新たな時代、令和二年を迎えました。心よりお喜び申し上げます。

 

昨年8月14日、月暦では七月十四日に、「月と季節の暦」カレンダーを制作されていた志賀勝先生が、お亡くなりになりました。11月16日に東京のレストランで志賀先生をしのぶ会が行われ、佐久の月の会のメンバー4名も参加しました。

 

9月から更新を中断してしまい、ブログをご覧くださっていた方のご期待に添えず、申し訳ありません。志賀先生がいなくなり、月の会や私たちの心に、穴が空いてしまったような感覚がありました。でも、志賀先生をしのぶ会に参加した時、「先生はやるべき事をやり遂げて、一足お先にお月様に帰られた」と感じました。後は自分たちで考えなさい、学びなさい、というメッセージなのでしょう。

 

志賀先生と一緒に皎月原行き、月暦の元日に若水をくんでお祝いし、平尾山や吾妻山へ登った事が、本当に思い出深く、いまでも胸に焼き付いています。ただただ感謝です。志賀先生、本当にありがとうございました。

 

志賀先生の詳細は「月と季節の暦」ホームページに掲載されていますので、ご覧いただければと思います。

 

 

 

今日は、九月九日【重陽】

 

明日は、九月十日【寒露】

 

【重陽】(九月九日)

五節供のひとつで菊の節供ともいう。九は陽数(奇数)の極で、九の重なるこの日を昔から中国では尊んで祝った。日本では菊酒や菊綿の風習が残った。

 

【秋分】(九月十日〜二十五日)

気が深まって、地上に冷たい霜が降りる。

 

第一侯「鴻雁来 こうがんきたる」

ガンが北の国から渡ってくる。

 

第二侯「菊花開 きくかひらく」

色とりどりの菊の花が香り高く咲き始めるころ。

 

第三侯「蟋蟀在戸 しっそつこにあり」

キリギリス(一説にはコオロギ)が家の中に入って鳴くころ。

 

「月と季節の暦 2019年」志賀勝発行

 

 

今日は、陽数の極みである「九」が重なる吉日とされ、菊の花をお供えしたり、各地で「おくんち」というお祭りが行われます。(場所に寄っては新暦で行われる)

 

「くんち」というと「長崎くんち」が有名ですが、重陽の節供として、神々今年取れた作物をお供えして感謝するというものだそうです。この辺りでも、平尾山のひとつである白山(吾妻山)に、日が昇る前にお参りするといい、という謂れがあったそうです。

 

 

 

気温も大分落ち着いてきて、朝晩は寒くなりました。先日、やっとすべてのジャガイモを掘り上げました。今年は20種類以上。写真はフランスの「シェリー」、日本の「はるか」という品種です。今は色んな種類があるんですね。

 

稲刈り、稲扱終われば、長野にはいよいよ長い冬がやってきます。それまでの秋のひとときを愉しみたいと思います。

 

一昨日は、八月廿ニ日【彼岸】

 

明日は、八月廿五日【秋分】

 

【彼岸】(八月廿ニ日)

先祖供養の日。秋分・春分を中日とした前後七日間という彼岸の日取りは、1884年以来のもの。春の七草に対応する秋の七草は、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ。

 

【秋分】(八月廿五日〜九月九日)

太陽が真東から出て真西に沈み、昼夜がほぼ均分の日。秋の彼岸の中日にあたる。

 

第一侯「雷乃収声 らいすなわちこえをおさむ」

このころから雷の音が聞かれなくなる。

 

第二侯「蟄虫坏戸 ちっちゅうこをはいす」

もろもろの虫が地中に隠れ、穴をふさぐころ。

 

第三侯「水始涸 みずはじめてかる」

川や田圃の水気が涸れ始めるころ。

 

「月と季節の暦 2019年」志賀勝発行

 

 

中秋の月では、各地でお月見が行われたようですが、佐久〈月〉の会でも月待ちの会を開きました。場所は、東側に旧臼田町を見下ろす高台にある喫茶店「さんぽやの四季」さん。眺めが良く、鈴虫の美しい鳴き声が店内に響き、店内にはオーナーさん直筆の絵画や筆文字などが沢山飾られています。美味しいお料理とフルーツティー、秋のキノコ入り具沢山すいとん、窓にはひときわ美しく輝く満月の絵を飾って下さっていました✨🌕✨

 

 

 

フナ寿司、プルーンのおはぎ、おまんじゅう、お漬物など、ご参加下さった方々の手料理も、とっても美味しく、「乾杯」のかわりに「ありがとうございます💕」と言って和かに杯をかわし、団欒しました。午後6時過ぎから東側の窓辺に移り、みんなで月待ちをしました。お団子、農作物、お花などがお供えされました。私は月待ちの準備が出来なかったので、お月様にあわうたを届けました。 

 

 

残念なお知らせですが、月の存在と奥深さを教えて下さった志賀勝先生が、8月14日にお亡くなりになりました。先生から、本当に多くの事を教えて頂きました。一足先にお月様に帰られた先生を偲び、月になった先生が復活する(昇ってくる)事を祈って、一音一音響かせました。

 

歌い終わる頃、まん丸の大きなお月様が顔を出して、一斉に声が上がりました。参加された方が、今までで一番素晴らしいお月見だったとか、心のこもった会だったと言って下さいました。お月様の一番美しい日に、志賀先生を想い、あわうたを歌わせて頂いたことを、私も本当にありがたく感じました。