皆さんこんにちは、秋元司です。いよいよ本格的な暑さがやってきました。ご自愛ください。
さて、7月は参議院議員選挙がありました。東京選挙区では、丸川珠代さんと武見敬三さんの二人が自民党公認候補としてお訴えをさせていただき、結果として2議席を確保できました。改めてご報告いたします。東京選挙区では定数が1増えた一方、20名の候補者が乱立する選挙戦となりました。その中で2議席を確保できたことは何よりだと感じております。今後2名の更なる活躍に期待したいと思います。比例代表では19議席獲得となり、我が党全体では57議席を獲得し、与党として過半数を獲得することができました。我々衆議院も含め、国民の負託に応える働きをしていきたいと思います。
今回の選挙戦の中で比例代表特定枠という新しい試みがありました。島根県と鳥取県、徳島県と高知県が合区となり、地域代表として候補者の選出ができなくなったことを受け、比例代表の2議席分を特定枠という位置づけとして置く事ができるようになりました。純粋な比例代表の候補者からすると、今回自民党が比例代表で獲得した19議席のうち17名だけが従来の比例代表としての当選ですので、18位、19位だった候補者には残念な結果となりました。比例代表特定枠と選挙区制度の併用の難しさを感じる場面でもありました。憲法により国会議員は国民の代表という位置づけから、人口比例により選挙区割りを行う必要があります。最高裁での判例で、1票の格差是正が出た事により今回の措置がとられました。今後憲法改正の議論が行われるとすると、地域の代表者がいることにより人口、行政区単位それぞれの文化圏を持った地域の視点が入り、これまでとは異なった選挙制度の在り方も考える事ができます。いずれにしても、新しい取り組みであり問題点も浮き彫りとなりました。今後も議論を続けていきたいと思います。
8月1日から臨時国会が開会されます、今回は参議院議長を決める事を中心とした国会になると思います。私は環境副大臣として現場を見て歩きたいと考えております。また、地元では、夏祭り等地元行事も多くあります、地元に戻りながら、地域の皆さんと意見交換を行い、地域代表としての働きもして参ります。様々な現場に赴きながら、皆さんの意見を伺う充実した8月にしていきたいと考えております。今月も頑張って参ります。