引確だ!!
ツムラだ!!
このたび、チャンTブログ読者の皆さまに、ご報告がございます!
わたくしツムラ、R-12015の結果を受けまして、芸人を引退することになりました!!
今まで応援してくださった鬼隠れツムラファンの皆さんにはなんにも恩返しができず本当に申し訳ないです…。
実は、去年のR-1の時点でだいぶ考えてたんですよ。
何なら、30歳になったら辞めようってのはもともとあって。
で、ロスタイムで、30の年のR-1まで、さらにそれが31の誕生日まで、さらにロスタイムのロスタイムで、せっかくなんで31のR-1まで。
で、つい先日、鈴木ララバイが大ハネしたことでおなじみ某番組のオーディションがあったため、それの結果待ちだったのですが、その落選の知らせを受けていよいよ引退確定、引確ですわ。
いやあ、負けましたね!
大負け、大敗です!!
7年頑張ってやったんですけどね!
いや、ほんまに。
テレビ出るのも、メンバーなるのも、仕事もらうのも、
ほんまめちゃくちゃ難しいよ!!!
まして、売れるんなんて果てしないよ!!!!
やらんとぼんやりとしかわからんこの難易度!
だいぶ厳しい!!
でも
楽しかったなあ
すげえ楽しかった。
長くなりそうやし、残りの舞台もちょっとあるので今回はこのへんでやめときますが、今後のブログの予定としましては、
「NSC生必見!!ツムラの芸歴7年を一年一年振り返り、一体なにがいけなかったのを考察する、集中連載"ツムラの反省"!!」
その後
「お笑い芸人を辞めた31歳は果たしてどんな道程で社会復帰できるのか⁉ "元よしもと芸人津村の就活ブログ"!!」
以上のラインナップを予定していますので、ブログの方は引き続きよろしくお願いします!!
そして残りの舞台はこちら↓↓
2月2日(月)
パズル
16日(月)
芸人ツムラ告別式
どちらもOCAT4F 19時!!
また改めてここに書かせてもらいますが、
みんな今まで本当にありがとう。
このたび、チャンTブログ読者の皆さまに、ご報告がございます!
わたくしツムラ、R-12015の結果を受けまして、芸人を引退することになりました!!
今まで応援してくださった鬼隠れツムラファンの皆さんにはなんにも恩返しができず本当に申し訳ないです…。
実は、去年のR-1の時点でだいぶ考えてたんですよ。
何なら、30歳になったら辞めようってのはもともとあって。
で、ロスタイムで、30の年のR-1まで、さらにそれが31の誕生日まで、さらにロスタイムのロスタイムで、せっかくなんで31のR-1まで。
で、つい先日、鈴木ララバイが大ハネしたことでおなじみ某番組のオーディションがあったため、それの結果待ちだったのですが、その落選の知らせを受けていよいよ引退確定、引確ですわ。
いやあ、負けましたね!
大負け、大敗です!!
7年頑張ってやったんですけどね!
いや、ほんまに。
テレビ出るのも、メンバーなるのも、仕事もらうのも、
ほんまめちゃくちゃ難しいよ!!!
まして、売れるんなんて果てしないよ!!!!
やらんとぼんやりとしかわからんこの難易度!
だいぶ厳しい!!
でも
楽しかったなあ
すげえ楽しかった。
長くなりそうやし、残りの舞台もちょっとあるので今回はこのへんでやめときますが、今後のブログの予定としましては、
「NSC生必見!!ツムラの芸歴7年を一年一年振り返り、一体なにがいけなかったのを考察する、集中連載"ツムラの反省"!!」
その後
「お笑い芸人を辞めた31歳は果たしてどんな道程で社会復帰できるのか⁉ "元よしもと芸人津村の就活ブログ"!!」
以上のラインナップを予定していますので、ブログの方は引き続きよろしくお願いします!!
そして残りの舞台はこちら↓↓
2月2日(月)
パズル
16日(月)
芸人ツムラ告別式
どちらもOCAT4F 19時!!
また改めてここに書かせてもらいますが、
みんな今まで本当にありがとう。
R-1 2015だ!!
ツムラだ!!
ブログを更新しないままいつの間にか2015年になってしまいましたが、みなさん明けましておめでとうございます!!
というのも我々ピン芸人にとっては、年末からはじまるR-1が終わってこそ年が明けるみたいなとこがありまして、新年の挨拶もそれからなんですよね!
