母の旅立ち ① | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。







生きてると 予想外なことばかり起きる。


2年前から 何度も 大変なことや

生命の危機が訪れても 

その度 助かってきた母。


何度も救急車を呼んだ私。


《救急車呼んだけど 助かるんやろうか?!》

というぐらい、危険そうで

私が大パニックになった時もあった。


先日も また様子がおかしくなり、

いつもの訪問看護師さんにSOS発信。


また救急車で緊急入院。


今回の入院は きっと短くて

すぐに戻れるような気がしたのに...


翌日、容態が急変し─


とうとう、話ができぬまに、

帰らぬ人になってしまった。


本人も、心の準備できてなかったと思う..。


今まで何度も危機があったのだし、

最近は正直、もうそんなに長くないかもしれないような雰囲気も感じていたけど...


それでも、あと何年か居てくれるようなイメージがあり、

この先もっと弱ったとしても 

私は世話する覚悟だったのに。


今回は 予想外な展開で、あまりにあっけない。


(でも 臨終の前にちょっと不思議なことがあったので、また今度書きます)


当日は 私は軽い頭痛と胸のドキドキで

全然眠れずだったけど

翌日はなんとか気力でふんばり

2日後には、喪主として

ひっそり 家族葬を無事に終えた。


でも、火葬の時などより、

主のいなくなって静まった部屋と

車イスを見るのが  一番つらいかな...。



そして、特記すべきことは、


私には 母の生きてる間に 

なんとかして実現させたいこと

(解決させたい問題)があったのだけど、

とうとう それができなかったこと─。


それが悔しい。


私の思いも行動も足りなかったのか... 

アクションが遅かったか..。


そんな私の懺悔(ザンゲ)と お礼の手紙を書き、お棺に入れてもらった。


父の時も 小さな手紙を入れたなぁと思い出して。



家族葬の日の朝、

冷蔵庫が いきなり壊れた。

17年も使ってたから いつ壊れてもおかしくないけど、

なんでまたそんな日に?💦


なんだか 合図のように感じた。


母と共にやってきた生活が終わりましたよ、

人生の新たな章が始まりますよ...

の合図だな、と。


亡くなる前日、

母が冷蔵庫を開けてた姿を

妙におぼえているので

冷蔵庫とのお別れさえ私は悲しく感じ、

掃除をしてからお礼を言って

ハグをして写真に撮った。


そして新しい冷蔵庫と引き換えに 

引き取られていった。



母と私は 正反対なところが多く


(喜怒哀楽のうち《怒》のエネルギーの強い人💦)

気質が違い、

確執や言い争いもあり....


芯から仲が良い親子ではなかったけど

これだけ長く暮らしたというのは

とても縁が深い魂なんだと思うし、


今世は 私の方が 母にできなかったことが大きすぎて... 不完全燃焼だから

きっとまた来世でも会いそうだな...。



なんだか まだ信じられないような心地だけど...


帰るべき場所へ帰るための 旅に出たのですね。


せめて 母と私の誕生月 10月までいてほしかったけど...。



今まで、母を知る人も知らない人も、

お気遣いいただいた皆様、

ありがとうございました。



何か少しお役に立てるかもしれない話や、

思い出話をまた書きますので

よろしければ おつきあいください。



※ 経験ありの方はご存じと思いますが

人の亡くなった後は色々と手続きやら

用事が目白押しですよね💦


メールしたい人とかいるのですが

ちょっとしばらくできないかも💦です。


代わりに投稿読んでいただけたら...と思います。


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お問い合わせください。








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