理由は、前日の晩の仕事帰りに電車に乗っていると電話があり、保険屋さん=友達の親父さんから、「契約書にサインが欲しい」と言われて途中下車して寄ると、親父さんの世間話を止められず、24時まで付き合わされて眠かったからです。
昨晩は、金曜日。潮もまあまあで、満潮の時間帯も良かったのですが、「今日はゆっくりして、土曜日に行こう」と思っていたのです。
しかし、またしても電車の中で電話が鳴ります。この日はいつもの釣友からです。「ごめん、今、電車の中だから降りたらかけ直す」そう言って電話を切ります。
彼から金曜日に電話があるのは珍しいので、電車の中で、何の件についてか?あれこれ考えます。駅に着き電話をかけると、「明日、休みになったので今晩どう?」と。
皆様のご期待どおりの回答を。「飯食って、仕度をするので、21時頃迎えに行くよ」
ほんと、釣りバカですね。
現地には、22時頃に到着。新たな相棒、フィールダーハイブリッドの燃費はと言えば、35kmの走行で、24.5km/Lでした。
ノアの倍、半分の燃料で済みました。
さて、この日は、新月の大潮から小さくなる方への中潮の2日目です。先週も闇夜の中潮でしたが、雲がない為、幾分明るかったし、風もほぼ無風でいい感じです。
到着から1時間後、満潮を迎えました。しかし、2人共、何の音沙汰もありません。
でも、まったりとした時間です。こんな時間にホトトギスが鳴いています。
ホトトギスは、最初は元気良く鳴くのですが、繰り返すうちに、段々、自信が無くなっていくような鳴き声になって終わります。これを聴くと、いつもニッコリしてしまいます。
耳をすませば、カエルもゲロゲロ鳴いているのが聞こえます。田んぼのオタマジャクシが一斉にカエルになったのでしょう、大合唱です。
おっ、ホタルが飛んで来ました!足元の近くに止まりました!写真を撮ると、「カシャッ」と同時に飛んでしまい、写真はただの真っ黒でした。
ここの漁港では、時々ホタルを見ます。こっちの水は辛いのに。
などなど、ブログ上でカッコをつけているわけでもなく、本当にリラックスできるのです。
そうこうしていると、開始から3時間、引き始めて2時間を経過した時、「あれっ、こんな近くで」。
暗くて足元は見えないのですが、秋のアオリイカをやると、わかると思いますが、足元まで追いかけて来ます。
大きくなっても同じなので、手前に来ても、見えなくても、足元でポーズをとるようにしています。
それに乗っかって来ました。
しかし、測ってはいません。
良かった。ボウズかと思いましたが、何とか回避です。
その後、もう1時間やりましたが、何にも無し。やっとストップフィッシングです。時間は、AM3:00。
2人で4時間やって、この1杯のみ。普通の人なら絶対にここまで粘りませんよね。
私たちは、イカが居ると信じているから粘れているのです。しかし、数が少ないこと、通るタイミングが不定期ということもわかっています。だから、粘るのです。
家に着いたのは、4時過ぎで、シャワーを浴び、ベッドに入ったのが、5時前です。明るい。前日が睡眠不足だと言って、帰っておきながら、22時間起きていました。
釣りバカなのか、ただのバカなのか。。。
いずれにしても、海の乙姫様、本日もありがとうございました。
(今朝は、4時間寝てから起きて以来、昼寝もせず、バタバタしていました。)