え?
でもツムラさっき、新年の挨拶したやないか?て?
終わったんですよ
今年のR-1が。
僕のネタで、炊飯ジャーと闘うというネタがあるんですが、
炊飯器の蓋がネタ中に壊れまして、閉まらなくなってしまって、
そこで動揺した僕は後半なんやかんやグダグダになってしまって。
言い訳ですよ。
別に観てた人からしちゃネタ中のグダグダなんていつもと変わらんかもしらんし、ベストパフォーマンスしても結果は変わらんかったんかもしれませんけど。
なんか、ついてないなぁ。
でも理由もちゃんとあるんです、力が入りすぎてたんですよ、だから炊飯器を壊してしまったし、その後も取り返せなかった。
負けました。
大負け!!
悔しいけど、なんかスッキリした!
あとは観る方にまわります!
今年の関西勢も皆さん仕上がってますからね!
R-1ぐらんぷり2015、決勝まで目を離すな!!
ブログを更新しないままいつの間にか2015年になってしまいましたが、みなさん明けましておめでとうございます!!
というのも我々ピン芸人にとっては、年末からはじまるR-1が終わってこそ年が明けるみたいなとこがありまして、新年の挨拶もそれからなんですよね!
え?
でもツムラさっき、新年の挨拶したやないか?て?
終わったんですよ
今年のR-1が。
僕のネタで、炊飯ジャーと闘うというネタがあるんですが、
炊飯器の蓋がネタ中に壊れまして、閉まらなくなってしまって、
そこで動揺した僕は後半なんやかんやグダグダになってしまって。
言い訳ですよ。
別に観てた人からしちゃネタ中のグダグダなんていつもと変わらんかもしらんし、ベストパフォーマンスしても結果は変わらんかったんかもしれませんけど。
なんか、ついてないなぁ。
でも理由もちゃんとあるんです、力が入りすぎてたんですよ、だから炊飯器を壊してしまったし、その後も取り返せなかった。
負けました。
大負け!!
悔しいけど、なんかスッキリした!
あとは観る方にまわります!
今年の関西勢も皆さん仕上がってますからね!
R-1ぐらんぷり2015、決勝まで目を離すな!!
イヴの魔法(下)だ!!
ツムラだ!!
小説もいよいよ後編。
ちなみに、ミカさんには一応ちゃんと事前に許可を取りました。
~~~~~~~~~~~~~~~~
イヴの魔法(下)
それから、アツシとは週1で会うことになり、食事をしたり、お酒を飲んだり、ドライブで遠出をしたり。
とにかく、突然やってきたこのキラキラした日々に、最初はミカも戸惑っていたが、次第に夢うつつから抜け出すように恋を噛み締め、おしゃれをしたりメイクを変えたり、毎日を楽しみだしたのだった。
そしてクリスマスも近付くある日の帰り道、アツシがミカに"次"の約束を放った。
「今度、イヴの夜なんだけど、会社の関係者でクリスマスパーティーがあるんだ。
そこに、ミカちゃんも一緒に来てほしいな。」
「え、あたしはええけど、アツシくんはいいん?」
「みんなにミカちゃんを紹介したいからさ。
でも…
芸人やってるってことは、黙っててほしいんだ。」
「えっ…?」
思わず驚いたが、もしかしたら世間的には驚くようなことではないのかもしれない、と思い、ミカはその感情を無理矢理飲み込んだ。
アツシが、少し口調をもごつかせながら続ける。
「というかさ、その、、辞めないの…?」
「…えっ??」
「ごめん!やっぱこの話やめよ!そのパーティーさ、ホテルの最上階でやるんだ!めちゃくちゃ料理おいしいから、ミカちゃんもすごく楽しめると思うよ!」
「う、うん。」
ミカは、帰った後も、1人でずっとアツシの言葉を反芻していた。
やっぱり、ガールフレンドが女芸人やったら恥ずかしいんかな。
あたし、大切な人が恥ずかしいと思うようなことを、こんなに必死になってやってるんかな。
12月24日。
ホテルに着くと、フロアにはいかにもな紳士たちと、煌びやかなドレスに身を包んだ淑女たち。
ミカも精一杯合わせようと、母に貰った真っ赤なドレスに、普段めったに履かないヒール姿だったが、全く太刀打ちできない。
それでも。
アツシくんが言う綺麗の一言が、ミカの魔法を蘇らせた。
そうだあたしはシンデレラ。
せめて、せめて今日だけは。
アツシは人気者で、次から次へと人が寄っては変わり、その度、ミカは挨拶をした。
周りのクスクスも、聞こえてはいたが、ミカは耐えた。
きっと気のせいだ。
あれはあたしのことじゃない。
しかし、
「おい、アツシ!!
