宿情報・ベトナム ~フエ、ホイアン、ムイネー、サイゴン~
≪フエ≫
『Binh DuongⅠ Hotel』
住所:17/34 Nguyen Tri Phuong St, Hue City
料金:AC付ツイン US$12
ネット環境:フリーWifi、宿にフリーPCあり
備考:プライベート温シャワー・トイレ、バスタブ、TV、冷蔵庫、バスタオル付き
おススメ度:★★★★★ Great!!
フエの新市街にある快適で、日本語を話すスタッフもいる宿。
シンカフェから徒歩3分、フォーン川まで徒歩7分と好立地。
部屋はツインでUS$8~15まであり、設備は様々。
安い部屋はFANのみであるが、US$10~はAC付。
夜は寝苦しいというほどではないが、湿気が多いのでACがあった方がBetter。
US$10も見たが、ちょっと薄暗く、窓も微妙だったため、US$12へ。
US$12の部屋の設備は、文句なし。
TV、冷蔵庫をはじめ、必要なものは全てある。
何泊でも出来る宿。
フエの観光にはバイクか自転車が便利。
バイクはすぐ近くで1日US$5で借りることが出来る。



≪ホイアン≫
『Hop Yen Hotel』
住所:103 Ba Trieu&694 Hai Ba Trung St, Hoi An
料金:FANツイン US$12
ネット環境:フリーWifi、宿にフリーPCあり
備考:プライベート温シャワー・トイレ、バスタブ、TV、バスタオル付き
おススメ度:★★★★☆ Good!
シンカフェのオフィスから徒歩30秒。立地重視で選んだ宿。
観光スポットが点在する中心までは、徒歩7分。
最初、部屋にクーラーがあったので、使用できるのかと思ったが、
チェックイン後、使用できないことが分かり、それを考えるとかなり割高だった。
ただ2泊だけたったため、移動がめんどくなり、そのまま滞在。
ACが使えなかったこと以外は、設備的には特に問題なし。
スタッフは愛想がよく、観光についても色々教えてくれた。
1階にはレストランがあり、それなりに安く、味もよかった。
YHのサインはあったが、カードによる割引はない。


≪ムイネー≫
『LyLy』
住所:シンカフェのオフィス(ムイネーリゾート)から西へ200mほど
料金:AC付ツイン
ネット環境:フリーWifi
備考:プライベート温シャワー・トイレ、TV、水のサーバー、バスタオル付き
おススメ度:★★★★★ Great!!
実は名前が不明(笑)併設のレストランはLyLyという名前だが、GHも同じかは微妙。
ただ、街の人にはLyLyとして知られているので、聞く場合にはLyLyと聞けばよい。
陽気なドイツ人がオーナーのGHで、海沿いではないものの、設備はGood。
ACやTVはもちろんのこと、水のサーバーが各部屋にあるのは嬉しい。
水はもちろん、お湯も出るので、温かい飲み物やみそ汁作れます。
部屋はダブル+シングルと広々。
シャワースペースはドアがなく、仕切りはカーテンのみなので、気にする人は注意。
それ以外は、特に気になる点はなかった。
GH内の中庭は綺麗に整備されており、奥には洗濯スペースあり。
洗濯機は使えないが、タライで手洗い可能。
宿でレンタル自転車&バイクが出来る他、簡単な食事なら併設のレストランでとれる。
ただ品数は少ないし、そんなに美味しくもないので、近くのお店に行くほうが良い。



≪サイゴン≫
『TiTi GH』
住所:40/12-14A Bui Vien St, 1st District
料金:AC付 US$15→13
ネット環境:フリーWifi、宿にフリーPCあり
備考:プライベート温シャワー・トイレ、バスタブ、TV、バスタオル付き
おススメ度:★★★★☆ Good!
シンカフェがあるデタム通りの1本裏手、GHが集まる細い路地の中ほどにある。
事前情報では、US$12で泊まれると聞いていたが、US$13からは値引きできなかった。
ただ、周辺の宿に比べたら、コストパフォーマンスはよいほうだと思う。
宿で紹介された部屋は4~5階だったので、重い荷物の人は注意。
部屋内はベッドの間隔が狭いものの、サイゴンの宿はどこも狭いと聞くので、
安宿の中ではマシなほうだと思う。
その他の設備については、特に問題なかったが、ただ排水溝の臭いが気になった。
雨のせいなのか、常時なのかは分からないが(毎日数時間雨が降っていたため)、
浴室内は、常時換気扇を回さなければならないほどだった。
宿の立地は便利で、旅人が集まるデタム通りがすぐなのはもちろん、
ベンタイン市場までは徒歩5分、統一会堂までは徒歩20分。
戦争証跡博物館は少し遠いものの、徒歩30分ほどだった。


