「ハエのスピード」
飛行時速15キロ。私の電動チャリの平均速度くらいですけど、
危険を察知すると、100分の1秒で、方向変換をやってのける。
身体能力と回避能力がすごい。
飛んでる時は、追いかけても全く無駄です。窓を開けましょう。
「ノミのジャンプ力」
人間なら東京都庁を飛び越えるらしい。
ただ、そんなことよりも、
なんでそんなにジャンプ力がいるのかがわからない。
そんなに跳べる必要性がどこにもないではないか。
「ビンの中のノミ」の逸話を作るためだけに、
与えられた能力なのかもしれない。
「クマムシ最強説」
体長1ミリ。見た目は円谷プロの怪獣そのもの。
乾眠状態になると、電子レンジでチンしようが、
冷凍庫に放り込もうがびくともしない。
ただ実験で、砂袋にマッハ3で激突させたら死んだそうだ。
クマムシ不死身説に終止符! だって。
そりゃそうだろう、踏めば死ぬんだから!
「素数ゼミ」
毎世代正確に、13年か17年の周期で大量発生するセミ。
誰か間違えそうなもんだけどな!
こんなの科学で説明できるわけがない。
「ハヤブサのスーパー捕獲術」
ハヤブサが眼下に獲物の鳥を発見しました。
翼をたたみ、獲物めがけて真っ逆さまに落下していきます。
瞬間最高時速350キロ。新幹線の「はやぶさ」より速い。
そして獲物に体当たり!鳥さん即死。よくて失神。
ちなみにハヤブサは遅く飛ぶのも世界一。飛行の天才です。
「熱殺蜂球(ねっさつほうきゅう)」
体長1センチ強、ニホンミツバチの必殺技。
天敵オオスズメバチ 体長4.5センチ。顔も凶暴そのものだ。
こいつが獲物探しに来ると、ニホンミツバチ逃げるのでなく、
逆に、全員が一斉に襲いかかる。
一匹のオオスズメバチの全身を、
数百匹のニホンミツバチがびっしりと覆う。
その姿を熱殺蜂球と呼ぶ。
蜂球内温度47度。
オオスズメバチの致死温度45度。蒸し殺しだ。
ニホンミツバチの致死温度50度ならではの攻撃技。
ただし参加者は寿命を半分失う。
動物は人間と違って、自分のためだけに生きるのではない。
子孫をつなぐために戦うのだ。
LGBTに説教して欲しいくらいだ。
「ピューマに襲われたら]
たとえば、歩道橋の上から下を眺めていたとします。
トラやライオンが、あなた目がけて向かってきています。
でも、からかったって大丈夫です。
安心してください!平気です。彼らでは届きません。
でも、もしピューマが向かって来ていたとしたら・・・
もう無理です!間に合いません。
ピューマのジャンプ力 7m。
さようなら。
「クマに襲われたら]
なぜクマだけには、死んだふりなのか。
小さい頃からの、疑問のひとつです。
それは、森の中では、防ぐ方法が見当たらないからです。
体重200キロ。なのに時速60キロで走り、木登りも得意。
水泳は、時速10キロで100キロ泳げます。
ね、逃げるとこ、ないでしょう。
出会ったら、すぐ寝ましょう!