お前今日はえらいの連れてきてるなあ!!
お前コレ、B専どころの騒ぎじゃねえよ!!」
べろべろに酔った会社の同期が、ミカを指差し、腹をかかえて笑った。
ミカはその瞬間に、スカートをまくりあげ、走ってホテルから飛び出した。
途中大きな階段があり、靴が脱げ落ちてしまったが、それをすくい上げ、手に持って走った。
外へ出た瞬間、アツシがミカの腕をぐっと掴んで引き止めた。
「ごめん!!!!」
向かいの通りの通行人が振り向くようなボリュームで、アツシは頭を下げて謝罪した。
「もうパーティーを出よう!」
2人で夜道を歩きながらも、ミカにはやはりさっきの出来事が頭にこびりついていた。
この人とあたしじゃ、やっぱり…。
「これ!クリスマスプレゼント!」
ふと立ち止まったアツシがバッグから取り出したのは、リボンの付いた可愛らしい靴だった。
「靴、いつも汚れたスニーカー履いてたからさ、あげる。」
「ありがとう!!」
さっきの出来事を吹き飛ばすかのような興奮に、ミカは瞳を輝かせた。
「それから…芸人を辞めて、オレと付き合ってほしい!」
「えっ…??」
刹那、時間が止まった気がした。
生まれてはじめての告白。
でも。
「やっぱりさ、彼女が芸人やってるっていうのはちょっと嫌かな。
今日みたいなこともあるだろうし、ミカちゃんには芸人を辞めてもらって、もっと普通の女の子みたいに…」
「…返す。」
ミカは、プレゼントの靴の入れられた袋をアツシに突きつけた。
「シンデレラはな。
シンデレラならな。王子様が迎えに来てくれたら、すぐにうんって言うねん。
でもな。
でもな。
あたし女芸人やから。
みんなに笑われてもな。
王子様に嫌がられてもな。
それがあたしの夢やねんか。」
途中から涙で言葉も顔もぐじゃぐじゃになり、嗚咽も止まらない。
それでもミカは、一生懸命言葉を繋いだ。
「ア''ヅジぐん、いままでありがどゔ…!!
ざよ"なら"!!」
12月25日。
いつもの喫茶店で、いつもの3人。
「恋ってさ、むずいよな。」
「なんやねんミカちゃん急に!」
そう言ってがははと甲高い声で笑うミカのか細い瞳には、笑い涙とは確かに違う雪の雫が光る。
「あ、もうこんな時間や!まりさんに怒られるわ!!」
そう言ってカフェを飛び出した彼女の背中は、0時を回っても解けない魔法で輝いていた。
END.
本日!
ロンリードッグコロッセオ前編
18:15開場18:30
OCAT4F講堂
200円
MC シバインシュタイガー
出場者はこちら
12/27(土)
ロンリードッグコロッセオ後編
18:15開場18:30開演
OCAT4F講堂
200円
MC ジェットゥーゾ
出演者はこちら
小説もいよいよ後編。
ちなみに、ミカさんには一応ちゃんと事前に許可を取りました。
~~~~~~~~~~~~~~~~
イヴの魔法(下)
それから、アツシとは週1で会うことになり、食事をしたり、お酒を飲んだり、ドライブで遠出をしたり。
とにかく、突然やってきたこのキラキラした日々に、最初はミカも戸惑っていたが、次第に夢うつつから抜け出すように恋を噛み締め、おしゃれをしたりメイクを変えたり、毎日を楽しみだしたのだった。
そしてクリスマスも近付くある日の帰り道、アツシがミカに"次"の約束を放った。
「今度、イヴの夜なんだけど、会社の関係者でクリスマスパーティーがあるんだ。
そこに、ミカちゃんも一緒に来てほしいな。」
「え、あたしはええけど、アツシくんはいいん?」
「みんなにミカちゃんを紹介したいからさ。
でも…
芸人やってるってことは、黙っててほしいんだ。」
「えっ…?」
思わず驚いたが、もしかしたら世間的には驚くようなことではないのかもしれない、と思い、ミカはその感情を無理矢理飲み込んだ。
アツシが、少し口調をもごつかせながら続ける。
