母の旅立ち ② | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

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富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。



《母の旅立ち①》の続きです


https://ameblo.jp/tsukiakarinokomichi/entry-12692568919.html 





晴れ女だった母が 救急搬送された日から

ずっと 曇りや雨が続いてます。


私の心情とも合いすぎる雨。



母が あっけなく逝った後、

乗せるべき人のいなくなった車イスをながめて《 ぼうぜん 》 となった。


なんともいえない、脱力感と 喪失感と

後悔の気持ち─


(こういうのは本当に、経験ある人にしかわからないものだと思います。)





レンタルだから、返さないといけないけど、

なんだか返したくないような気持ちになる...。


見るのはつらいけど、

でも まだまだ持っておきたいような、

そんな複雑な気持ち。


母の専属ヘルパーとしての生活が

意外と短く終わってしまって...。


お礼も言ってくれるかわりに

不平不満も多い人だったし 

扱いにくいところあり、しんどく思ったりもしたけど...


私は もっと長く、ちゃんと、やりたかったみたい..。


車イスで もっと散歩もしたかったけど

ほとんど できなかった。


今は暑いから もう少し涼しくなったら....と思ってたのに。



こんなことなら、

店のことも、インスタも もっと休んで

 母のことにもっと専念すればよかった....と、

正直、後悔してます。


それは、母のためというより、むしろ、

私自身のために。



2年前に救急搬送され、

《非常に難しい状況》と言われて、

それでも助かった夜、

《これからはもっと母のことしっかり気をつけよう》と決めたのに..。


どうしても エネルギーが分散されてしまってた。


店を開けるとどうしても帰りも遅くなってしまって、私のストレスにもなってたし。



振り返ると、そもそも母は 

私が小学生の頃に心筋梗塞で救急搬送された。


(その時から30年以上、病院と仲良しの人生。 毎日たくさんの薬。

病気のデパートのようだった。)


それを思うと、ずいぶん長持ちしたほうだし、


2年前と、去年の夏にも命の危機があり、


《あの時に逝ってしまわれなくて よかった。》


と言い聞かせようとするけれど、

そんな理屈は 心にも 体にも通用しないようだ。



あまり後悔しないようにねと、

なだめてくれる人もいるけれど(ごめんね)、


私は、後悔の気持ちは 

ムリにねじふせなくていいと思う。


ちゃんと意味があり、

ちゃんと味わうために出てきてるのだと思うし。


悲しみも後悔も そのまま みとめて

そのままにしておきたいです。


10年経とうが、父のことだって、

いまだに後悔は残ってます。


それをムリに 無きものにしなくていいし、

できないと思っています。



お悔やみメッセージくれた方々、

ありがとうございました(涙)。



次回まだもう少し 

母に関すること書かせて下さい。






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