつつも、現代の最新技術も駆使し、映像面でも魅力のある作品になっていると思いますよ。翼のある猿、陶器の少女など、作られたキャラクターも愛らしく、また豪華女優陣による3人の魔女の競演も見どころ。ストーリー展開はいかにもおとぎ話というような王道的なものではありますが、主人公たちをついつい応援したくなるようなところは、さすがディズニーといった巧みさ。最後はちょっとほろりとさせられ、後味も良好。

 

 

9 ハウルの動く城

眺めているだけでもいいですね。さすがに映像が綺麗です。特有のファンタジーの世界に知らず知らずに吸い込まれていくようで、やはり宮崎駿という人はすごい人なんだと、思い知らされました。映画のほうは言われるとおり、ラブストーリーを基本に、反戦への思いもこめられたストーリー。ところどころ分かりにくい部分はあるものの、映像が十分にいかされ、これはこれで良いのではないかと思います。特に感心したのは倍賞千恵子。アニメの映画で、声優をしている俳優の個人が顔が浮かんでくるのはどうかと思うかもしれませんが、この作品に関して言えば、少女とおばあさんの声を違和感なく使い分け、アニメーションにのせてしまう力は、さすがとしかいいようがありません。

 

 

10 オズの魔法使

とにかく1939年にこんな美しいカラー映像を作ったというところが素晴らしい!現実をモノクロ、魔法の世界をカラーという二色わけで表現、愛らしいキャラクターにも共感できます。

 

 

11 白雪姫と鏡の女王

12 奥さまは魔女

13 ブレア・ウィッチ・プロジェクト

14 サスペリア

15 ダーク・シャドウ

16 メアリと魔女の華

17 西の魔女が死んだ

18 マクベス

19 スノーホワイト

20 プラティカル・マジック