CDのリッピングやコピーは違法?合法? | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は5002文字です。(読破予想時間:約11分54秒)

 

僕が以前書いたブログ記事に『CDのコピーに関する罪の意識のなさと罪悪感の話』と言う記事があります。

 

◇CDのコピーに関する罪の意識のなさと罪悪感の話

 

その記事のコメント欄に、先日、CDのコピーが合法であると言うコメントが書き込まれたのです。

 

間違った認識なのか十分理解しきっていない知識なのか判別の難しい、取り敢えず不正確なコメントであり、少し攻撃的で中途半端な知識を振りかざした上に、「遺憾」だとか何だとか、失礼な物言いのコメントだったので承認せず、無視しようかとも思ったのですが、知的財産権や著作権の問題は、僕達音楽アーティストを含めた著作者にとっては非常に重要な問題だと思いましたので、一応、返信をしておきました。

 

しかし、一度は承認してみたもののこう言ったコメントは、ブログが荒れる元ですので、やはり、削除させて貰う事にしました。

 

そして、小さな個人対個人のやり取りではなくCDのコピーの是非について、正確な所を独立した記事に書く事にしたのですが、それがこの記事です。

 

そのコメント主は、CDのコピーは合法だと書いています。

 

しかし、CDのコピーは全てが合法と言う訳ではなく、合法の場合と違法の場合があります

 

コピーと言うのは、CD-Rだけでなく、音をリッピングして(抜き出して)、ハードディスクやUSBメモリーや携帯音楽プレーヤーやその他リムーバブルディスクなどに音声を書き込む事もコピーと捉える事が出来ます。

 

それら全てひっくるめて、ここではCDのコピーと表現しています。(この捉え方で正しいと言う事は日本レコード協会に確認済み)

 

 

CDのコピーが許される範囲と言うのは、あくまで「私的使用の為の複製」のみです。

 

私的使用の為の複製とは何かと言うと、正確を期す為に日本レコード協会のホームページから抜粋させて頂くと「私的使用のための複製とは、個人的にまたは家庭内か家庭内に準じる範囲で使用することを目的として行うコピー」とあります。

 

◇一般社団法人 日本レコード協会<私的使用の為の複製>

 

つまりは、自分で買ったCDをコピーして自分で使うのは合法

 

家族がコピーして聴くのも合法

 

家庭内に準じると言う部分は、同居していない祖父母などを含むのかなとか、叔父などが同居している場合など、いろいろと僕の頭の中には浮かびましたが、この部分に関しては、僕には、正確な範囲は分かりません。

 

気になる方は、どうぞ、日本レコード協会へお問い合わせ下さい。

 

<↓加筆・減筆修正部分>
 
友人知人への貸与とコピーについて、日本レコード協会に問い合わせた所、基本的には「合法だと言い切ってしまうとそれは間違いである」と言う事です。
 
つまりは、合法の場合と違法の場合があると言う、文章的には僕の書き方で間違いではない様です。
 
しかし、この記事では、僕は昨日の段階で「友人から借りたCDのコピーは違法」と書いてしまったのですが、それも逆の方へ言い過ぎていた様で、間違いだと言えると言う事です。
 
正確な所を言うと、友人から借りたCDを自分個人で楽しむ為にコピーするのはOKであると言うのが正解です。
 
ただその範囲は権利者の貸与権の及ばない範囲とされているそうです。
 
つまり、貸す側も片っ端から「貸して欲しい人は私に言って!」などと、貸しまくるのはアウトで、その人数は2〜3人からせいぜい4〜5人くらいと考えた方がいいとの事でしたが、実際の所、何人からと言う明確な数字は法的にも名言されてはおらず、裁判の判例にもなく極めて曖昧なのだそうです。
 
つまりは不特定多数であれ、特定多数であれ、たくさんに貸すのはアウトと曖昧なのだそうです。
 
そして、どこまでが親しい友人と定義するかも明記されておらず、その部分も曖昧だそうです。
 
しかし、明らかに知らない人・親しくない人達に何らかの方法で貸し借りするのはダメだと言う事です。
 
ここまでが、日本レコード協会に確認をとった日本レコード協会の正式見解であり、訂正部分はここまでです。
 
どうも、申し訳ありませんでした。
 
しかし、権利者の立場からすると、もっとしっかり法制限をして欲しいものだと思わざるを得ない結末でした。
 
命を削る思いで魂を込めた作品がこの程度の扱いとは。(-""-;)ウ~ン
 
いまいち、納得のいかない法律ですね。
 
デジタルが主流になってからいろいろ法整備は進んでいますので、これもその過程なのかなと思う様にはしてますが。
 
誰か、アーティストが裁判を起こして判例が出来ればいいって事も言えるんでしょうけど、僕程度の売り上げのアーティストがそんな事をしても、寧ろ、費用面で売り上げを上回って赤字になりかねないので、ここは売れっ子の皆さんに期待する事に致しましょう。(´∀`)ジョークヨ~ン
 
<↑加筆・減筆修正部分>
 

同じ借りるのでも、CDレンタルで借りたCDは、レンタル店に支払う料金の中に、権利者へ還元される料金は含まれている上、音楽用CD-Rなどのメディアには、コピーをした場合の料金も含まれていますので、レンタルCDのコピーは合法と言う事になります。

 

先程、紹介させて頂いた件のCDのコピーに関する罪の意識のなさと罪悪感の話』本文も、その法を理解した上で書いたものだと、自分では認識しております。

 

なので、この件に関しては、このブログのいかなる記事内でも議論するつもりもありませんし、他人の認識や解釈を知りたいとも思いませんので、疑問や異論がある方は、私ではなく日本レコード協会にお問い合わせ下さい

