『ミーナの行進』....思い出を共有する人がいる喜びに憧れて.... | 富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林・じないまちの 本と雑貨 『緑の小道』日記

富田林市には大阪府唯一の重要伝統的建造物群保存地区の寺内町があります。古本&雑貨屋店主の日々の雑記や愛読書紹介のブログです。2021年に母を亡くした後から苦しい日々となり、心はまだ鬱状態で動悸もありしんどいですが、毎日なんとか乗り越えてます。



なんだかとてもたくさんの本を読んできたようにカン違いされている小道店主ですが、
全然そんなことないんです。
ほんとに。

今の日本の作家さんたちの名前も全然よく知らなくて、ついていけてないし...。
アメブロジャンル「本レビュー」のブロガーさんたち、すごく読書されてて、
すごいなぁ...と思ってます。

最近は、落ち着いてゆっくり読書する時間もなくなってしまったし、
もともと、ほとんど小説は読まない私ですが、
そんな中で、好きなお話、
『ミーナの行進』が久しぶりに入ってます。





手前に写ってる小箱は、
ふつうのマッチ箱のラベルをはがして
私が好きなように作り変えたもの。

過去にも記事にしてました。
「マッチ箱、変身」





『ミーナの行進』の中で、
病弱なミーナは
マッチラベルの絵からイメージをふくらませて、短いお話を作っているので、
ついでに私のマッチ箱も一緒に写してみただけです。


『ミーナの行進』については、
3年前に書いてた記事を
なかなか気に入ってます。

リブログします。

そこにも書いてありますが、
この本の感想としては、

「自分が大事に思っている思い出を共有する人がいて、
しかも同じように大事に思っていてくれて、それをまだお互い生きて語り合えるということは、とても幸せなことなのだろうなぁ...」

という思いが、今もわいてきます。


私はなんだかもう長いこと、
「あの時 ああだったなぁ」とか、
昔のことを誰かと語るという経験がないので...。

みんな 今を生きるのに必死だし、
たまに何かを話しても、
私だけが記憶していて、友人は忘れていて、「そうやったっけ??」みたいな感じで、話がはずまず、拍子抜けしたりします(笑)。


悲しいこともあるけど、
素敵なお話。

結末は悲しくなく、さわやかさがあります。

リブログ記事で興味もたれた方は
読んでみてください。