マンネリ子供といじめの問題 | 恵翠(けいすい)書道教室

恵翠(けいすい)書道教室

盛岡市のお習字教室 / 滝沢市のお習字教室  盛岡市の書道教室 / 滝沢市の書道教室  盛岡市の書道塾 / 滝沢市の書道塾

岩手の子供たちを教えていて強く感じることは、足の引っ張り合いが日常茶判事になっていることです。お友達をゲームに誘っては勉強させまいとする。付き合いの悪い子は、いじめられる。けなし合いの言葉が目立ち、頑張っている子の向上心を挫こうとするのです。








多分、それは大人たちが手本となっていると考えられるのですが、岩手はパチンコ天国で、都会では考えられないことなのでしょう。昼夜に堂々とパチンコのコマーシャルが何度も何度も流れているのです。

私も、会社員時代には、同僚たちからよくパチンコに誘われました。断ると付き合いが悪いとかなり皮肉られ、いじめられたりもしました。なぜ、彼らはパチンコをするのでしょう。これこそ足の引っ張り合いなのです。出世と無縁の者にとってマンネリ生活を癒すものとは、何より一番が「他人の不幸」となってくるわけですが、パチンコは、大損する誰かを見ることで心が晴れているのではないかと感じられました。自分が大損しても、皆から同情されるので悪くはないようです。

ということは、子供たちも誰かをいじめていて、向上心の失ったマンネリ子供たちの心が晴れているとは考えられないでしょうか。もし、そうであるなら実に情けないことです。これは、幼稚園からお受験のある都会では考えられないようなことなのかもしれません。競争社会という現実を生き抜いていくには、そういった厳しさは、ある意味、必要なのかもしれません。子供にとっても、大人にとっても… (これは、シュタイナー教育に反する考え方ではあります)

とにかく、最近の岩手の子供たちには夢が無いのです。○○の店員とか、将来無くなるかもしれないような仕事に就きたいのだと言います。なぜ、その仕事をしたいのかと聞くと、「そんなに頑張らなくても就けそうだから」と答えが返ってきます。どうして勉強が嫌いなのと聞くと、「めんどくさいから」と返ってきます。大人たちのマンネリズムが、子供たちに強く影響していると言えるのではないでしょうか。

だからこそ社会人になっても勉強するという大人の姿勢が、子供たちには必要なことであると思うのです。

各方面での自動化システムの発達により、ここ10年位の間に日本の65%の仕事は消滅してしまうので、今の子供たちは、現在まだ存在しない仕事に就かなくてはならないことになる(放送大学副学長、宮本みち子氏談)。つまり、大人たちもいつ今の仕事が無くなるかという危機を感じるべきなのです。そして、そういう時に次の仕事に就けるようにする備えとなるような資格を取るとか、起業できるだけの各種スキルを得るとか、自分の未来に投資する学習活動をするべきなのです。

こういった大人の頑張りが、マンネリ子供たちを無くしていくのです。

子どもを良くするのは、優れた教育を受けさせることはもちろん大切なのですが、親御さんの生きる姿勢にも大いに関わってくることを肝に銘じて欲しいものです。

親御さんがマンネリズムを捨てて頑張るようになると、マンネリ子供たちが無くなっていき、いじめも無くなっていくという図式は、かなり核心をついているように感じられてなりません。いじめを単に○○ちゃんが悪いという個人的な問題としてだけ見てはいけないのです。いじめが存在するのなら、いじめの起こらない社会にしていこうと大人たちが立ち上がり、お互いに「子供たちのために自分磨きしよう」と声を掛け合わなければ、学校でのいじめは決して無くならないことでしょう。









親御さんが良い手本を示さなくても、教師の私が子供たちに良い手本を示せたらと思い、私はいつも高い目標を掲げ、学習活動を怠らないようにしています。吉田松陰の松下村塾ではありませんが、当塾の塾生たちが、未来の日本を危機から救うような人材を多く輩出させたいと願って止みません。

11月は道徳教育月間。この期間に、子供たちと大いに語り合い、今後に生かすための教育テーマを炙り出していきたいものです。そして来月(12月)は、芸術書道月間。そこで自由に表現された芸術作品の中に、その子の心の問題等が大いに写し出されてくるに違いありません。芸術とは、商業的に価値のあるものだけではなく、教育的に、さらには人間理解のために価値のあるものであると私は考えています。









国際野球大会「プレミア12」で侍ジャパンは昨日惜しくも準決勝で敗れてしまいましたが、2度の韓国戦で、任されたイニングを無失点に抑える見事な投球をした大谷翔平投手は岩手っ子です。大舞台になる程強く、惚れ惚れするような美しいフォームから160キロを超える剛速球と140キロを超える超高速フォークを投げられバッタバッタ三振の山を築いていく。世界が認める大投手である彼は岩手の誇りです。今日は岩手の子供たちは… と手厳しく書きましたが、決して手遅れなんかじゃありません。田舎者なんて言わせません。育てる大人たちが自覚していくのなら、世界に通用する人材を次々に輩出できる、素晴らしい素材の宝庫なのだと思うのです。




恵翠書道教室 盛岡教室

恵翠書道教室 滝沢教室