~月のしらべ かじもとや~店主のかつみです。
今日もお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今日は、私たちが扱っている「勾玉」について、お話ししようと思います。
勾玉は、紀元前から存在しており、災難や悪霊などから身を護る「お守り」として使用されてきました。
当時は、魚や動物の骨を削り身に付けていたとも言われています。
その後、「水晶」「ヒスイ」などの石で作られるようになりました。
勾玉のあの個性的な形には、実はさまざまな諸説があります。
・月と太陽を模した説
・獣の歯や牙を真似た説
・人間の胎児を模した説
・生き物の魂を象った説
・昆虫のさなぎや繭の形を象った説
・魚の形を起源にした説
などです。
なかでも、月と太陽を模した説は「陰陽説」とも言われています。
勾玉の頭に当たる部分を太陽、尾に当たる部分を三日月とし、2つが重なり合った形を表しているという説です。
また、勾玉を2つ並べ組み合わせると、ひとつの円になります。
これは、2つの異なるエネルギーがぶつかり合い、渦が生じた姿を表していると考えられています。
古代人は、月や太陽を神として崇めていました。
それらを重ね合わせることで大いなる宇宙に身を委ね、崇拝するという意味が込められいるのでしょう。
そして、小さな穴は、陽の中にも陰が存在し、陰の中にも陽が存在することを表しており、陰と陽が統合されることで無限のエネルギーが生み出されると言われています。
勾玉は、身に付ける際の「尾の向き」が実はとても大切です。
自身の体に尾の先が触れるように身に付けると、その勾玉の石が持つパワーを授かり、運気を上げたり、災いを避けることができると考えられています。
勾玉をお持ちの方で、面白そうだと感じた方は、ぜひお試しください。
そして、よりあなたが輝くように、今の自分に必要な勾玉との出会いをサポートさせていただくことが私たちの仕事です。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。