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ベトナムのまとめ ~物価、宿、交通について~
≪物価≫
ベトナムの物価は、東南アジアの中でも安いほうだと思う。
代表的な物価は以下の通り。
水 0.3万ドン
コーラ 0.8万ドン
ビール 1万ドン
ベトナムコーヒー 1~2万ドン
屋台飯(フォーなど) 1~3万ドン
食堂 4~8万ドン
レストラン US$10前後(お酒含む)
安宿 シングルUS$5~8、ツインUS$8~15
レンタルバイク US$5~7/日
ガソリン 2~2.5万ドン/L
※2万ドン≒US$1≒81円
贅沢な暮らしをしなければ、1日2000円で十分過ごせる。
ただ、物価に比べて観光名所の入場料やツアー代金は高いので、
ガッツリ観光する場合には、1日3000円を目安にするとよい。

ベトナムで食べたフォーで一番美味しかったのは、フエで食べた屋台のフォー@1万ドン

食べよう食べようと思ってて、最後まで縁が無かった路上売りのパン。けっこうイケるらしい。
≪外国人価格≫
旅人の間では有名だが、前にも書いたように、ベトナムには外国人価格が存在する。
特に屋台などの値段が書いてない場所で食事する場合には、
地元民の2倍以上を請求されることも多いと聞く。
実際旅をしてみての感想としては、そこまで露骨な価格差は少なかった。
僕は3食のうち少なくとも2食は、屋台で済ませていたが、
法外な外国人価格を請求されたケースは少なかった。
もちろん僕が気づいてないだけかもしれないが、
大概、屋台で食べた麺類は0.8~2万ドン、ご飯モノで1~2.5万ドンだった。
でも、前にも話したように、結局違ったとしてもUS$1くらいの差なので、
自分が提示された値段で、そのご飯を食べたいか食べたくないかで決めるのがよいと思う。
このように考えたおかげか、僕的には食事に関して嫌な思いをすることはなかった。

一度だけ明らかに高い値段を提示されたが、隣にいた男性2人が仲介してくれた。Thank you!!
≪ベトナム人について≫
これまた有名な話だが、旅人の間ではベトナム人の評価がそんなに高くない。
というのも、ベトナム人はすぐ嘘をつく、騙す、誠意がないからだと聞く。
僕も、ラオスからの国際バスのスタッフの対応を見たとき、
『みんなの言うとおりだ』と思い、これからの旅に気合いを入れたが、
ベトナムに入ってからは、嫌な思いをすることはなかった。
たしかに、サービス業に携わる人々のやる気のなさ&笑顔が無いことは残念だが、
それは別に他の国でも言えることで、特にベトナムが・・・というわけではなかった。
あと、よく聞くつり銭をわざと間違える話についても、僕は一度も遭遇しなかった。
運がよかっただけかもしれないが、ストレスなく旅することができてしまった。

ベトナム人は、軒先や店先で井戸端会議をするのが大好き

夜の公園は、若者のたまり場

ベトナムで人気の足で蹴る羽根つき

ベトナムでよく見かけたのが、カードゲーム。もちろん賭け事で、溜まっているのはいつも男性。

表で女性が働いているのに、裏でカードゲームを興じるベトナム人男性。もっと頑張ろっ!!

あと中国版軍人将棋も人気だった。街中でけっこう指しているところを見かけた。
≪宿について≫
ベトナムの宿は、基本的にシングルが高い。
FANの部屋でも1泊US$5以上するのに対し、
ツインだとUS$10~12も出せば、クーラー・TV付きの快適な部屋が借りられる。
僕は運よくずっと部屋をシェアできたが、
一人旅の人は、安く、なおかつ快適に宿泊したい人は、パートナーを見つけるべし。
ちなみに、ベトナムではドミトリーは少なく、あってもシングルと料金はあまり変わらない。

