この記事は3296文字です。(読破予想時間:約7分50秒)
頭の中で考える事と心の中で思う事を感覚的に区別がつかずに、混同してしまいがちだが、この2つは全く違う。
最終的には、心の中も頭へ持っていっていろいろ考えて結論を出すので、自分の事ながらこの二つは区別がつきにくいのだろう。
僕の場合、自分の心より、頭の中を優先すると後悔する事が圧倒的に多い。
勿論、これは人による。
この二つの違いでハッキリと分かりやすい違いはと言うと、心の中で思う事はより正直な自分でありエモーショナル(感情的)なもので、頭の中で思う事は、その感情をコントロールして自分を抑圧している場合が多く、世間の常識や損得・確率などを加味して理性的に答えを出そうとする場合が多い。
世間を見ていると、自分のしたい事ばかり優先せず、ちょっとは考えて行動しろ!と言いたくなる様な人間も少なくはない。
そう言う人の場合、心と言うか本能そのままに行動した結果、周りに迷惑をかけて後悔するなんて事が多い様だ。
自分の事に関しては、そういう事に気付いてから、頭と心のどちらを優先させるべきか考えて結論を出す事が多くなったので、後悔する様な事はかなり少なくなっている。
後悔と言っても、人生を振り返って大きく後悔してる様なものばかりを指している訳でなく、小さな範囲から大きなものまで様々だ。
そして、僕がそんなタイプなだけに、同類である誰かと少し付き合ううちに、その人が同類だと分かる場合も多い。
僕と同類とは勿論、頭の中を優先すると後悔する事が多いと言うタイプの事だ。
その同類と親しい場合、その人がそれに気付いてなければ、アドバイスをしてあげる事も多い。
しかし、アドバイスをしてあげた結果、本人が納得をしたとしても、いざとなるとなかなかそれを思い出せない様で、皆、けっこう苦戦する。
周囲に気を遣いすぎたり、他人の立場に立ちすぎたり、頭でグダグダ考えすぎたあげく、自分の心の叫びをスルーして結論を出してしまうって人は、案外多い。
それが、まだ一つ二つのうちは、「これで良かったんだ」だとか「自分さえ我慢すれば」などと、無理矢理自分の心を押さえ込む事も出来るが、度重なれば、心は耐えきれなくなってごまかしなんかは効かなくなる。
一気に後悔が押し寄せると、この先の人生にも大きな影響を与える事にもなるし、心が一気に崩壊へ向かう事もある。
世の中、理屈ではないって事も多い。
僕もそうだが、理屈で物を考えがちな、理論派の要素を持つ人間は要注意だ。
そして、周囲への気遣いが過剰気味な人は尚更、要注意である。
こういうタイプは、自分の心を労(いたわ)れない人も多い。
そして、この手の話をしてもなかなか自分の事だとは気付かなかったり、気付いても、いざとなったらその事を忘れたりしてしまう。
こう言った話に「あっ!私の事だ!」などと、即反応する人は何故だか不思議な事に、それとは真逆の、先述の本能のままに動いて頭でほとんど何も考えていない様な人がもの凄く多い。(-""-;)
その真逆のタイプの人達が言う、後悔・反省する事が多いと言う話は、僕達の様なパターンとは全然違う話だし、その手のタイプはまた、端(はた)からみる限り、余り反省も後悔もしないという印象が強い。
このタイプの人達が勘違いをした所で、特に状況の変化はないと思うので、これ以上、この人達の話を広げるのはやめておく。(;^_^A
男女共通の、ほとんどの人がいつか経験するであろう人生の最大の決断と言えば、やはり結婚だろうか。
僕は、今の所、結婚はしていないが、決断をした経験くらいはある。
特定の相手が決まっているとして、その人と結婚する事を「よく考えてから決断した方がいい」と言うアドバイスをよく耳にする。
このアドバイスは間違ってはいないと思う。
ただ、さっきから話している頭で考えすぎる傾向がある人は、考えるポイントを間違えがちなので、そこを少し意識した方がいい。
昔から、マンガやアニメで自分の心の中の天使と悪魔が出て来て、話し合う様な場面があるが、まさにあんなイメージで、心と頭で話し合えばいいのだ。
