「ライブどうでしたか?」と訊かれても褒めるしかない | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は2741文字です。(読破予想時間:約6分31秒)

 

ライブやライブ動画を観て、「ライブ(動画)どうでした?」って訊かれる事がよくあります。

 

そのバンドが実際に良ければ問題ないでしょうけど、イマイチだと感じた場合はどうでしょう?

 

みなさんは、直接、演者にこの質問をされて正直に答える事が出来ますか?

 

僕は、けっこう無理にいい所を探すかして、絶対に貶す事はしません。

 

てか、出来ません。(笑)

 

良かった場合は、訊かれずとも、こちらから積極的に褒めますので、訊かなきゃならないってトコまでいくと言う事は、そういう事だと察して欲しいものです。(-。-;)

 

今回は、そんな話ですが、そこまで深刻に思っている事ではなく、けっこう、気軽な半分笑い話の様な話ですので、そのつもりで読んで頂けると有り難いです。(*^▽^*)

 

 

ここ数年では、Twitterなどで、フォローされてフォローバックを返した直後に、直接メッセージを頂いて、「動画を観て下さい」と言われる事もけっこうある。

 

その全てを観てあげたりする訳ではないが、観た場合に「観ましたよ」と返すと「どうでしたか?」と返してくる場合がある。

 

これには、どうしても一瞬たじろいでしまう。

 

どうですか?も何も、「観た」以外のコメントがないと言う事がその答えだって僕なら思うので、いまいちだった場合、サラッと流すつもりで、観たと言う事実を伝えるのだが、相手にはなかなかそれが伝わらない様で、結局「どうでした?」と感想を訊かれる事がほとんどだ。

 

中には、「キツい事でも遠慮なくおっしゃって下さってけっこうです」とか言ってくる場合もあるけど、こちらの本音は「言えるか!」と言う気持ちだ。(笑)

 

以前、ライブハウスに身内ばかり呼んでも、絶対に身内は貶さないし、皆が褒めてくれるので、何の参考にもならないと書いた事がある。

 

◇アーティストに評論や批評はいらない

 

しかし、身内でなくとも、自分達の対バンの人だったり、自分達が見に行ったバンドの対バンの人だったり、SNSを通してだったりしても、直接感想を訊かれて、「いやぁ〜、ダサいっすね」とか「めっちゃ下手で聴くに耐えられなかったです」と言える者などなかなかいないだろう。

 

つまりは、彼らは、本当に無駄な質問をしていると言う事なのである。

 

 

お目当てのプロのライブやコンサートに言った場合は、当然、好きで足を運んでいる訳だから、ファンとしてスラスラと感想は出てくるのだが、よく知らない人達の場合も、どの立ち位置からコメントをしていいのかよく分からないのだ。

 

知らない人達な訳だから、こっちは当然、ファンと言う立ち位置ではない。

 

取り敢えず、「良かったです」とだけ言っとけば収まる場合もあるのだが、それを言うと、「どの部分が良かったですか?」とグイグイくる場合もある。

 

なので、中途半端な対応は更なる困惑を生む事になるので、やめた方がいい。

 

まず、初めて話す彼らが音楽歴は何年で、何を目指して音楽をしているのかで、こちらの感想も変わる

 

それを口に出すかどうかは別にして。

 

パッと聴いて、けっこうミスも目立ったけど、そこそこ上手いよな、くらいに思ってたバンドが、全員楽器を初めて1年にも満たない初心者バンドだと知ったら、自分の中での評価は高評価へとガラっと変わる。

 

「この連中凄い!」って気持ちを、素直を伝えたくなるだろう。

 

しかし、ほぼ同じ演奏で、「プロ目指して10年目です」なんて、言われると「練習してるの?」とか「ちょっと向いてないんじゃ・・・」って気持ちが沸き起こるだろう。

 

こう言ったバンドのスタンスやキャリアによっても、こちらの評価は変わる訳だが、彼らは、まずそこが理解出来ていない

 

素性も分からないのに、「どうですか?」も何もあったものじゃない。

 

確かに、スタンスも何も関係なく、視聴者を唸らせる圧倒的な演奏と言うものはある

 

しかし、その域にいる連中は、SNSなどで、「正直、僕らの演奏どうですか?キツい言葉でも構わないっすよ」なんて事は訊いてこない。

 

実力が一定の線を超えると、他人の評価なんか訊かずとも、自分達の演奏がどうなのかはキッチリ把握出来る様になるからだ。

 

上のリンク記事『アーティストに評論や批評はいらない』にも書いた事だが、その域まで行くと知りたい事は、自分達の事を好きだと言う人はそこに何人いるのかと、その好きだと思ってくれる人に、何処が良かったのかを訊きたい、ただ、それだけになるものなのだ。

 

だから、そう言う連中は、いちいち「どうですか?」などとは訊かないのだ。

 

 

さっきも触れたが、僕の場合、いくら訊かれても相手にダメ出しなんかする事は絶対にないし、また、出来ないのだ。

 

勿論、自分の生徒にそれを訊かれたら、ズバリ答えるが、今はもう教えたりする仕事はしていないので、生徒はいない。

 

そしてちょっと滑稽にも思えるのが、「どんなにキツい事でもかまないっすよ」って一言である。

 

そういう事を訊いて来る人って、本当に本音で喋ったら、アンタ心がバキバキに折れてしまうよって実力の人が本当に多い。

 

てか、そういう場合、褒める所を探すのも大変で、大抵の場合、歌も演奏も下手でどうしよもない独りよがりの曲だったりで、こちらが心の中で「そんな事言えないっす・・・」って心境で、本当に言葉選びに苦労するのだ。

 

 

なので、本音を知りたければ、知り合いの意見は参考にするなって事と、直接質問するなって事です。

 

てか、まず、訊かれたこっちが困ります。(笑)

 

そして、自分から訊けば、ほぼどんな人でも、褒め言葉を探して褒めてくれますから。(^_^;)

 

場合によっては、「自分達の歌と演奏が上手いか下手かも分からないのか!」とか「ステージ上で、観客の反応が伝わってきてるだろ!それもキャッチ出来ないのか!?」とか、それを訊く事でそんな風にどんどん心の中の評価が下がったりする事もあります。(-""-;)ウ~ン

 

それでも、口ではやっぱり褒めてたりします。(笑)

 

対面でなくとも、アンケートなんかをとると、例え下手でもいい所を探して褒めてくれる優しい人も多数います。

 

なので、熱烈に自分から「良かったです!」って表明してくれる人を待つのが一番正しい評価を得られる方法なのかも知れません。

 

ライブなどでは、本当に興奮して話しかけてくれますし、ネットでも本当に熱い感想を送ってくれますから。

 

あまりそれがなければ、認知度がまだまだ低いか、それ程、人の心を揺さぶれる域には達していないって事なのでしょう。

 

そんな風な事を今日はぼんやり考えてました。

 

以上になります。

 


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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