TVではほとんどの場所でNHKが写る。その他スポーツチャンネルも多彩で、MLBも観れた。
≪ベトナム内の移動≫
ベトナム内の移動で一番楽なのはオープンバスだ。
これは各旅行会社が運行するバスのチケットをオープン発券したものだが、
ハノイ・サイゴン間を一度買ってしまえば、行く先々でその都度日付を指定して予約すればよい。
ベトナムの旅行会社で一番有名なのがシンカフェ(シンツーリスト)。
歴史・実績共にベトナム一の旅行会社で、外国人観光客の利用も多い。
その他、ハンカフェなど現在はたくさんの旅行会社がバスを運行しており、
他はシンカフェよりも安いのが魅力。
ちなみに、僕は中部のフエから入り、予定も大体予測できたので、オープンではなくFIXで手配した。
手配した会社は全てシンカフェで、それぞれの区間の詳細は以下の通り。
フエ→ホイアン/Seat 8時発12時半着(所要4時間半)
ホイアン→ニャチャン/Sleeping Bus 19時発翌6時着(所要11時間)
ニャチャン→ムイネー/Seat 7時45分発12時着(所要4時間15分)
ムイネー→サイゴン/Seat 9時発14時着(所要5時間)
料金は、フエからムイネーまでが通しで48万ドン、ムイネーからサイゴンが9万ドン。
ちなみに、他の旅人がホーチミンからハノイまで通しのオープンチケットを買おうとしていたが、
通しでUS$38と旅行会社の人に言われていた。
その他の交通手段としては列車があるが、
寝台車両だとバスよりも料金が高く、3等の座席ならバスより安いが超ハードシート。
各駅も市内に近い場所にあるとは限らないので、中心部に行きたい場合にはバスの方が便利。

ベトナム全土にバスを運行しているシンカフェ。バス運営の他、GHやホテル、レストラン運営もしている。

シンカフェのスリーピングバスは、思った以上に快適だった。ただ一番後ろは5人シートなので注意。
≪市内移動≫
市内観光の足としては、徒歩、自転車、シクロ、タクシーなど色々あるが、
ぜひおススメしたいのが、レンタルバイク。
僕は、フエ、ホイアン、ムイネーの3都市で借りたが、ほんと楽しかった。
バイクでしか味わえない自由かつ中距離のドライブに、思わずはまってしまった。
各都市では100ccのオートマ車(原チャ)を借りたが、だいたい1日US$5。
バイクを借りることにより、30km圏内の郊外にも足を延ばすことが出来るため、
観光の活動範囲は、かなり広がるはず。
ベトナムの交通ルールは、思ったより酷くなく(他の途上国と同じくらい)、大都市以外なら問題ないと思う。
※さすがに、サイゴンではレンタルしようとは思わなかった
ちなみに、レンタルに必要なのはお金と滞在先GH名くらい。
国際免許やクレジットカード提示はいらないが、保険に加入していないため、運転には細心の注意を!!

ベトナムの日差しは強いので、注意!!現地人はみんなこんな格好です。女性は特に完璧だった☆★
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絶品サイゴングルメ!!日本の○○が格安で食べれちゃいます^^
ベトナム最大の都市・サイゴン(ホーチミン)。
シンカフェのあるデタム通り周辺しか行動していないけど、
その狭い範囲内だけでも、町や人に活気があることは、よく分かった。
デタム通りや北にあるファンググーラオ通りには、西欧風なカフェやレストランがたくさんあるが、
一歩路地や細い道に入れば、そこはもうベトナム人の生活圏。
狭い路地に、屋台や食堂が所狭しと並ぶ姿は、ほんと雑踏という言葉が良く似合った。

デタム通りの周辺にも、路地がいっぱいあった

一方で、マカロンを扱うお店や高級パン屋など、フランスのものを扱うお店もたくさんあった
そんなサイゴンのグルメをちょっと紹介。
まずは、やっぱり屋台や路上の食べ物。
1食1~4万ドン(US$0.5~2)で食べられるご飯だが、どれも絶品。
ほんとハズレがなかった。





ここサイゴンはベトナム最後の街ということで、ちょっと良いレストランにも。
『ホアンイェン』
デタム通りから徒歩5分くらいにある、ファッションビル・ゼンプラザに入っているお店なんだけど、
元々ベトナム料理に定評のあったレストランのビュッフェスタイル店。
夜のビュッフェ料金は、平日19.9万ドン、土日21.9万ドンと安くないものの、
有名無名のベトナム料理が時間無制限で食べ放題!! ※ちなみに昼は14.9万ドン
いつもは高いと思って手の出ない海老だって、蟹だって、食べ放題です^^
さあ、2食分はお腹をすかせて、Let's go!!
※このお店の詳細は、ベトナムナビのページを参照ください











