去る2日と3日は
緑の小道の小さなお話会、
こじんまりと させていただきました。
『モンテロッソのピンクの壁』と
先月一度読んでいました『ちいさいねずみ』もついでに読ませていただきましたが、
意図したわけではないのに、この2冊、
対照的な部分と 共通する部分があって、組み合わせて読み語りするのには
ぴったりな2冊でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/21/tsukiakarinokomichi/db/4b/j/o0457064014297826974.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181105/21/tsukiakarinokomichi/3d/62/j/o0360064014297826856.jpg?caw=800)
片方は 猫が主人公で、片方はねずみだし。
片方は、追い求めていたものがバッチリ得られたというような結末。
もう片方は、追い求めていたものそのものは、決して得られない、手の届かないものだったけど、
また別の幸せを発見したというか
自分の運命に出会ったという感じ...かな。
どちらも、本当にひたむきで、純粋に、
心の底からの憧れに従って行動したというところは、共通点。
そして、関連づけて、
石井ゆかりさんの文章や、
サマセット・モームの「月と六ペンス」の中の文章、
さらに片山令子さんの詩も読ませていただいたりしました。
当店の近くのお店、
「菜ごもか」さんでお取り扱い中の、
手作り雑貨の作家さんのお一人、
anguriさんが、お話会に参加してくださって、ご感想書いてくださいました。
ありがとうございました。
アットホームな、小さなお話会。
ちょっと面白いなと思ってもらえたなら
うれしいです。
リブログさせていただきます。
お話会は
9、10、11日は
宮沢賢治の「いちょうの実」
23、24、25日は
ゴフスタインの
「ゴールディーのお人形」
を予定してます。
お知らせ記事もうすぐ書きます。