突然夫のすい臓に5cm大の腫瘍が見つかり、スティーブジョブズと同じ膵神経内分泌腫瘍の疑いで摘出手して3ヶ月入院→肝臓に転移が見つかり転院して再手術しました。
大切な経験なので記憶に残しておくために記録に残しておきたいと思います。
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土地40坪 建坪32坪弱
2階リビング 2LDK
アラフォー夫婦+子
マイホームがSUUMOの注文住宅
雑誌に掲載されました♡↓
お久しぶりです。
先日、半年ぶり?にアメブロにログインしてみたらメッセージが...
病気が発覚された方からセカンドオピニオンについての質問でした。ずっとブログを放置してしまっていましたが、日によって百人以上の方に今も閲覧頂いているようで誰かの役に立てているならばよかったなと思いました
暫く、ブログを再開できなかったのには理由がありまして、
春に肝臓に転移した腫瘍の摘出手術が無事成功してホッとしたのも束の間
残念ながら僅か1ヶ月余りで再発したことがわかりました。
手術した時には肝臓の腫瘍が増加傾向にあり、検査するたびに腫瘍が増えていたのである程度再発については想定していましたが、術後の経過もよかったので、一年ぐらいは保つかなと楽観視していました。
けれど、術後1ヶ月後の検査結果を聞きに行くと画像にバッチリ小さな腫瘍がチラホラと...
先生からも、あっさり再発したことと、手術はもう不可と伝えられました。
私も夫もまさかそんなに直ぐに再発するなんて夢にも思っていなかったので気軽な気持ちでおり、診察前にはお気に入りの寿司ざんまいさんで美味しいお寿司を食べて「やっぱり美味しいねぇ♡」なんて、キャッキャうふふしていたのに一気に地獄に落とされた気分に...
夫はもうほぼ治ったものと思ってパイロットに必要な航空身体検査を更新させたいなぁなんて思っていたので、絶望感が半端なかったです。
それでも諦めきれずにお医者さんにその話をしますが、お医者さまからは
今はとてもそんな話しできる状態ではないこと
次の治療に直ぐに取り掛かる必要があること
最近認可された最新の放射線治療(ルタテラ)を行うか、まだ腫瘍が小さいのでオクトレオスキャン(NET腫瘍を見つけるための検査 NETがあると光る)で光らないかもしれない、光ればルタテラ治療
光らなければ飲み薬の抗がん剤治療を追加するという説明でした。
今、お尻に注射するソマチュチン治療も行っているのに(毎月10万ぐらい)、飲み薬はそれより高額らしいので毎月の高額医療制度ギリギリまで行きそう
ルタテラの治療も一本270万の薬剤を半年の間に4本打つらしい
夫には大変申し訳ないが、思わず諭吉の心配をしてしまう薄情な妻
一方でもう手術ができないと言われて落ち込む夫
でもお医者さんの説明は、今はどんどん腫瘍が増えている時期だから、また手術で摘出してもイタチごっこになる。化学治療を行なって腫瘍を抑えて、切れるようなフェーズになったら外科手術も考えるという言い方でした
ただ、夫にはその説明は耳に届いておらず、、
もう手術もできないぐらい末期なんだ
と受け取ったようです。
いくら訂正しても夫が受けた絶望感は変わらず...
ルタテラという放射線治療も非常に特殊で術後1週間は、1m以内に2時間以上他人と一緒にいてはいけないとか(被爆の危険があるらしく)子供との接触が禁じられてたり
治療の説明冊子を読めば読むほど落ち込み不安がますばかりな内容
夫は毎日ため息を吐きながら
あぁ、まだ死にたくないなぁ…
とボヤキながらも、現在はルタテラ治療の1回目が終わって来月2回目の治療に入ります。
髪の毛が抜けたり、肌がボロボロになったり、日々の体調の変化に一喜一憂しながらも何とか生きています。
とりあえず、治療以外では普通に会社に出社して働いて出張にも行ってますし、ご飯はやっぱりたくさんは食べれないですが、食事制限なく食べれていますし、体力はだいぶなくなっていますが、旅行にも行けています。
今後どうなっていくのか全然わかりませんが前向きに生活していきたいなと思ってます。
夫の病気のことを考えると不安で気持ちが落ち込んでしまいますが、
人は誰でも必ず死ぬことは決まっているので、
もしかしたら私の方が先に明日死ぬかもしれないし、いつ死ぬかは誰にもわからない。
そう考えると夫も私も同じ。
結局私にできるのは、生きていることに感謝しながら、日々つつがなく過ごすことなのかなと思ってたりしています。