エーテル体って何? アストラル体って何? | 恵翠(けいすい)書道教室

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シュタイナーの文献を読むと、エーテル体やアストラル体という言葉が多く目に付きます。この、エーテル体やアストラル体とは一体何なのだろう。今日は、そのことについて書いてみたいと思います。

まずは、目で見て確かめられるものと、目で見て確かめられないものを分けて考えてみましょう。

目に見えるもののほとんどは、物質です。物質とは質量を持つ存在です。固体、液体、気体と様々な性質があります。光はどうかというと、光はエネルギーを持っているので、物質の仲間に入れることにします。目で実で確かめられるこの世界を物質界と名づけることにします。

次に、目で見て確かめられないものの中で、確実にあると言えることについて考えてみましょう。

まず、音楽は耳で聞くことはできますが、目には見えません。電波も目には見えませんが、ラジオやテレビで波長を合わせることによって、音による番組や、映像付きの番組を楽しむことができます。

人間の体は物質です。その物質である肉体に生命を与えている力も、目で確かめることはできません。しかし、そのことについて確実に確かめる方法があります。私達は怪我をすると、その人が怠けていたとしても、体は怠けることなく、直そうと働きます。

腎臓は、血液をろ過するための重要な臓器です。病気で、手術により2個ある腎臓のうち1個を摘出するなどして失ってしまうと、腎臓の機能は半減してしまうかというとそうではなく、残る1個が2倍の大きさになって同じように働こうとします。医学的には、生体恒常性(ホメオスタシス)と呼ばれる機能です。このように、私達の体には働き者でポジティブな力が与えられているのです。

このポジティブな力を、シュタイナーはエーテル体と呼んでいます。

エーテル体は、エーテル界からこの生命力を注がれているのですが、これは電気に例えることができます。赤い電球、青い電球、黄色の電球があるとして、電球の光の色は異なるのですが、そこに供給される電気は、色とは関係なく皆同じなのです。電球は、肉体に例えることができます。個人個人個性的な容姿を持っているからです。

さて、どんなにエーテル体が働き者でポジティブでも、人間の心の方はネガティブで「私なんて死んだ方がよい」などと考えている場合もあります。誰もが、心がポジティブとは限りません。

この不安定な心を作り出している存在を、シュタイナーはアストラル体と呼んでいます。

人間の心(アストラル体)は、目には見えないものですが、明らかにエーテル体と異なるものであることは理解できることでしょう。

アストラル体は、ネガティブなものばかりではなく、とてもポジティブな場合もあります。眠っている時、アストラル体はアストラル界に包まれて癒されているという。とはいえ、アストラル界はポジティブな魂しか受け入れないので、ここで癒しを受けられるのはポジティブな人だけなのだそうです。ポジティブな人は、睡眠が深く、啓示的な夢を見ることが多いのに対し、ネガティブな人は、睡眠が浅く、悪夢を見ることが多いだといいます。肉体とは、脳の「意識」の部分と繋がっていると考えられます。

どうですか。見えない二つの作用について理解できましたか。

さらに、脳の「無意識」と繋がっている目に見えない働きもあります。シュタイナーはこの世界についても詳しく述べているのですが、無意識ゆえ、誰にも理解できるわけではなく、理解度に個人差がでてくるものでもあります。私が、常日頃述べている、「わからないことは、わからない」で処理し、「わかった」つもりにならないことが大切という基本的な考え方を持たないと先に進むべきでないのかもしれません。でないと、シュタイナーの教えがまるで宗教のような絶対的なものになってしまう恐れがあるからです。

今回は、エーテル体とアストラル体の二つの解説に留めておきたいと思います。

シュタイナー教育は、「人格教育」です。《優れた人格育成をすることは、子どもの才能を最大限に引き出す》ということを理念にした教育です。そういう意味では、「英才教育」とは大きく異なります。

目に見えないエーテル体を正常化し、人格と大きく関係するアストラル体を美しいものに保てるように、そのためには、肉体が健全である必要である必要があります。肉体に障害があろうとも、それを乗り越える精神が身に付いていくのなら、どんな障害があっても健全といえるのです。

理想を言うなら、幼稚園から高校までの一貫教育で、学校として行なわれること(ある意味無菌状態の環境)なのですが、現実問題として、日本ではとてもハードルの高い教育といえます。塾で行なうとなると、その一部しか行なわれないのですが、教師がシュタイナーを理解しているものなら、子どもたちが時折起すトラブルを解決する際に、教える絶好の機会を得ることになるのです。

私どもの塾では、物質的価値観(目に見える価値観のみ)に翻弄されている子どもたちを募集して、物質的価値観にどっぷり浸っているような環境で生きなくてはならない子どもたちへ教育するわけですが、ある意味、トラブルを乗り越えて強い心を見に付けた子は、美しいだけでなく、たくましい精神が身についていくと思うのです。本格的ではありませんが、シュタイナー教育の名前を広めていけたなら、本格的シュタイナー教育の発展のために意義を持ってくるのではないかと思うのです。




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