この記事は1808文字です。（読破予想時間：約4分18秒）
以前書いた『バンドマンやミュージシャンのSNSは、正直面白くない』と言う記事を読んで、感銘を受けたと言うメッセージやコメントをSNSなどで、ちょくちょく頂きます。
◇バンドマンやミュージシャンのSNSは、正直面白くない
非常にありがたい事です。
しかし、その感銘を受けたと言う方の中に、時々、「ん！？」と思う様な内容を見つける事があるので、今日は、その補足記事を書いてみようかと思ってます。
一体、どんな時に「ん！？」と思ってしまうのかと言うと、どうやらその『バンドマンやミュージシャンのSNSは、正直面白くない』と言う元記事を読んで、告知そのものがダメだと思い込んでしまってる節がある様に見受けられるメッセージを頂く事があるんです。
明確にそう書かれていたメッセージがあった訳ではないのですが、「もしや、そんな風に誤解してる！？」と思えてしまう様なメッセージがあったもので、この記事を再度取り上げる事にしました。
しかし、この記事で書いたのは、告知そのものを否定するとか、そういう事ではありません。
告知ばかりのSNSについて言及したのであって、告知そのものについてダメ出しをした記事ではないのです。
ミュージシャンである以上、ライブや音源の発売や動画のアップなどの際、告知は必須だと思って間違いないと思います。
ただ、告知の頻度やタイミングややり方を間違うとしない方がマシな場合もあると言う、それだけの話です。
特にライブの告知なんかの場合は、無差別に告知を連発しても、その告知を見て、見ず知らずの人がライブに足を運ぶ事なんて、まずない事ですし、しつこくやればやる程、嫌われるだけだと言う事です。
要は、ライブがあるなら行こうと思ってた人達が、ライブがある事を知らなくて行けなかったと言う事を避ける為の告知と考えた方がいいと僕は思っています。
前に、他の記事でも何度か書いてますが、何処かの店などにチラシやポスターを貼らせて貰うのも同じで、僕は、そのチラシやポスターを見て、ライブに足を運んでくれたと言う人に、お目にかかった事は、まだ一度もありません。
◇自己顕示欲が強い事を自覚してコントロールする事が必要
SNSの告知を見て、知らないバンドのライブに足を運んだと言う人も見た事はありません。
単純に、宣伝を頑張ればお客さんが増えると考える人は多いみたいですけれども、現実は、そう甘くはありません。
せっかくSNSのアカウントを作って、そこから何か発信しているのに、誰も来ない告知記事ばかり書いてる暇があったら、その一歩前の段階の、自分達に興味をもって貰える記事を書く方が先なのではないでしょうか？
自分達にまだ興味も抱いていない人達に告知を連発すると、無視されるのがまぁ普通でしょうけど、酷い場合は、フォローを外されたり、ブロックまでされる場合もないとは言い切れません。
告知記事でも、労力はかかる訳ですから、これでは、わざわざ嫌われる為に、毎日、せっせと告知記事を打ってる様なものです。
そういう観点で、告知を打つタイミングや頻度、ターゲット層などを意識しつつ、もっと効果的に告知を打った方がいいのではないだろうかと言う話なのです。
僕もYouTubeなどに動画をアップしたり、音源を発売したりすれば、当然告知記事をアップします。
そして、YouTube動画に関しては、やはり、ブログやSNSで告知を打った後は、一時的に再生数が伸びる事が多いのは確かです。
動画の内容さえよければ、ネットにアップすれば勝手に再生数が伸びるなんて事はありません。
やはり、その動画がこの世に存在している事を世間に知って貰う必要はあるのです。
誰も知らない物は、存在してないのと同じな訳ですから。
かと言って、告知の頻度や告知の方法によっては、余計に嫌われる事になりかねないので要注意ですが、そこをうまくやれば、間違いなく動画の再生は伸びます。
この辺りは、ライブや音源の発売と違って、動画の視聴は無料ですので、効果は現れやすい様です。
但し、いくら無料の動画とは言え、相手の立場を無視した宣伝やしつこ過ぎる告知、騙し討ちの様なリンクで誘導する様なやり方をすると嫌われると言うのは、ライブ告知や音源宣伝の場合と同じなので、要注意です。
ライブ・音源の販売・動画や記事の更新情報など、それぞれ、その告知のタイミングや頻度や方法を変えていく必要はあると思いますが、告知そのものは、絶対に必要な事です。
そこを勘違いさせてしまってる可能性がある様なので、念の為、今回の補足記事を書かせて頂きました。
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