お話会「モンテロッソのピンクの壁」「ちいさいねずみ」を終えて | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。



去る2日と3日は
緑の小道の小さなお話会、
こじんまりと させていただきました。

『モンテロッソのピンクの壁』と
先月一度読んでいました『ちいさいねずみ』もついでに読ませていただきましたが、
意図したわけではないのに、この2冊、
対照的な部分と 共通する部分があって、組み合わせて読み語りするのには
ぴったりな2冊でした。








片方は 猫が主人公で、片方はねずみだし。

片方は、追い求めていたものがバッチリ得られたというような結末。

もう片方は、追い求めていたものそのものは、決して得られない、手の届かないものだったけど、
また別の幸せを発見したというか
自分の運命に出会ったという感じ...かな。

どちらも、本当にひたむきで、純粋に、
心の底からの憧れに従って行動したというところは、共通点。


そして、関連づけて、
石井ゆかりさんの文章や、
サマセット・モームの「月と六ペンス」の中の文章、
さらに片山令子さんの詩も読ませていただいたりしました。


当店の近くのお店、
「菜ごもか」さんでお取り扱い中の、
手作り雑貨の作家さんのお一人、
anguriさんが、お話会に参加してくださって、ご感想書いてくださいました。

ありがとうございました。

アットホームな、小さなお話会。
ちょっと面白いなと思ってもらえたなら
うれしいです。

リブログさせていただきます。






お話会は
9、10、11日は
宮沢賢治の「いちょうの実」

23、24、25日は
ゴフスタインの
「ゴールディーのお人形」
を予定してます。

お知らせ記事もうすぐ書きます。