別れと新たな出発 | 月読釣人の様々なブログ

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週1、2回程度のアップです。
ルアー歴40年超のルアー釣行のお話だけに留まらず、山菜、松茸などのハンティング、地震の統計(月1)、日常的な事まで多種多様です。

本日、10年間の相棒とお別れし、新たな相棒がやって来ました。

お別れした相棒は、「ノア」、新たな相棒は、「カローラ フィールダー」と言います。

これが今朝の新旧交代劇です。
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嬉しい気持ちもあり、寂しい気持ちもあり、少々、複雑な心境です。

昨晩は、ノアとの最後の思い出の釣りに行ってきました。もちろん、強化月間である、エギングによるアオリイカ釣りです。

昨日は、結構、風が強かったのですが、それでも最後ということで、夕方からのお出かけです。

現地到着は、18時頃、満潮は19時頃で、潮が大きくなる方への中潮の初日です。
引き潮で流れが速くなるのと、夕暮れが重なるタイミングを狙おう、という作戦です。

移動中もやや懸念しておりましたが、ちょつと風が強い。やや、うねりもあります。。。
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しかし、風は向きがまばらで、強弱もあるので、スキを見ながらキャストします。

そうこうしていると、沈黙のまま、日は暮れて行きます。。。

新月が近いのと、曇り空であることから、お月様の灯りによるお助けはありません。
本当に暗闇の夜、というのがピッタリなくらいの闇夜でした。

しかし、その自然の条件に合わせて生きるのが人間。暗闇では、漁港や周辺の小さな灯りが効果を発揮します。

その小さな灯りを強調するようにエギをチェンジ。ケイムラ(蛍光紫の意味ですね)のクリアボディにしました。

ここでの私の釣りは、基本を無視した底を取らないエギングです。藻が多いので、底まで沈めずに、中層、つまり藻の上を通して釣ります。

エギは、当然、シャロータイプで、着底でポーズが取れない分、フォール時間を長くすることにより、間を取るのです。

とは言いますが、私も友人も、シャロータイプのエギの天敵の風に苦心しながら、何の音沙汰もない状況が続きます。

日没から1時間、満潮から2時間を経過しようとした時、竿先に微かな重みを感じました。
こんな時は、念の為の合わせを入れ、スカったら、そのままジャークに入ります。

が、本物でした。
合わせを入れた時の重量感、久しぶりです。今年は3度目のエギング釣行ではありますが、未だ、ノーフィッシュ(ノースクイッド?)ということもあり、待望のイカです。

しかも、中々の重量感で、昨年以来のリールが巻けない、中々浮いて来ない感じを味わえました。

そして、やっと浮きました。浮いてしまえば、後は寄せるだけですが、重いです。
足元まで寄せて、ライトで照らすと、
「うん、デカイ」
いつものごとく、ネットイン!

そして、そいつが、こちら。
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測ってみると、デジタル表示で1.86kg。端数は誤差として捨てて、1.8kgと致します。胴長が40cmくらいあったのですが、2kgは超えていませんでした。しかし、大物と言って良いサイズでしょう。

一緒に写っている竿は、ゼナックのガホウジンJaffaで、昨年4月に期間限定の受注生産で、秋(10月?)に届いてから、今年の春まで使っていなかったで、この竿にとっても、初イカでした。

その後、2時間粘りましたが、全く音沙汰がなく、風もおさまらないので、ストップフィッシング。結局、この1杯だけでした。

しかし、ノアとの最後の思い出、ロッドの最初の獲物、と上手くまとまりました。

ノアには、たくさんの思い出をもらいました。そして、本当に最後の最後まで。長い間ありがとう!!!

もちろん、海の乙姫様、昨日も思い出をありがとうございました。

そして、新たな相棒、フィールダー。コイツは、ハイブリッドなので、ノアの半分くらいの燃料で済み、環境への負荷も減らせられるのではないかと思います。

現代の人間が生きることにより、地球に負担をかけてしまうわけですが、少しでも負担をかけないように、次の世に渡すことができればと思います。

さあ、新たな相棒との出発です。どんな、思い出を作ってくれるか楽しみです。