そして、最後にご紹介するのが、こちら!!
『牛陣』
名前からも連想できると思うが、ここはしゃぶしゃぶ&すき焼き食べ放題のお店!!
日本の『但馬屋』がプロデュースするお店で、香港、上海、台北のアジア4カ国に店を構える。
ベトナムでは、今のところここのみで、近々出来る日航ホテルに2号店を出店予定だという。
肉や野菜はもちろんのこと、ポン酢やゴマダレも取り放題!!
『えっ、そこ??』
って突込みがきそうだけど、この2つはマジ大事。
牛をしゃぶしゃぶして、ポン酢につけて食べた一口目・・・
マジ感動したからね。
あと、他にも感動したのが接客の対応。
日本では当たり前であるが、こっちがお願いする前に、
ダシ汁が少なくなったら足す、お茶がなくなったら注ぐといったサービスをしてくれた。
しかも常に満面の笑顔で^^
久々の日本流の接客に、またまた感動☆★
日本の接客のレベルの高さを、改めて思い知った。
ちなみに、料金はしゃぶしゃぶだけだと25万ドン、すき焼きだけで28万ドン、両方で30万ドン。
ただすき焼きは、海外でよくある割り下が多いタイプで、まるでしゃぶしゃぶのように煮ることになるので、
僕はしゃぶしゃぶのみをおススメする。
※立地はデタム通りからだと、ブイビエン通りを右折。そのまま突き当りまで進み、左折したところ。徒歩5分。



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ただただツラかった負の記憶 ~ベトナム戦争証跡博物館~
この旅で、僕は近代史の『負の遺産』『負の記憶』と呼ばれる場所にいくつも訪れてきた。
アウシュビッツ、旧ユーゴ、中東、パレスチナ etc・・・
どれも辛く、目を覆いたくなるようなモノばかりであったが、
今回ご紹介する博物館は、その中でも今までで一番辛く、心をえぐられるような感じだった。
『ベトナム戦争証跡博物館』
そう、先日行こうとして、臨時休業だった博物館だ。
どうしてもここだけは行っておきたくて、プノンペン行きのバスを午後便にして訪問。
さすがに2度もテクニカルエラーはないだろうと思っていたが、着くまではけっこうドキドキだった。

無事開いてて一安心^^
博物館のゲートで入場料(1.5万ドン)を払い、早速中へ。
まず目に入ったのが、庭に飾られてある当時の戦車や飛行機、ヘリなど。
この日は日曜だったからか、ベトナム人がたくさん来てて、みんなキャッキャッ記念撮影をしていた。

僕は、特に興味がなかったので、さっそく館内へ。
2階に上がり部屋に入ると、いきなりおびただしい数の写真に目が奪われる。
よくある軍やフリーの戦場カメラマンが撮影した戦争時の写真なのだが、
今まで見てきた展示の中で、一番ありのままを伝える内容になっていた。
そう、ありのまま=エグイ写真。
殺された地元民、銃を片手に喜ぶ兵士、逆に悲しむ兵士、そして泣く子供たちの写真・・・。
何もかもがありのまま描かれている。
※以下は軽いものだけ載せてます





当たり前のことであるが、僕らの世代は戦争を知らない。
教科書や映画などで、知識は得ているものの、現実を知らないためほとんど実感はない。
ただこの博物館の写真は、そんな僕らでも戦場に居合わせているかのような感覚を与える。
展示されていた写真の中で、最も心に残っているのが、枯葉剤による人体影響を記録した写真だ。
枯葉剤については周知のとおりだが、人体への影響は想像を遥かに越えていた。


日本でも有名なベトちゃん、ドクちゃんのような結合双生児や元々腕のない子供。
頭や骨が変形してしまい、体のバランスが保てない人や口裂傷など、枯葉剤の疾病は15にもおよぶ。
これらの影響を記録した写真も、もちろんありのまま展示されている。
※ショックが大きかったため、これらの写真は撮っていないが、結合双生児のホルマリン漬けなどもあった
これらの写真や展示を一つずつ見ていったが・・・
ただただ辛かった。
胸が痛かった。
苦しかった。
戦争をありのままに伝える博物館。
ほんと見るのは辛かったが、他国の博物館もこの博物館のように、
もっと戦争をありのままで伝えていいと思う。
たぶん日本にも戦争の記録はたくさんあるだろう。
戦争を知る人間が少なくなった今だからこそ、日本でもこういった博物館が意味を成してくる。
『知ることは、考えることの第一歩である』ということを改めて思い知った。

