前回、前々回からの続き。
児童学科の学生向け講座で出された質問(主なもの)です。
あるあるな質問です。
質問1
読み聞かせしている最中に、子どもたちが 思ったことや質問をわーわー言ってきました。
どう対応したらいいでしょうか?
回答1
絵本を読んでいる最中に、それを遮って他の話をすると絵本を聞いている子どもたちの集中が途切れてしまいます。
基本的には、何か言われたり、質問されても応えません。
但し、その質問に答えることがおはなしを楽しむのに必要だと感じるような場合は、短めの言葉でさらっと「○○のことよ」などと答えることも あります。
例外として、物語ではなく”当てっこ”がメインの絵本などの場合は、遠慮なく子どもたちとのやりとりを楽しんでください。
質問2
素話はどうやって、覚えるのですか?
回答2
素話は、ただひたすら、ど根性で覚えます笑。
始めは覚えにくさを感じるかもしれませんが、不思議なもので、覚えるのにも慣れていくものなのなのです。何話も覚える内に、最初の頃よりも楽に覚えられるようになってきます。
まずは、短いおはなしを一つ覚えてみることをオススメします。
覚えること以上に大変なのが、覚えたおはなしを自分なり仕上げて子どもたちに語れるようになることです。
1人では何がいいのか悪いのかも分かりませんから、おはなしの勉強会などに参加することが大切です。
近隣の図書館などのおはなしのサークルを探してみるのもよいでしょう。
つづくよ