昨日は 「節分」

 

今日は 「月暦十二月(師走) 卅日(三十日) 立春・第一侯」

 

明日は 「新年」朔 14:16

 

🌙節分

冬と春を分かつ節目の日であるとともに、立春が年の初めという考え方もあるが、そうするとこの日が年の最後を飾る日ということになる。年末をいろどる行事が今も各地に残る。

 

🌙二十四節気【立春 りっしゅん】

春の気立つ日。月暦ではこの立春が一年の初めと意識される重要な日。八十八夜などの雑節がこの日から起算される。(十二月卅日)

 

🌙七十二侯【第一侯 : 東風解凍 とうふうこおりをとく】

東からの風が氷を解かしはじめるころ。(十二月卅日から一月四日頃)

 

志賀勝「月と季節の暦  戌年(2018年版、2019年版)」より

 

月の暦では今日が、十二月(別名「師走、季冬」) 三十日(本来は「卅日、丗日」と書く)の大晦日です。そして明日が新たな年となり、一月(別名「睦月、孟春」)一日で、朔(さく)日、本来の正月🎍となります。

 

新しい年を前に、浅間山麓でも昨日は雨が降りました。いよいよ暖かい春がやってくるという前触れ。時期的には早いのですが、虹や雷も見られたようです。そして、長年お月様を研究さえている志賀勝先生をお招きして、お話し会を開きました。お知らせするのが遅くなったので人が集まるから不安でしたが、30名以上の方が参加され大盛況の一日でした。

 

昨年は新年の若水くみをしたのですが、今回は新年目前に控えた時期にお話を聞けたので、それぞれが、明日自分の土地で自然の神々やご先祖様に感謝して、若水をくみたいと思います。

 

私は会計のスタッフで動いていたため、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。晴れ渡った青空が広がる大晦日の今日、水が湧き出ている場所や田んぼを回って、写真を撮りました。湧き水の出ている場所をよくよく見たら、「あ」と「わ」を表すような渦巻き模様が、左右に出ていました。セリやナズナ、クレソンも沢山出始めましたよ☘

 

昨年から二十四節気と七十二侯を綴って参りましたが、今日が最後になります。次回からは「佐久 月の会」のお知らせを中心に、時折季節の節目を織り込みながら、自然の風景や行事、新たなニュースなどをお伝えしたいと思います。

 

皆様にとって、来年も素晴らしい一年になりますように。どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。感謝✨🌕✨

 

 

 

 

 

一昨日は 「月暦十二月(師走) 廿五日(二十五日) 大寒・第三侯」

 

🌙七十二侯【第二侯 : 鶏始乳 にわとりはじめてにゅうす】

このころからニワトリが巣につき、卵を産み始める。(十二月廿五日から廿九日頃)

 

志賀勝「月と季節の暦  戌年(2018年版)」より

 

月暦では年の瀬で、寒い日が続いています。浅間山麓でも10cmを超える積雪がありました。この辺りは雪は少ないのですが、朝夕の寒さ厳しく残雪が凍ってしまい、路面凍結が怖いです。

 

明後日は節分、明々後日は十二月卅日の大晦日で「立春」となります。そして翌日が月暦(旧暦)の正月で、まさに「新春」と呼ぶのがふさわしい時。一年は立春から始まり大寒で締めくくる。それが古来からの日本の暦であって、それに合わせて年中行事や農作業が行われ、食文化が発達していきました。

 

商業主義社会の現代では、季節感のないイベントや上部だけの真似事が多いように思います。それに並行して神々やご先祖様への祈りも途絶え、自然への畏敬の念や感謝の心も失われつつあります。

 

今日は大寒の第三侯「にわとりはじめてきゅうす🐓」。ひと昔前の農村の家々では鶏やヤギをを飼い、卵や乳を自給自足するのが当たり前でした。私の婆ちゃん家にもニワトリ小屋があり、茶色い「チャボ」というニワトリがいて、卵を取りに行くのは子供の仕事でした。クチバシで突かれないよう気をつけながら卵を取ったものです。

 

今は、平飼い養鶏をされている南相木村の有坂さんから卵🥚を届けてもらっています。地元のおからや酒米の米糠などを合わせて醗酵させた肥料を与えていて、安心安全で、純粋な味の美味しい卵です。ニワトリに慣れ親しんだ私でしたが、有坂さんから「(寒さの厳しい)冬はニワトリが卵を産まなくなる」と聞き、そういうものだとは知りませんでした。スーパーに行けばいつでも卵が買える時代なので、完全に麻痺していました。

 

野菜も果物も「旬」が失われつつある今日この頃ですが、月暦をを暮らしに取り入れると、節句や年中行事の本来の意味が分かったり、自然の移り変わりを感じるられるようになりますよ╰(*´︶`*)╯

 

二十四節気と七十二侯のお知らせは、今年度をもって終わりにします。次回の節分、立春が最後になります。来年度は、志賀勝「月と季節の暦 亥歳(2019年)」に書かれていますので、お求め頂ければと思います。また2/3(日)の志賀先生のお話会でも販売しますので、ご都合のつく方はぜひご参加ください。きっとの暮らしのお役に立つことでしょう。

 

写真は今日の浅間山と佐久平方向に広がる景色。浅間山は静かに煙を吹いていました。

 

 

佐久 月の会からのお知らせです(^-^)

 

2月3日(日)、志賀勝先生お招きして、月のお話し会を開きます。この日は「節分」で、月の暦では「十二月廿九日(二十九日)」。立春と旧暦新年を目前に控えた日、とても大切な節目の日です🌱

 

古来から行われて来た新年の迎え方、月の暦(旧暦)を暮らしに活かす方法、カレンダーの見方などを、ワークショップ形式でお話いただく予定です。豆まきもやりたいと思っていますので、ぜひ子供さんもご一緒にどうぞ♡

 

🌙日程   2019年2月3日(日) 14時頃より

🌙場所   体と心のほぐしサロン(柳園院:三ツ井克子さんのサロン)佐久市下小田切135-9  

🌙会費   500円 (子供さんは無料)

🌙持物   「2019年版 月と季節の暦」カレンダー  

             ※当日の販売もあります  「月と季節の暦」月と太陽の暦 制作室

 

参加ご希望の方は、tsukinokai.saku@gmail.com、または080-6994-8458(内堀)までお願いします。