「というかさ、その、、辞めないの…?」
「…えっ??」
「ごめん!やっぱこの話やめよ!そのパーティーさ、ホテルの最上階でやるんだ!めちゃくちゃ料理おいしいから、ミカちゃんもすごく楽しめると思うよ!」
「う、うん。」
ミカは、帰った後も、1人でずっとアツシの言葉を反芻していた。
やっぱり、ガールフレンドが女芸人やったら恥ずかしいんかな。
あたし、大切な人が恥ずかしいと思うようなことを、こんなに必死になってやってるんかな。
12月24日。
ホテルに着くと、フロアにはいかにもな紳士たちと、煌びやかなドレスに身を包んだ淑女たち。
ミカも精一杯合わせようと、母に貰った真っ赤なドレスに、普段めったに履かないヒール姿だったが、全く太刀打ちできない。
それでも。
アツシくんが言う綺麗の一言が、ミカの魔法を蘇らせた。
そうだあたしはシンデレラ。
せめて、せめて今日だけは。
アツシは人気者で、次から次へと人が寄っては変わり、その度、ミカは挨拶をした。
周りのクスクスも、聞こえてはいたが、ミカは耐えた。
きっと気のせいだ。
あれはあたしのことじゃない。
しかし、
「おい、アツシ!!
お前今日はえらいの連れてきてるなあ!!
お前コレ、B専どころの騒ぎじゃねえよ!!」
べろべろに酔った会社の同期が、ミカを指差し、腹をかかえて笑った。
ミカはその瞬間に、スカートをまくりあげ、走ってホテルから飛び出した。
途中大きな階段があり、靴が脱げ落ちてしまったが、それをすくい上げ、手に持って走った。
外へ出た瞬間、アツシがミカの腕をぐっと掴んで引き止めた。
「ごめん!!!!」
向かいの通りの通行人が振り向くようなボリュームで、アツシは頭を下げて謝罪した。
「もうパーティーを出よう!」
2人で夜道を歩きながらも、ミカにはやはりさっきの出来事が頭にこびりついていた。
この人とあたしじゃ、やっぱり…。
「これ!クリスマスプレゼント!」
ふと立ち止まったアツシがバッグから取り出したのは、リボンの付いた可愛らしい靴だった。
「靴、いつも汚れたスニーカー履いてたからさ、あげる。」
「ありがとう!!」
さっきの出来事を吹き飛ばすかのような興奮に、ミカは瞳を輝かせた。
「それから…芸人を辞めて、オレと付き合ってほしい!」
「えっ…??」
刹那、時間が止まった気がした。
生まれてはじめての告白。
でも。
「やっぱりさ、彼女が芸人やってるっていうのはちょっと嫌かな。
今日みたいなこともあるだろうし、ミカちゃんには芸人を辞めてもらって、もっと普通の女の子みたいに…」
「…返す。」
ミカは、プレゼントの靴の入れられた袋をアツシに突きつけた。
「シンデレラはな。
シンデレラならな。王子様が迎えに来てくれたら、すぐにうんって言うねん。
でもな。
でもな。
あたし女芸人やから。
みんなに笑われてもな。
王子様に嫌がられてもな。
それがあたしの夢やねんか。」
途中から涙で言葉も顔もぐじゃぐじゃになり、嗚咽も止まらない。
それでもミカは、一生懸命言葉を繋いだ。
「ア''ヅジぐん、いままでありがどゔ…!!
ざよ"なら"!!」
12月25日。
いつもの喫茶店で、いつもの3人。
「恋ってさ、むずいよな。」
「なんやねんミカちゃん急に!」
そう言ってがははと甲高い声で笑うミカのか細い瞳には、笑い涙とは確かに違う雪の雫が光る。
「あ、もうこんな時間や!まりさんに怒られるわ!!」
そう言ってカフェを飛び出した彼女の背中は、0時を回っても解けない魔法で輝いていた。
END.
本日!
ロンリードッグコロッセオ前編
18:15開場18:30
OCAT4F講堂
200円
MC シバインシュタイガー
出場者はこちら
12/27(土)
ロンリードッグコロッセオ後編
18:15開場18:30開演
OCAT4F講堂
200円
MC ジェットゥーゾ
出演者はこちら