「今月の一言 令和元年9月1日」 | 秋元司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 皆さんこんにちは、秋元司です。9月に入り、いく分涼しくなって参りました。いかがお過ごしでしょうか。

またこの度の九州北部の豪雨被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 

 さて、8月は地域の夏祭りや、お神輿を中心に地元活動を行いました。また、海外への視察も行い、世界の事例を学び、国内の各現場を視察してまいりました。

 

8月30日には環境省として予算の概算要求を上げさせていただきました。この秋は、来年度予算の獲得や税制改正に向け挑みたいと思います。

 

環境省として、パリ協定を結んだ中において、CO2をいかに削減していくかという事を、これまで以上に呼び掛けていく必要があります。

 

特に2050年までにCO2を80%削減するという目標が掲げられる中、新たなイノベーションを起こさねば達成が難しい話です。地球温暖化を考えると、日本だけでなく世界全体でCO2を削減し、産業革命当時から温度上昇を2度以内に抑えるというプロジェクトを進めていかねば、地球温暖化の傾向が止まりません。

 

我が国も世界の国々と連携をとり、CO2削減について歩みを進めていく必要があります。その中においてカーボンプライシング、いわゆる炭素税ですが、世界の事例を学び、我が国にとって適切な形がふさわしいのかといった議論を始める必要があるという事を環境省として税制改正要望に盛り込む事といたしました。

 

これはそう簡単に決まる事でもありません、当然産業界からはこれ以上の負担が来るようであれば、国際競争力が落ちる等の声が上がると思います。しかし、我々の地球を守る必要があり、環境問題はこれから先、我々人類が生存することができる環境をいかに残すかという事が目標となります。

 

産業界にも新たなイノベーションを起こしていただきCO2削減にご理解をいただき、個人の皆さんにも家庭等で取り組んでいただくという事を進める社会を作る必要があります。

 

これが我が国にとっても大きな課題です。このような事をご理解頂く為にも、議論が始まります。皆様にもご理解を頂ければと思います。

 

 9月には内閣改造も執り行われます。この1年間環境副大臣として仕事に携わりました。内閣改造の流れで、私もしかるべきポストに変わることになるかと思います。

 

国会は10月召集の見込みです、国民の皆様の負託に応えるよう、今月も全力で頑張って参ります。