今、世間の世論で強いのは「愛なんかより条件」派の様に感じるが、これは好きと言う感情を優先して失敗したと感じた人や、条件を優先して良かったと思える人の意見だし、実際の経験からくる結論な訳だから、それは決して間違いではないと思う。
しかし、それが全ての人に当てはまるのかと言えばそうではない。
その逆もいない訳ではない。
貧乏でも好きな人と一緒になって良かったと感じる人もいれば、条件だけでは幸せになれなかったと感じて後悔している人も間違いなくいる。
それに極端な例を挙げれば、先日、お亡くなりになられた漫画家の水木しげる先生とその奥様も、先の見えない極貧の中結婚されて、二人で腐りかけのバナナを食べたりして飢えをしのいでいたらしいが、結局は大成功された訳で、そういう例もある訳だ。
僕は、これまでの人生、何だかんだでいつでも先を見て、やれ家賃だ食費だと貧乏な中でもいろいろ考えながら、ギリギリの生活ながらも先を常に見て、困らない様に自分で保険をかけながら人生を渡って来た。
しかしそれは生活に追われる事でもあり、音楽に割ける時間が減る事を意味する事であり、神経も削られて音楽どころではなくなる事も意味する。
僕は、こんな人生が間違っているんじゃないかと、この歳になってようやく得た結論が今の生活だ。
この世に生を受けた限り、心に従うべきであると言う事だ。
極めて常識人で真面目人間の僕が、今、真逆の価値観を持とうと奮闘している。
侍の切腹の心境も今は少し理解出来る様になってきた。
後先考える事を敢えてせず、ここまで子供っぽい行動をしたのは初めてだ。
これが正しいのかどうかは分からない。
でも、前にも書いたが、これで人生失敗に終わってもやりたい事をやったと言う事で、死ぬ間際に後悔はしないと思う。
例え、他の事で成功しようと、或いは、何の波風もない平凡な人生だろうと、やりたい事を夢だと諦めて生きた場合、絶対に、死に際に後悔していただろう。
かと言って、成功しなくてもいいと言う訳ではない。
音楽での成功は人生の悲願だ。
成功のない人生なんて辛過ぎるし、悲し過ぎるし、それを思うと心が張り裂けそうになる。
しかし、後悔と言う一点において、それはクリアされると言うだけの話だ。
音楽をやるだけやって成功のないままに残りの人生を歩むのは、きっと惨めだろう。
そして失敗に終わった悔しさは間違いなく残るだろうけど、何もせずに大した修羅場もなく、人生平凡に終わって後悔するよりはマシだ。
どちらの人生も、音楽での成功がないと言う意味では同じで、違いがあるとすればやったかやらなかったかだけだ。
自分にとっては、成功以外の人生は、考えられない。
しかし、玉砕覚悟の特攻も、玉砕のその最後の瞬間までやるべき事をしっかりと平常心を持ってやり続ける事の難しさ。
自分の精神力の弱さには、少し情けないものも感じる。
頭の中をそのまま書き続けたら、だんだん、物凄く重たい文章になってきた。
しかし、無名アーティストの脳内と日常と言う意味では、その覚悟についていろいろ語る事は、意義がある事だとも思うので、これをそのままアップしようと思っている。
この内容と、今までの記事で語って来た内容で、いまいち、話が合わないと感じた人もいらっしゃるだろうけど、ここまでの話に、どこも嘘はない。
説明不足で何を言ってるか分からない人だらけかも知れないし、違った意味に解釈される事も多いだろうとは思う。
その辻褄や、今の詳しい心境は、僕が成功した時にでも、成功談として話が出来ればしようかとも思っているので、聞きたい方は、応援しながら待って頂けたらと思います。
何かしら答えが出そうなギリギリの感じが今なのです。
それすら気のせいかも知れず、自分が間違ってたのか正しかったのか、正に五分五分と言う感じがしてます。
答えが出そうな事と成功するかどうかは全く別の話です。
ホントにインスピレーションだけの話なのですが。
本日の脳内は以上です。
前半と後半、少しテーマが違ったな・・・。(-。-;)
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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