前回、カラスノエンドウの笛をご紹介しましたが

そもそも、カラスノエンドウって知っていますか?

 

 

エンドウという名のとおり、マメ科の植物で

道端や、草原などに生える植物です。

 

 

 

今は、花の盛りは終わり実も終わりがけです。

 

 

エンドウらしく、さやの中に豆が出来るのですが

このさやが熟すとカラスのように真っ黒になるから

カラスノエンドウ。

 

 

そして、熟しきるとこのさやがねじれてパチン!

という音と共に種が弾き飛ぶのです。

 

 

 

先日の授業で、カラスノエンドウを取り上げました。

 

 

・カラスノエンドウは、何の仲間か

・どうして種が弾き飛ぶのか

・どういう条件や仕組みでさやがねじれるのか

 

 

仮説、観察、実験です。

 

最後に絵本を読みました。

 

 

 


 

 

実験では、目の前でさやが弾ける様子を再現し

10倍の虫メガネでさやの観察をし

更に紙で模型を作ってねじれる仕組みを確認します。

 

子どもたちは目を輝かせていました。

 

 

 

 

なぜ、種を弾け飛ばすのか?

 

と言う問いには

 

面白いアイデアが次々出ましたが

 

「遠くへ種を運びたいから」

という意見が出たのには、感心しました。

 

 

 

 

 

”自分で実験して観察して気づいていく”


”正しさ・知識 より 工夫し考える力”


 

まなびっこで大事にしていることです。

 

 

 

 

参考にしたのはこちら↓


 

「カラスノエンドウの たねが とんだ」

高柳芳恵 ぶん

大橋慶子 え

福音館書店

今月新刊の”かがくのとも”です。

 

 

この本については、次回紹介します。