私はあなたに もう一度だけでも、会いたかった、トンカさん(花森書林の店主さん)....(涙)。 | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。






《私は 彼女に もう一度だけでも、会いたかった》

7月22日 AM夜中3時頃....

私にとって、凍りつくような文章が
目に飛び込んできた...
その後、朝まで眠れない...

信じられない。あり得ない....
信じられない。あり得ない....

最近、ちょうど、あの元気そうな、
人懐っこい、彼女の笑顔を思い出してたところだった。
私より少しだけ年下の彼女。

嘘であってほしい...嘘であってほしい...。

彼女から届いたことのある手紙も 探して
引っ張り出した。
メールも、探した。

私は一昨年、母の他界後しばらくして
彼女にメールをしていた。
彼女のお母さんは健在だと思い込んでいて─。

そしたら....なんと彼女は高校生の頃に
お母さんを亡くしていたのだと
打ち明けてくれた....。

いつも明るく、ほがらかで
気さくだった彼女。
そんな苦痛を乗り越えてきてたなんて、
全然わからなかった。

と言っても私は、彼女には けっきょく、
生涯で 数回しか会えなかったのだけど...。

(初めて彼女の営む古本屋さんへ出向いたのは2009年だったと思う)

もっと、ムリしてでも 彼女に会いに行けばよかったな..
私はなんて大バカ者なんだ...

せめて もう一度だけでも、会いたかった....
亡き母の話、お互い、したかった...。

あぁ、なぜ病魔は あのような人を襲うんだ...??

彼女は、お店の店主としては今どきめずらしく、
ブログやらインスタやらの発信は
本当にしてない人だったようだ。

病気のことも、以前からわかっていても
ごく限られた人にしか
知らされていなかったご様子...。

私は彼女に、もう一度メールをしたいと思いながら、それさえ なかなかできなかった...
去年の私は 大変だったし...

彼女に会いたいという自分の願いを
かなえることができなかった...


彼女は....神戸・元町の
旧・トンカ書店(現在の花森書林)の
店主、森本恵さん。

身内でもなく 身近な友人でもなく、
ちょっとしか会ったことのない私でさえ、
この喪失感と虚しさ─。

どうすればいいだろう...?

『いい人生だった。悔いはない。』と
ご本人は言っておられたそうだけど、
お子さん2人残して逝くのは
当然、気がかりだったに違いない。

彼女が 一昨年 私に返してくれてたメールの中で、
心に残っているのは、
お子さんたちに対して...

どんな状況であっても
《産まれてきてよかった と思える人生を
歩んでくれたら、それで十分だと思っています。》
という言葉。

今思うと、あの時すでに、
早くに遺して逝かねばならないことを
覚悟されてたんだろうか─。

私のように、もっと彼女に会いたかった人は、
無数にいるに違いない。

 とにかく、
《人生で すごく 出会い難い人を
失ってしまった》... そんな気がしている。



(※この写真は、寺内町の「喫茶ナロード」にて。)

引っ張り出した、
過去にいただいてたお便り。
他にもフリーペーパーいただいたりも。



トンカ書店時代からの 歴史を振り返る展示が、
8月21日まで
花森書林さんで開催されてるらしいので
私も、思いを伝えに、行きます。

(お店は弟さんが継がれるそう)

ホームページ



....何事も、いつか いつか─と言ってたら
本当にダメですね...
頭をガツンとやられましたし...
私は、本当にショックを受けてます...
あまりに思いがけなさすぎる、突然の訃報...

せめてもう一度 彼女に会いたかった─
数回しか会えなかったけれど
(たくさん会えてた人がうらやましい...涙)
彼女は 本当に、人の話を聞くのが上手な人だった。
なんでも話したくなるような、そんな人だった。
私もずいぶんいろんな人に出会ってきたけれと、あのような人は 他にちょっと思い当たらない......

母の代わりは誰もいないように、
彼女の代わりも誰もいない─。

亡き父、亡き母への後悔とは
またまったく別の種類の 後悔を感じています..
こんな気持ちは初めてというか─。

私にとって 何か、大きな転機になりそうだし
転機にしなくてはいけない、
そんな気がしている─。

トンカさんは、「緑の小道さん、そんなに悲しまないで」って
言うかなぁ....
でも、悲しいんです、どうか、悲しませてね.....🙏

私は一度、トンカさんのお店に
一日中居座らせてもらって
人気の秘密をさぐるというか、
トンカさんの接客とかを見させてもらって
楽しみながら勉強させてもらいたいなぁ─なんて、思いついてたんだけど─
思いつきで終わってしまいました...

2019年から母が弱り出したし
2020年はコロナ騒動、そして翌年は
母が亡くなり、去年は私の心身が不調で─
でも、ムリしてでも 会いに行けばよかった─

行っても、トンカさんの心のお役に立てたかはわからないけど─😔
私は自分の願いを大事にできなかったということですね...

会いたい人や行きたい場所には
なるべく早くに行かないといけないな...

6年くらい会えてなかったと思う、トンカさん。
こちらのニュースの写真は3年近く前のだけど─。
やっぱり以前よりちょっとお痩せになってるような...


トンカさん、私も 思ったより早くに
そちらへ呼ばれるかもしれません。
もうこれ以上の喪失感は、ほしくありません─(涙)
いつか私も光の世界に行けたら、今度は
もっと親しいお友達になってくださいますか?
よろしくお願いしますね....

ありがとうございました。





(これも、喫茶ナロード)

★緑の小道店舗は、夏はとくに
ひとけのない、富田林寺内町で
ひっそり営業なので、皆様からの応援が頼りです。
存続のための募金のお呼びかけをしております。
私も、命ある限り、店主を続けたいのです。

どうぞよろしくお願いいたします🙇


母の他界後、ひっそりした住環境が
メンタルにわるいようで、2年近くになってもこたえています
こちらもよろしくお願いいたします🙇






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