このタイトル、どこかで聞き覚えはないですか。
谷川俊太郎さんの詩、「生きる」の中の一節です。
(私は小学校の国語の時間で習いました。
本当は「かくされた悪を注意深くこばむこと」という表記みたいですが。)
ここ数年、この"隠された悪を注意深く拒むこと"という言葉が
私の脳裏によく浮かびます。
本当のことを知りたい、
それがたとえ悲しいことでも、
真実を知りたい、という気持ちが強い私。
ネットで調べ事ができるようになったのはまだ6年程前。
けれど様々なことを調べてきました。
知らなかったほうがよかったかもしれない と思うような事も多々ありました。
何を信じればいいのかわからなくなったり...。
全部が全部を信じるわけでもなく、
全部が全部を疑うわけでもなく。
自分のカンを信じる。
...そんなスタンスかもしれません。
新たな疑問が出てきたり。
これ以上どうやって調べればいいのかわからなかったり。
そんな中で、
"隠された悪を注意深く拒むこと"が
本当に大事だ...と思うようになりました。
たとえば....ハロウィンのこともそう。
私は、ハロウィンだけはずっと前から
あのキツイ色づかいからして すでに嫌いでした。
それでも、まだ、洋菓子店のお菓子や
花屋さんや、雑貨屋さんでちょっとグッズが売られてる程度で止まっていたのなら よかったですけれど...
先日も、渋谷での騒ぎをテレビで知って、やっぱり、ハロウィンだけは、日本に入ってくるべきではなかったな...と
とても残念に思います。
寺内町でも、3年前や2年前にハロウィンイベントはありました。
私も、一度はちょっと魔女っぽいかっこうをしながら協力したりしてましたが....(寺内町ではもちろん、こわいイベントではなかったですよ。)
けれど、ハロウィンの起源を調べると....(ドルイド教のおそろしい儀式)
やはり私は 今後は加担したくない、と決めています。
詳しくは書きません。
調べるって大事だと思います。
そして、私の、はじめの嫌悪感は、
(少なくとも私にとって)正しいものだったのだと感じました。
ハロウィンはほんの一例です。
隠された悪を注意深く拒むこと...。
今まで このような記事は書いてなかったと思いますが、今後は書かなくてはと思い、書いてみました。
癒しブログじゃなくてゴメンなさい。
ハロウィンじゃなくて、たとえば
サンジョルディの日とか、
5月1日(だったかな)にスズランを贈る...とか、ああいうイベントがもっと浸透すればいいのに...と思う、
本と植物好きの店主です。
11月9、10、11日は
お話会
宮沢賢治の「いちょうの実」
23、24、25日は
ゴフスタインさんの
「ゴールディーのお人形」を予定してます。
お知らせ記事はもう少しお待ち願います。