ボイストレーニング、録音のススメ | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は2809文字です。(読破予想時間:約6分41秒)

 

本格的に歌・声楽などを習った経験がある人や、シンガー(歌手)やボーカリストなら、ほぼ誰もがしている事で、わざわざ、人に薦める様な事でもないと思ってた事。

 

それが、発声練習の録音だ。

 

自分の歌っている声を録音して、それを聴いて修正するなんて事は、僕は十代からやっているし、コーラス部にいる同級生も同じ事をすると言っていたし、民謡や詩吟を習ってる大人達が自分の声を録音して、それを聴いて練習する風景も子供の頃に何度となく見た事がある。

 

声を出すんだから、うまくいってるかどうか、どこが悪いのかをチェックする方法としては、誰でも最初に思いつく事だろうし、実際にかなり有効な手段だ。

 

なので、こんな事はわざわざ薦める程の事でもないと思っていたのだが、どうやら、自分達の間で常識だと思ってる事でも、それが、皆の常識とは限らない様で、そんな事は一切しないと言う人も少なからずいる。

 

録音など一切しないと言う人達は、しないと言う明確な意思があった訳ではなく、その発想に至らなかったと言う人がほとんどで、僕も含めたいろんなボーカリストがそうしていると言う話を聞くと「いい事を聞いた」とか「今度から自分もやろう」とか、そういう反応が返ってくる事が多い。

 

今、これを読みながら、「そんな事知らなかった」とか「いい事は取り入れよう」とか、そんな人達に是非、ボイストレーニングの録音をお薦めしたい

 

 

今は動画の録画も、昔の静止画のカメラ以上に身近になって、生まれた頃から自分の声を聞く機会は豊富にあるので、もしかしたら、今の若い世代は自分の声を聞き慣れている人が大半を占めているのかもしれない。

 

そう言った現代っ子の感覚は分からないが、通常、自分の声を初めて聞いた人間は、それが、自分の声と思えないくらいおかしな声に聞こえるものだ。

 

僕達の年代の人間は、物心ついてから、或いは、大人になってから自分の声を初めて聞いたって人ばかりの世代なので、そう言った体験談はお互い共通でよく聞く。

 

自分の声を録音して聞いた事のない人が、知らない間に録音された自分の声を聞かされた場合、しばらくは自分の声と気付かない場合が多い。

 

本人の目の前で録音して聞かせた場合でも、余りにも予想外の自分の声に、皆、一様にショックを受ける

 

初めて自分の声を聞いて、自分に声に聞き惚れたって人には会った事はない。

 

どんな美声の持ち主も皆一様に、「自分の声はこんなにも変な声だったのか」と、初めて聞く自分の声にかなりのショックを受ける

 

そして、もう自分の声は聞きたくないと感じる人も結構いて、それは通過儀礼の様なものだった。

 

 

どうして、普段自分が話してる声を録音すると、別人の様な声に聞こえるのか。

 

これを、録音すると変な声に記録されると勘違いしてる人も少なからずいるが、それは違う。

 

他の人の声は、きちんと録音で認識出来る筈だ。

 

なので、あなたの録音された声も他人が聞けば、いつも通りのあなたの声なのだ。

 

自分の声が自分にだけ変に聞こえるのは、口から発した音を普通に耳で聞いているだけではなく、自分の顔と言うか頭蓋骨と言うか、とにかく自分の内部から耳へ向かって響く声と外から普通に耳へ入って来る声がミックスされて聞こえるので、ちょっと違って聞こえるのだそうだ。

 

要は、自分の声を最も正確に認識出来ないのは、自分自身だと言う事だ。

 

 

前置きが長くなったが、そういう意味で正確に自分がどんな声でどう歌ってるか、客観的に知る為にも、録音は必須だと言う話だ。

 

でないと、全然いい声なんて出ていないのに、自分ではいい声だと思い込んでいたり、あまり上手くもないのに上手いと思い込んでいたりって事に、長年気付かずに過ごすなんて事になりかねない。

 

そして、そう思い込んで得意になっている人は案外多い

 

気分よく、格好のいい歌い方をしてるつもりが、録音して聴いてみると物凄く間抜けだったり、聞き苦しかったりって事もよくある事だ。

 

そういう事を避けるのに、お手軽で簡単な歌のチェック方法が録音なのだ。

 

毎回でもいいし、時々でもいいが、自分の歌を客観的にチェックする事は必要な事であり、有効な事でもある。

 

 

簡単だと言っては見たものの、実は、方法こそ簡単だが、自分の歌を客観視して聴く事はそれ程容易ではない

 

このチェックに慣れてない間は、自分の声や歌い方をなかなか客観視出来ないのだ。

 

自分の歌を録音して聴く事に慣れてない初めのうちは、自分の声や歌い方の粗ばかりを拾って聴いてしまう人が多い。

 

しかし、慣れてくると今度は不思議な事に、自分が嫌だと思う部分を補正して聴いてしまう人が続出する。

 

人間の防衛本能の様なものが働くのか、これを聴いた人達にこう聴こえて欲しいと思う理想の形に補正して聴いてしまうのかもしれない。

 

冷静に、ありのままに聴ける様になるのは、その先である。

 

ただ、この事を分かってなくて、一生、脳内で補正フィルターを掛け続ける人も大勢いる。

 

それを知っていれば、いつかどこかで第三者の視点に立ち返って聴く事も出来るので、知らず知らずに自分で都合良くフィルターを掛けてしまう事があると言う事は知っておいた方がいい

 

 

最近は、MacのQuickTime Playerで記録しながら歌うのだが、録音も録画も手間は全く同じなので、動画で記録してチェックする様にしている。

 

音だけではなく動画で自分のボイストレーニングを録画する事は、以外にもいろいろ役に立つのだ。

 

例えば、僕はギターを弾きながら歌う練習をしている事が多いのだが、何となくギターを弾く手に違和感を感じると思って、ちょっと古い録画と比べて見ると、いつの間にか、ギターの位置が以前より随分低くなってたり、ちょっとした異変のチェックも出来るのだ。

 

楽器のフォームや歌う姿勢のチェックも勿論出来る。

 

ステージングやアクションのチェックだって出来る。

 

僕の場合、毎回は録画せずに不定期で、ある程度古い動画ファイルはどんどんゴミ箱へ捨てる様にしてるのだが、今、初心者の人の場合なんて、それを残しておけば上達具合も分かるし、記念にもなるし、いいかも知れない。

 

 

僕が初心者の頃は、真似をするアーティストを一人決めて、本人のオリジナル音源と自分の録音された歌声を徹底的に比較して、徹底的にコピーをした。


コピーと言っても、表面的にそっくりにモノマネの様に歌うのではなく、その発声方法や技術をコピーするのだ。

 

そこは絶対に勘違いしてはいけないポイントだ。

 

それも録音とオリジナル音源を比べると、自分のダメな部分が本当によく分かる。

 

そして、自分と一流のボーカリストの差もハッキリと認識出来て、天狗にならずに済むと言う利点もある。

 

 

冒頭にも書いたが、この話は、既に実行してる人にとっては、目新しさが全くない話だが、普段、ただ歌うだけのトレーニングをしている人には、必須と言えるくらい効果的なトレーニング方法なので、是非、試してみて欲しい。

 

 

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