この記事は2840文字です。(読破予想時間:約6分45秒)
今日の話は・・・話は?・・話も?( ̄ー ̄;
以外とこういう話の方が人気があるのも事実なんですが、今日の話も、特にオチも結論も何もない話です。(笑)
読むならば、その覚悟でよろしくどうぞ。(。+・`ω・´)キリッ
僕が20代前半から中盤の頃、やたら、いろんなジャンルのバンドマンの知り合いが増えて、かなり、広範囲に顔が広くなってしまった時期がある。
僕は、ヘビーメタルには興味がないのに、ヘビメタの知り合いがたくさん増えたり、ちょっと本当の意味でヤバいパンクス達と親交があったりと、自分でも、どうしてこの手の顔見知りがどんどん増えてくのだろう?と首を傾げるしかない状況だった。
当時は、長い髪の毛を指して、「ロンゲ」なんて言葉はまだなく、長い髪の事は、「長髪(ちょうはつ)」と言うのが普通だった。
そして、今と違ってその頃は、一般の人で金髪や派手なカラーを髪に入れるなんて人はほとんどいなくて、バンドマン・ミュージシャンは、そう言う意味では、街中で目立つ存在だったのだ。
◇一般人てどういう意味?ってそりゃあーた
でも、街中では確かに目立つ存在で個性的な様に感じるかも知れないが、バンドマンが集まるスタジオやイベント会場の楽屋などでは、あまりに、派手な奴だらけで、逆に無個性に見えてしまうのも事実なのだ。
バンドマンだらけの場所では、却ってスーツ姿のありふれたタイプのビジネスマンの方が、間違いなくダントツに目立つ。
そんなバンドマンやミュージシャンだらけの中で、僕の中では、特にヘビメタはほとんどが同じに見えてしまうのだ。
正直、あまり興味がなかったからなのかもしれないが、彼ら同士では、お互い、どんな風に見えていたのか、僕には分からない。
そんな時代に、ひょんな流れで、ちょこっと親交のあるバンドと一緒に呑む事になるなんて事も、ちょくちょくあったのだが、ちょこっと親交がある程度の中途半端なバンドの場合、実は、全員の事をこっちが認識していない場合もけっこう多い。
僕は、顔と名前を覚えるのが、実は、あまり得意ではない。
そのせいもあるのか、そのバンドが全員、似た様な格好をしているからなのか、やたら存在感のあるリーダー的なメンバーは、名前も顔も知ってたりするのだが、他のメンバーの名前を知らないなんて事も、珍しくなかったりするのだ。
向こうからすれば、こっちは、単独の参加で、僕一人を覚えるだけで済むのだろうが、こっちは、4人も5人も覚えなくてはならない訳だ。
そして、こっちは、一人か二人くらいしか名前が分からない。( ̄ー ̄;
知り合って、少なくとも1年2年は経ってたりするのに、今更、名前を訊くなんて事は、ちょっと出来そうにない。(-。-;)
なので、出来るだけ、名前の分からないメンバーの名前を呼ばなくて済む様に工夫をするので、結局、名前は分からずじまいで覚える事も出来ずに終わるのだ。
そして、そういう奴は、やっぱりメンバーの中では、ぶっちゃけ影が薄い。( ̄_ ̄ i)
でも、バンドとはそう言うものなのだ。
一人か二人目立つ奴がいて、あとは、基本的に影が薄いメンバーで構成されている。
全員が目立つバンドなど、おそらく、成り立つのは相当難しいと言えるだろう。
名前を覚えていないとは言っても、彼らと一緒に呑んだりしているくらいだから、当然、スタジオなどでは何度も顔を合わせていて、何度も会話も交わしている。
そして、彼らが固まって一緒にいると、彼らの事をバンド名で認識は出来るのだ。
しかし、街中で影の薄いバンドマンに単独で話しかけられると、本当に、どこのバンドの何て言う人間かすら分からない場合があるのだ。
でも、顔だけは、確かに見覚えはあるし、知ってる奴なのだ。(-""-;)ウ~ン
当時の僕は、おそらく、今、これを読んでらっしゃるみなさんが想像するより遥かに、顔が広かった。
なぜ、それをここで書いたのかと言うと、顔が広過ぎて覚えられなかったのであって、僕が「アホ」なのではないと言う事を言いたかっただけなのだ!( ̄^ ̄)アホ、チャウシ!
顔と名前を覚えるのが苦手な事も事実ではあるのだが・・・。(^o^;)
影の薄いバンドマンには、おそらく、自分が影が薄いと言う自覚はない。
その証拠に、飲み会でもスタジオでも自分の事を事ある毎に「こんな派手な奴が」と言う言い方をする。
なので、彼らのプライドを考えると「影が薄いので、印象が残らない事を悟られてはならない、彼らを傷付けてしまう。」と言う意識が働く。
だから、絶対に、名前が分からないだとか、どのバンドのメンバーか覚えていないだとか、それを悟られまいと必死になるから、疲れるのだ。
その頃に僕は、ひき逃げ事故の被害に遭って、長期入院する事になった事があるのだが、意外にも、その中途半端な知り合いのバンドマン達が、噂を聞いて入れ替わり立ち代わり見舞いに来てくれたのだ。
バンドでまとまってきてくれたのなら、それなりにごまかし様もあるが、けっこう彼らは二人くらいの少人数単位で来てくれる事が多かった。
世の中、自分の都合のいい様にはなかなかいかないもので、やっぱりその中の数組は、影が薄い者同士で来てくれたりして、焦った事がある。
見覚えこそあるが、当然、どこの何てバンドのメンバーかも分からないし、名前もやっぱり分からない。
そんな影の薄いバンドマン達が、僕の事を見舞ってくれるなんて、意外すぎて想定外もいい所で、物凄く有り難くて嬉しい気持ちが溢れたのを今でもよく覚えている。
それだけに彼らに、名前すら覚えていないと言う事を知られてはならないと言う意識が強くなる。
彼らだけは、絶対に傷付けてはならない。
その為にも、最後までその事を悟られないと言うミッションを絶対にクリアしなければならないのだ。
ところが、その気になって集中していれば、少人数の場合、あっさりお互いが相手を名前で呼んだり、僕に説明する時に、相方を指差しながら「○○ちゃんがさ」などと言ったりしてくれるのだ。
中には、「お前」「こいつがさ」などと、一向に名前が出てこない場合もあったが、それも何とか僕が彼らに呼びかける時は「自分らさ」(←関西では、相手の事を「自分」と表現する事がある)などとまとめて呼んでみたりで、ごまかしたりして、何とか無事、全てミッションを乗り切る事が出来た。
今では、そんな交友関係もなく、そのほとんどがとっくの昔にバンドなんてやめていたりします。
まぁ、前書きで書いた通り、オチも結論もないただの僕の過去のエピソードですが、この世界に数分間でも入り込んで頂けたのなら、それは、筆者冥利に尽きると言うものです。≧(´▽`)≦
今日は、ふと、そんな事を思い出したりしてましたとさって話です。
それでは、また。( ̄ー☆
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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