 

◇自分のブログの定義は自分が決めればいい

 

今回のこの件は、日本レコード協会のQ&Aのページにも詳しく分かりやすく掲載されていますので、是非、ご覧下さい。

 

◇日本レコード協会<音楽利用について Q&A集・コピー編>

 

 
ここからの話は、先述のコメント欄に書き込んだ人への言葉ではありません。
 
あくまで一般論ですので、誤解なき様お願い致します。
 
 

しかし、こんな風に中途半端な知識を振りかざして、他人を攻撃的に責め立て、場合によっては口汚く罵り、結果、間違っていても責任も取らず、こんな形で他人に尻拭いをさせる人って、どうしてこうも多いのでしょう

 

とにかく、自分の認識と違う事が書かれていると、「あれ!?自分の認識が間違っていたのかな?」などと自分の認識を疑う事もせず、相手が間違っていると決め付けて、即、その場で書き込んでいい加減な発言をアップロードしてしまうと言う、思慮のなさ

 

そして、誰かに不快な思いをさせた事や、深刻なデマを流布した事に対して謝罪もなければ、責任もとろうとしないと言うのが、こう言った人達のパターンです。

 

更には、こう言う輩は、いつも自分が誰なのかすら名前も正体も証さないと言うのも、スタンダードなパターンです。

 

こう言う連中の知識の入手先なんて、大抵はいい加減で、掲示板などで過去に何度か議論した事もあるのですが、大きく分けて大体3つです。

 

  • 何かどこかでそう聞いた事があり、ずっと、それが答えだと思っている
  • 周りの詳しい人がそう言っていたからと、自分では調べもせず正しいと信じている
  • ネットで調べたから間違っていないと、個人が書いたブログやSNSや何の信憑性もないサイトの情報などを信じている

 

ま、こんな所です。

 

特に、最後のネットで見たから間違いないってのは多いですね。

 

そして、日本レコード協会やJASRACなどの公式見解を貼り付けて来るのなら説得力もあるのですが、週刊誌レベルかそれ以下の信憑性のほとんどない怪しいサイトのURLを貼り付けて来る訳です。

 

そんなものを貼られたって、それを基準に議論なんて成り立つ訳ないだろう!と声を大にしていいたい気分です。

 

で、挙げ句の果てにURLと共に「もっと勉強して下さい」などと書かれた事もあります。┐(´∀`)┌ヤレヤレ

 

そんなサイトで何の勉強が出来ると言うのだろう。

 

実際、それを言ってる奴が、結果、間違っていたと言うのも事実です。

 

相手にその認識はありませんが。

 

ホント、飽きれるばかりです。

 

勿論、僕が間違っていて修正したと言う経験もありますが。

 

キチンとした信頼性のある情報と根拠を持って「ここ間違ってますよ」と知らせてくれるのなら有り難い話なのですが、有名なサイトであれ、週刊誌レベルの記事を貼られた瞬間、もう、その人と話す価値は正直ゼロだと思っています。

 

めんどくさい!

 

その一言に尽きます。

 

Wikipediaなどは確かに便利ではありますが、完全で正確な情報を得る為にはやはり、不確かな情報サイトと言わざるを得ないサイトですし、正確な情報が必要ないざと言う時には使えないサイトだし、もし、そんないざと言う時に使うとするならば、相当なリスクを伴うと僕は考えています。

 

今回の様な知的財産権や著作権が関わる話は、素人が考える程、単純に判別出来るものではありません

 

僕は、玄人ではありませんが、著作者であり、権利者ですので、一通り、その辺りの事くらいは勉強しています。

 

自分がいる世界のルールを知っておく事は、僕からすれば当たり前の事だと思っていますし、僕が、SNSで知り合った楽曲を正式にリリースしておられる人達は、やはり、音楽にまつわる法やルールには敏感でとても詳しい方が多いと言う印象があります。

 

何故か、そう言う詳しい人間に対して、客観的に見てみると、無知な恥ずかしい突っ込みコメントが多いのも確かです。

 

そんな時、論破されると奴らは、会話が全く噛み合なくなるくらい屁理屈と話のすり替えをしてくるか、見苦しい程関係のない話で中傷・攻撃を始めるか、或いは、「失礼しました」の一言もなく、とっとコメント削除してブロックして逃げるのです。┐(´∀`)┌ヤレヤレ

 

これも、奴らのスタンダードパターンです。

 

なので基本的には、こう言うのは、承認もしなければ、相手もしません

 

普段は無視です。

 

ま、今回は、こう言った内容でしたので、1回くらいキチッとした形でとりあげておいた方が「へぇ〜、そうだったのか」と言う認識をよりたくさんの人に持って頂くきっかけになるかもと思い、取り上げさせて頂きましたが。

 

 

とにかく、CDの扱いやその法律の話で他人に議論を挑むのなら、その前に、日本レコード協会に問い合わせをしなさいと言いたくなる。

 

そして、JASRACに関して、何の信憑性もないネットの噂話を広げる前に、知的財産の話や著作権の事が分からなければ、JASRACに直接尋ねなさいと言いたい気分です。

 

◇JASRACと音楽教室問題とアーティストについて

 

その上で「日本レコード協会に確認した結果、この部分はこうだった様ですよ」と紳士的に話してくれれば、ごく普通に「ありがとうございます」と言って、訂正するだけの事ですから。

 

ネットでいくら議論を挑んだ所で、そんな人はほとんどいず、結論なんか出る訳ないんだから、真実を知りたければ、とっとと、本職の日本レコード協会やJASRACに問い合わせた方が早いと思うのですが、どうなんでしょうね。

 

 

ま、今回はこんな所で。

 

 

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