この記事は2327文字です。(読破予想時間:約5分32秒)
僕はどうやら、鼻歌が好きなようである。
まるで今気付いた様な表現になってしまったが、別に今気付いた訳ではない。
僕は歌い手なので、勿論、自分で鼻歌を歌うのは好きだが、そうではなく人が歌う鼻歌を聴くのが好きなのだ。
と言っても、当たり前だが鼻歌なら何でもいいと言う訳ではない。
上手い鼻歌と言うと、何を持って上手いとするのかが分からないから、敢えてぼんやりと言ってみると、「いい感じの鼻歌が好き」なのだ。
昔、バイトしてた時、そのバイト先にいたおじさんで、作業中によく鼻歌を歌うおじさんがいた。
そのおじさんの鼻歌は、とても心地よくて作業しながら、いつも、ついつい聴き入ってしまう。
ある時僕は休憩時間に、そのおじさんの鼻歌を「上手ですね」と褒めた事がある。
すると、おじさんは上機嫌で「よっしゃ、ほな歌ったろ!」と言って大きな声で本気モードで歌ってくれたのだが、どうもいまいちなのだ。( ̄Д ̄;;
別に下手ではないのだが、鼻歌程の味はない。
そう言えば、昔、付き合ってた彼女の鼻歌を聴くのも好きだった。
もし、この記事を他の元カノが見ていたら、皆、「私だわ!」とか思ってしまいそうでちょっと怖くもあるが、まぁ、見られる事もないだろうからこのまま進める事にする。ヽ(;´ω`)ノ
その子には、その事は伝えていない。
自然体で何気に口ずさむその鼻歌が好きだったので、意識させたくはなかったからだ。
その子は、少しだけアコースティックギターが弾ける。
彼女は、お兄さんに教わったと言う曲を、ほんとにたどたどしくではあるけど、簡単なコードを簡単なストロークで静かに鳴らしながら、鼻歌の様に歌ってくれた事がある。
僕が何曲か聴かせてあげると、自分も弾ける曲があると披露してくれたのだ。
その歌が、本当に染みたのだ。
本家の上手なプロの歌声より僕には響いたのだ。
こう書いてしまうと、その曲が何かは書けなくなってしまうが、歌とは本当に不思議だ。
上手い、下手で全てを語れない所が特に。
歌と言うより、音楽と言った方が正確な表現だろう。
子供の弾くたどたどしいピアノが妙に楽しい気分にさせてくれたり、カラオケでも音痴の方が場が盛り上がったり、ベテランバンドの演奏より、若手のまだまだ青いバンドの演奏に元気を貰えたり。
正直、そんな事を考え始めると一体何を目指して何をしていけばいいのか分からなくなりそうになる事がある。(-""-;)ウ~ン
僕は、今、全ての楽器を自分でレコーディングすると言うスタイルで活動してる、いわゆるマルチプレイヤーと言うやつなのだが、僕が、自分で意識してる核の部分は、さっきも紹介させて貰ったが、「自分は歌い手である」と言う事だ。
この先、自分の演奏する楽器では表現しきれない場合、誰か、他のプレイヤーに頼む事もあるだろうが、歌が歌えないから変わりに歌って下さいと言うのは、想像出来ない。
しかしボーカルの場合、性別が変わると話は別で、中には、女性シンガーに歌って貰えたらって思って作った曲はある。
ちょっと紹介させて貰うと『勘弁してよ!お願いだから<試聴する>』と言う曲で、僕のアルバム『解放(洋題:Liberation)』に収録されている女の子の気持ちを歌ったナンバーだ。
結局は、自分で歌って収録したのだが、いつか、女性シンガーに歌って貰えたら嬉しいと言う気持ちは今でも持ち続けている。
僕のボーカルスタイルは、地声で押していくスタイルで、ファルセットやミックスボイスを使った、甘い感じのスタイルではない。
しかし、どういう訳か、そう言うスタイルの人と同列に語られる事が多い。(-""-;)ウ~ン
まぁ、別にそれは構わないのだが、そう言うスタイルの僕も鼻歌を歌ってる時には、ファルセット(裏声)やミックスボイス(裏声と地声を間)を使って、口ずさんだりする事は多い。
曲を作る過程でちょっとメモ程度に録音する時も、大体、ほぼ鼻歌状態だ。
実は、前回の動画(下記埋込み動画)で歌った曲も、最初は、軽く鼻歌で録音してそれから広げて完成させたものだ。
◇Yodo Big River Blues(スタジオ弾き語りライブ)/皆見つかさ
代わりに原曲をご視聴下さい(2019.8.24追記)
◇Yodo Big River Blues/皆見つかさ
(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。』)
↑追記はここまで
実は今までも、たまにだが、仮録音の鼻歌の方がいい感じじゃないのか?って思える事があったのだが、それをスルーして普通に歌って録音してきたと言う経緯がある。
しかし、この曲ではちょっと鼻歌っぽく歌ってみようと言う気持ちが途中まではあったのだ。
でも、結局は普通に歌った訳だが。
実際に上手く歌えてるかどうかと言う視点に立って見ると、僕の場合、普通に歌った方が断然上手く歌えている。
そして、鼻歌を聴くのは好きだが、歌うのは普通に歌う方がスッキリする。
風呂の中とか、ちょっとした用事をしてる時など、何となくリラックスしてる時に、歌う分には鼻歌を歌うのは好きだが、「さあ、歌うぞ」って事でボーカリストモードの時に鼻歌ではストレスが溜まりそうだ。
そんな経緯で、結局、普通に歌って発表してしまったのだが。ヽ(;´ω`)ノ
しかし、鼻歌には本当に魅力がある。
こんな話を過去に何回かした事はあるのだが、賛同を得られた事は一度もない。
特に否定もされなかったが「ふ~ん(・・;)」って感じだけで、反応は薄かった。
こういう人って、おそらく少なくない筈だと僕は考えている。
僕の周りには今までいなかっただけで、きっといる筈だと。
それとも、僕だけなのかなぁ~。( ̄Д ̄;;
ちょっと、不安で寂しくなる・・・。(´・ω・`)ショボ~ン
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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