昨日の続き

学生さんに未来を見たよ 

 

 

大学の児童学科の授業で、絵本や素話、わらべうたについての実演と講義をしました。

後日、学生さんたちからの感想をまとめて頂きました。

 

 

感想から読み取れるのは、みんなよく聞き、よく感じてくれていたということです。

 

実習のすぐ後だったこともあり、実感を持ってわらべうたや読み聞かせなどを体験してくれたようです。

 







 

主な感想を抜粋します↓

 

*わらべうたについて*

・わらべうたを実際にやってみて、友達と直接触れ合う機会がありスキンシップの大切さを実感しました。直接触れ合うことで身体だけでなく心も繋がっているような気持ちになりました。

・わらべうたや絵本は、まだおしゃべりのできない乳児と関わり、関係を築いていく上でのきっかけになると思いました。

 

*素話について*

・素話は何も見ないことで聞いている人の顔を見ながら話せるからとても良いと思った。聞く方も聞く力や想像する力、物語を理解する力が身につくと思った

・素話を体験してみて、とても惹きつけるものを感じました。絵本のように本や絵がないからこそ耳から聞いた話を想像しながら聞くことができるので想像力が豊かになると感じました。

・素話は絵本のイラストを思い浮かべることができるほど物語の中に入り込むことができました。

・素話を聞き心地よく落ち着く空間だったと感じました。

・実際に聞いてみて先生の話が耳の中にスーッと入ってきて、自分の中できちんと聞こうと言う思いが聞いている最中に込み上げてきました。そのため、素話は聞く力も育めると実感できたので今後現場に出た際に自分でもできるように練習しようと思いました。

 

*絵本について*

・子どもが落ち着いて絵本の世界を楽しめるように、読む環境を考えることが大切だと思った。

・絵本を読んでいる時に子供が歩いて前に来て話したり、絵本に触ったりした時は、絵本を持っている腕を上げて触れないようにするということを聞いた時、今までそのような場面で自分も困っていたのでなるほどと思いました。

・実習先にいた子どもの話を聞いていると、保護者から貸し与えられているiPadやスマートフォンにて時間を過ごしていることが多いことを知ったため、わらべうたの伝承が消え去りつつあることにとても共感したとともに、自分は積極的に使って行きたいと思いました。

 

 

 

次回は、Q&Aです。