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第7回 題目:100年ぶりの経済危機その解決法を提示する

現在世界は混沌と危機に瀕している。

現在人類が直面している危機は過去の危機とは大分違う。なぜなら現在人類が置かれている生態系の破壊と武力衝突の危機は特定人や特定地域に限定される危機ではなく地球上に生きる全ての生命体の危機であるためである。また現在の危機は経済や人倫道徳に限定された問題ではなく政治、経済、社会、文化など社会全般に渡っている。

一言で言えば総体的危機なのである。このような混沌と無秩序が人々に新しい秩序を探すよう促している。現在人類は全ての存在の破滅か、もしくは新しい人間、新しい社会の誕生かという岐路に立たされている。

我々は現在人類が経験している混沌を新しい精神文明の誕生のための機会として活用しなければならないであろう。人類全てが皆共に生存することのできる新しい価値観と文明を誕生させなければならない。

よって今はこれまで当然と考えられてきたことを試行錯誤を経るとしても新しい解決策を求めて変える時になったのだ。それまでのものが間違っていたというのではなく時が経って役に立たなくなったのだ。

それ故今、総体的危機の主犯である貪欲が経済の主体になり主人となって経済の実質権力を握り経済という料理をさせた経済政策である。貪欲の経済主体は今回の経済危機をきっかけにバトンを徳の経済主体に渡してあげなければならない。今は貪欲の経済主体のシステムで経済成長をすることが出来ない情勢であり、だからこそ経済成長システム、社会安定、不平等の解消、社会共同繁栄、共に生きる社会、物質文明から精神文明へ転換することのできる経済の八方美人を求めて数十匹のうさぎをたった一度で捕らえる経済システムをみつけねばならない。その主人公は徳である。

徳が経済の主体になり主人になって経済の実権を握り経済の料理をする経済の主人にならなければならない。即ち徳が経済の隷属から開放され経済の主人の席を担当しなければならないのである。

これが100年ぶりの経済危機における解決法であり精神文明を誕生させる近道である。

徳が経済の実権を握ってつくる最初の料理のメニューは全世界の人々に2億~5億が入金された現金カードを発給することである。韓国政府が今の貧困層に“フードクーポン(food coupon)”でもって支援するという政策が2億~5億が入金された現金カード発給の前前段階であるとみている。アメリカも食品券制度(フードスタンプ)1977年から全地域で実施しているという。全人類に2億~5億が入金された現金カードを発給する幕はすでに上がっているとみている。人間同士手をとりあって合意し実践すればいいのだ。

次回第8回の題目は“今は全人類がお金持ちになる権利を求める時”である。

第6回 題目:独走の物質価値界は精神価値界に席を譲る時である

ある講座でのことである。耳つんぼ朴から全世界人に2億~5億ウォン程度入金された現金カードを提供するという説明を聞いて博士である大学教授が感想を述べた。

“そうなるとその社会は競争がなくなるので何の楽しみもなく生き甲斐がなくなってしまうでしょう。”

その博士は一度も失敗したことのないように見受けられ自分の成功のかたわらで落ちていった側をみて楽しみ喜びに酔って生きてきたのが全てであるようだった。このような個人主義的人間性が物質文明を急速度に発展させた要件であり原動力であったのだ。他人が死のうが生きようが自分だけよければいいという個人主義の“悪人”達が熾烈な競争の中で物質文明を発展させることができたのだと私は見ている。しかし人生社会には物質価値の理念の他に精神価値の理念も存在している。物質価値の世界の井戸から精神価値の世界の広々とした楽園を体験させようというのが今の世界経済危機であると私はみている。

 危機は機会である。危機は時が来たという信号である。全人類に現金カード発給の時が来たという信号だ。世界各国の単一通貨、不平等解消、世界統一実現などの問題による経済、政治学者達の悩みが現金カード発給で一度に解決されるとみているのだ。このような経済の豊かさは物質価値界を丈夫にしその基礎の上に精神価値界の豪華燦爛とした内容を伸縮し人生を締めくくるためのものとみている。

よってこの度の経済危機の機会により物質価値界は先頭を精神価値界に譲らなければいけないとみている。精神価値界に没入してみれば分かることだ。物質価値界の楽しみとは比べ物にならないであろう。

周りの全ての存在が愛らしく見え涙がたまり恍惚さと全体と一つになった時のオルガズムは言葉で言い表せない恍惚感を体験させてくれるであろう。世の中の人間たちをこの道へ導くために経済危機が来たと私はみているのである。

お知らせ:今回は第6回、これから44回連載予定。

次回:第7回の題目:“100年ぶりの経済危機その解決法を提示する”

第5回 人類歴史における資本主義は必要悪の一時的な経済体制

誰が何と言おうと資本主義は物質文明を急速に発展させた功労者である。資本主義が短期間内に多くの人々の衣食住解決に貢献したことは事実である。

資本主義よ。今から約200年前に地球に現れたんだよな。ところで何の力でもって短期間に物質文明をこんなにも発展させられたんだい?多くの人々がお前のおかげで金持ちになって幸せだ。昔は王様であってこそ味わうことのできた食べ物を誰もが食べれるようになり着ている服、住んでいる家が宮廷よりも贅沢だ。資本主義よ、ありがとう。でも人間が金持ちになるのは生きる手段であって目的ではないっって言ってたよな。

資本主義よ。今世紀、お前は人間達の生きる手段を忠実に充足させたとみるよ。手段が完成してこそ安心して目的に向かえるだろう。

資本主義よ。よってお前は人生の生きる手段を完成させた功労者だよなあ。お前でなければどうやって急速に増加する人類を食わせてこれただろうか。ところが資本主義よ。お前は二つの顔を持っているよな。経済成長の裏庭には環境汚染と地球村の総体的混沌が幅を利かせているんだからな。だからお前はどうやら必要悪のようだ。

資本主義よ。私の言うことをよく聞くんだ。人類社会の発展を見ると狩猟社会、農耕社会、産業社会、情報化社会の順に発展したと言うが資本主義が出現した頃の社会は産業社会だったよな。だから資本主義は産業社会の庭で動き回って来たんだ。ところが人類社会は産業社会を後にして情報化社会へ進入しているんだから自然と人類は産業社会の時代を終え情報化社会の家へ引越するようになったのさ。資本主義よ。だからお前が遊んでいた産業社会の庭はなくなっていくことになった。従ってお前、資本主義も消え行く産業社会についていかないとな。資本主義よ。もう人類とは因縁を絶とう。資本主義よ。だからお前の運命は一時的だというのだ。

次回、第6回の題目は独走して来た物質の価値が精神価値と同行する時となったです。これからも耳つんぼ朴に関心を持ってくださればと思います。

50回分連載予定