サンドラ・ブロック 出演映画 ベスト10
もはや貫禄十分、それでいて親近感のある女優さんです。
1 スピード
主演のキアヌ・リーヴスをスターダームに押し上げると同時に、ヒロインを演じたサンドラ・ブロックの出世作といえる傑作アクション映画です。とにかく最初に観た時、息つく間もないほどに一気に魅せるスリリングな展開に圧倒されたのを覚えています。アクション系の映画では私の生涯ナンバー1といえる作品です。
2 デンジャラスビューティー
貫禄を身に着けたサンドラ・ブロックにぴったりの企画。FBI捜査官としてミスコンへ潜入捜査をすることになった主人公を、サンドラが楽しく演じています。サスペンスの要素を盛り込みながら、ミスコンの裏側をコミカルに描いている楽しい作品です。
3 クラッシュ
差別と被差別、それぞれが表裏一体なのです。色んな人種が混在している以上、永遠に続いていく問題なのか、そんなことを示しているように感じました。映画の方は前半、そんな人種の違いから発生する様々な出来事を集めてつなげているだけかのように見えましたが、それがやがて色んな伏線となって、後半の人間ドラマにリンクしていきます。説明も丁寧すぎるほど丁寧なので、重いテーマの割に理解しやすいものになってました。検事の夫を持つ女性役でサンドラ・ブロックは登場。
4 シャッフル
時間軸をずらして見せるSF心理ドラマで、そのアイディアは面白いです。タネが早いうちにわかってしまうのは難ですが、結末がどうなるのか最後まで読めないのはよかったです。悲劇を迎えるお母さんをサンドラ・ブロックが好演。
5 ラブ アンド ウォー
実ることなく終わる作家ヘミングウェイの恋を、戦争中でありながらもゆったりとした穏かな時間の流れの中で、丁寧に綴っている切ない作品。ややゆったりとしすぎる感もあるのだが、最後になって揺れ動く女心と、男の意地が、愛し合いながらも結ばれずに終わる男女を第三者的な的な視線を保ちながら描く。サンドラ・ブロックが感情の抑えた役柄を淡々とこなしていました。
6 しあわせの隠れ場所
実話を基にしたということもあり、実にあたたかくていい話。それでいて金持ちのおごりも含めて、内省を促すところもあり、いろいろ考えさせられる映画になっています。オスカーを受賞したブロックの演技は、けっして派手ではないのですが、抑制がきいた落ち着いた演技で好印象を残します。
7 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
この子、頭が良すぎ。この年齢でここまでの調査を子供一人でやるなんて普通できませんし、彼の作ったノートもまた子供の作るものではないですよね。その点でやや出来過ぎという気はありますが、それでも父親を亡くしたことからの喪失感からくる不安定さが絶妙に表現されていたと思います。観ている側も一緒になっていらだったり、あせったり、消沈したり、怒ったり…。いつの間にか少年に同化して成り行きを観ていました。脇にも名優が揃い、味わいのある作品に仕上がったのではないでしょうか。サンドラ・ブロックは母息子を持つ親役。
8 評決のとき
サンドラ・ブロックが意欲的な邦学生を演じた社会派法廷ドラマです。人種差別問題をテーマに、演技派の豪華俳優陣(これがかなりのメンツ!)がそれぞれ役割を果たすことで、硬派かつ娯楽としても耐えうる厚みのある作品に仕上がっていました。
9 トゥー・ウィークス・ノーティス
サンドラ・ブロックにつきます。いびきをかいたり、下痢でトイレにかけこんだりと、かなり開き直った演技を見せていて、それがほかの女優にはない魅力となっているのでしょう。当時もけっして若くはない彼女でしたが、「デンジャラス・ビューティー」あたりからかなり突き抜けたような印象がします。ヒュー・グラントは得意のコメディで安定した演技。
10 オーシャンズ8
サンドラ・ブロックの最新作です。無難にまとめ上げたというところでしょうね。宝石を盗み取るまでの念入りな計画、根回し、そして計算通りの展開。これといった目新しい技はないかもしれませんが、ベテラン女優たちが楽しみながら演じているのは伝わってきます。女性だけに、男性の盗難もののような派手なアクションはなく、それよりも頭脳で勝負といったところで、それはそれで面白く観ることができました。アッと言わせられるような展開ではないため、インパクトはあまりないのですが、手堅い作品には仕上げていたのではないでしょうか。
11 デンジャラスビューティー2
12 あなたかせ寝てる間に…
13 イルマーレ
14 ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密
15 デンジャラス・バディ
16 ラブ・ポーションNo.9
17 失踪
18 ザ・インターネット
19 完全犯罪クラブ
20 ゼロ・グラビティ