建物の1階で人だかりがあったので覗いてみると、枯葉剤による健康被害を受けた人たちが物販していた

モノは買わなかったので募金をすると、車椅子に乗った男性が笑顔で握手をしてくれた

博物館を出た後、五体満足の人がいること、木に葉っぱがあることなど、普通の世界にひどく安心した
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ネイチャーテーマパークへようこそ ~メコンデルタ・ミトー~
本来なら、2泊でサイゴン(ホーチミン)を出発しようと思っていたが、
最後にもう一度だけメコンを見たくなり、延泊してメコンデルタのツアーに参加した。
メコンデルタとは、メコンの河口付近の三角州地帯をいい、メコンの最下流である。
ラオスから続いたメコン沿いの旅もこれが最後。
今回がメコンの見納めということになる。
メコンデルタへは、個人でも行くことが出来るが、接続が悪く、時間がかかるため、
サイゴンからツアーで訪れるのが一般的。
サイゴンからのツアーは、日帰り、1泊2日、2泊3日とあるが、
さすがに船の上での生活はもうしたくないと思い、日帰りツアーに参加。
事前にツアー内容を調べると、参加するミトーへのツアーは、
かなりのツーリスティックなツアーらしく、評判も賛否両論。
でもまあ、たまにはそういうツアーに参加するのもありかなと思い、
またまたシンカフェで申し込み(US$12)。
朝8:30にシンカフェ前で集合して、いざ出発。
バスは1時間半もたたないうちにメコンに着き、ここからは観光船に乗り換え。




河口付近のメコンは、当たり前だが川幅はかなり大きく、『大河』と呼ぶに相応しかった。
※この辺りのメコンは3つに分かれており、その中州にある島などを今回は巡る

メコンを望みつつ、船がいくつかの停泊所に止まるのだが、その内容はまさにツーリスティック(笑)
久々に、こんな観光観光したツアーに参加させてもらいました^^
※巡った場所:ライスペーパー工場、民芸品工場、蜂蜜工場、ココナッツキャンディ工場








工場を巡る合間には、ちょいちょいアクティビティもあって、
昼食ではメコンの魚を食べたり、船を乗り換えて手漕ぎボートに乗ったり、民謡を聴いたり・・・。








そして極めつけは、馬車移動。
『なぜここで馬車??』と思ってしまうくらいのタイミングだったので、
仲良くなったツアー客と、あまりの脈絡のなさが可笑しくって、ゲラゲラ笑ってしまった。


最後はまた観光船に乗って、バスを降りた場所まで戻る。
たぶん、現地にいた時間は5時間弱だったと思うが、内容盛りだくさんなツアーだった。
たしかに旅人が求めるような現地人との関わりはないし、現地の生活の営みにもほとんど触れられなかったが、
アクティビティ、エンターテイメントという面では十分楽しませてくれたツアーだった。






ということで、メコンとはこれでお別れ!!ラオスからほんとお世話になりました^^
≪ツアー情報≫
ツアー名:メコンデルタ1dayツアー Mitho&Ben Tre
旅行会社:シンカフェ
料金:US$12
時間:8時30分~17時(終わりの時間は交通状況により遅れることあり)
ツアーに含まれるもの:往復の交通、昼食、英語ガイド、水
含まれないもの:昼食時のドリンク
感想:
上にも書いたとおり、かなりツーリスティックなツアー。
そのため、地元民との触れ合いを求める人にはおススメできない。
テーマパーク感覚で行くのが一番いいと思う。
ツアー参加者は、アジア系がほとんどで、白人は1割ほど。
韓国、中国、香港、台湾、マレーシア、シンガポール、タイなど東~東南アジアの主たる国の人がいた。
驚いたのは、英語のスピーキング力。若い世代はもちろん、おじいおばあの年代まで英語が達者。
日本人も負けてられません!!
ちなみに、メコンデルタ1dayツアーには、他のルートとしてCaibe行きがある。
このツアーでは、水上生活者や水上マーケットを見れるのだが、行った人によるとイマイチだったらしい。
デルタ地域の水上生活者や活気のあるマーケットをしっかり見たい人は、1泊以上を選ぶと良い。
料金はCaibeがUS$14、1泊がUS$31で宿泊料込み(←の料金は、全てシンカフェのもの)。
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